legno-Diario-自閉症児は不思議生命体-

~自閉症のすーさん(小学1年生)といい婆さんのなんでもかんでも~

ラッピング

2008-07-05 19:23:58 | すーさん

自閉症すーさんは小学1年生。
入学してから、すーさんなりの成長も数々あった。

そして、ここの所、すーさんの「きちんとさん」のバリエーションが増えた。

その1つが・・・


























高度なラッピング技術である。

別名:「拉致られスタイル」の完成。

このスタイルは非常に暑いので今の季節には不適切である。


あぢーーーーー



すーさんの小学校

2008-05-16 17:38:17 | 小学校

嵐の入学式 から始まって、

身体測定、視力検査、聴力検査、検尿、ギョウ虫検査、

心電図、内科健診・・・

1年生を迎える会 に 歩き遠足

ゴールデンウィークを挟んで 家庭訪問

小学校以外に保育クラブ(学童)に脳波検査・・・


うちの自閉症児すーさんは生まれて初めてこんなに時間の流れの速い世界を体験したことじゃろう。


4月某日、すーさんが自分の名前を上手く書けた日、
角之進先生は厚いファイルを持ち帰らせてくれた。

ほんの短い時間の小学校生活の中ですーさんが自分の名前を練習したものがファイリングされていた。

角之進先生赤く大きなを見て婆さんは単純に嬉しかった。

今まで、すーさんに見せてきた絵カードの「○」と「×」とは

全く異質の赤いである。


家庭訪問は、2時間以上にも及んだ。

角之進先生がバックから取り出し見せてくれる手作りの作業課題の数々。

うら若きサニー先生が作ってくれたどうぶつの森のパズル。

それも、ただのパズルじゃない。

売り物のようにきれいでシッカリしていた。 

いい仕事してますがな、サニー先生


描画が嫌い、書字が苦手、音楽も耳塞ぎ多数、給食の所要時間約1時間。

ここだけ聞けば、すーさんにとって学校は

「イヤなところ」とインプットしているだろうと思ってしまうのじゃが・・

すーさんはちょっと違う。

先生方が自宅のチャイムを鳴らしてくれた時から

「歓迎」「WELCOME」状態


話の間に割り込み

「角之進先生!!」

「サニー先生!!」

と、DSを置いて声をかける。

その呼びかけに あの 角之進先生

メッチャ柔和なスマイルで応えて下さる。


今後のブログ進行上、

角之進先生サニー先生のアイコンを作ろうと思ってイメージを固めていた婆さんじゃが、

この角之進先生スマイルを見て

「待った!」がかかった。



小学校ではこれと言って得意技を見せていないすーさんではあるが、

2つの項目で大きく躍進した

 と 爺婆が認めたことを角之進先生サニー先生にお伝え申した。


1:体力がついて体の動きがスムーズになった。


2:文字を流れに乗って読むようになった。


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【1:体力がついて体の動きがスムーズになった。の解説】

走るのが速く、持続して、すぐにヘタれなくなった。

ちょっとした段差にビビってそこから飛び降りるには必ず介助が必要だったのに、

今は自分ひとりで両足でジャ~~ンプしておる。

自分の体をどういう風に動かせばスムーズに走れるのかわかり、

遊具でその名の通り「遊んで」いるのである。

こんなに当たり前のことがすーさんはできなかった

百万回「大丈夫だから!」と励ましても体を動かすことへの恐怖感や違和感が減ることがなかった。

なのに、今は別人である。

子どもらしく笑って積極的に動き回るすーさんなのである。

あの!着替えが遅くて嫌いなすーさんが「たいいく」と言って

スピードアップでスムーズに着替えをしておるそうじゃ。


誠にタマゲタ 


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【2:文字を流れに乗って読むようになった。の解説】

たとえば、「ありがとう」と書いてあるものをすーさんが読むとなると

「あ・り・が・と・う」

と、一字ずつ拾って読むのである。

でも、文字を読み始めたビギナーならばこれも当たり前なのじゃが、

すーさんの識字の歴史は長い。

自分の好きな絵本は読字する必要がなかった。

なんせ、丸暗記のお人ですから。

よく見る短い言葉はその文字の配列を1つの形として記憶しているので、

読んでいるのではなく、「見ただけ」なのである。


なので、本当の意味で読字となると「あ・り・が・と・う」と一字ずつ。

だから、すーさん本人もこんなんだと面白みがなく、すぐ飽きる。


、気がつくと短いセンテンスをスラリスラリ読んでいるではないか。

それもすーさんの持つ記憶力に頼っているのではなく、

文字周辺の視覚情報も加えながら読んでいる。

その存在もすっかり忘れてしまったのではないかと思うような絵本を引っ張りだしてきて

音読


しているのでございます。

すーさんの中で視覚と音のスイッチは別々にあって、

その両方のスイッチを同時に「ON」すること(連動)が難しかったのですが・・・。


極めつけ、

「学校では本当にたくさんの本を読んでいますよ」

との 角之進先生からのお話。


まったく、うれしいねぇ~


-------------  -------------


今週、毎日、毎朝、毎晩、

「小学校 は おやすみです」

「保育クラブ は おやすみです」


と、言い出すすーさん。

当然、爺婆は

「いやっ、明日は小学校へ行きます」

と、返す。


すーさん、泣く


でも、さすがに本日曜日は

「明日はお休みだよ。でも、今日は行くよ」と言えたので

泣かれずに済んだが。


角之進先生から

送迎は「昇降口までで結構です」 と 聞いていたので、

爺婆が安易に教室へ授業を見に行ってはいけないもんなんだと

遠慮して行けなかった。

でも、それは授業を見に来てはいけないということではないと家庭訪問の際に確認できたので、

本日、角之進先生サニー先生の作っている聖域である教室へ

授業を見に行ってきた。

教室の外から息を殺して覗いてきた。

課目は「音楽」「国語」

さぁ、すーさんはどんな授業を受けていたのでしょうか?

すでに話が長くなっておるので今回はこのへんで・・失礼おば。

今、地震じゃ

2008-05-08 02:04:01 | 婆さん
寝ようと思ったら、気持ち悪い揺れの地震が来て様子を見てたら

1:46にかなり大きな揺れが来た。

地震はやっぱり怖い。

目が冴えちゃったのじゃ。

短い時間の間に何度も地震があると 「またくるか?」と不安である。

全然、地震と関係ないんだけど、

すーさん、明日の朝は 検尿 じゃ

それも全く新しい採尿具に戸惑うはずであろう。


昼間にはスポーツテストもあるそうじゃ。

まっすぐ走れるだろうか?


でも、又、地震がきそうで怖いなぁ~

「9ALIVE @ 幕張メッセ-9条世界大会

2008-05-04 10:50:37 | 音の不思議




http://whynot9.jp/



5月4日&5日、



幕張メッセで行われる「9条世界大会」



すーさん一家は行ってこようと思って前売り券を購入しました。





9条世界会議の数々のプログラムの中、



婆さんのお目当ては「9ALIVE @ 幕張メッセ」



という音楽イベントである。







http://whynot9.jp/9alive/index.html



婆さんの人生の核なる部分の形成に大きく影響を与えてくれた



「原田真二」さんにお目にかかれるのはなんと25年ぶり。



それも自閉症児すーさんと一緒に・・・・。



とは言え、これはあくまでも予定に過ぎないのじゃ。





音楽好きのすーさんではあるが、



クラシック以外のインドアコンサートに行くのは初体験





事前に「9条世界会議」事務局



障害のある7歳の子どもの入場制限があるのかどうか?



問合せをさせて頂いた。



入場制限はなかった





入場制限がないからと言ってすーさんがパニックを起こした時の対処等について、



すーさんの親としてきちんと考え、行動しなければならないのは必須じゃ。





コンサートを純粋に聴きに来るお客さんにとって、



すーさんのエコラリア=独り言やボリューム調整のできない奇声は



マナー違反の雑音であり、はた迷惑な子どもでしかないことは承知している。





「この子は障害があるので許して下さい」



などと、脇の下から流れ落ちる汗を感じながら訴えるつもりは一切ない





いくら、婆さんがそう誓っていても、



「障害のある子を音楽コンサートへ連れて行くなど非常識だ」



と、声高らかに批判される方がたくさんおられることも覚悟の上じゃ。





だが、すーさんがこれらの行動を「とる・する」とは限らない。





だから、婆さんは前売り券を昨晩遅くすーさんと一緒にローソンに買いに行った。



すーさんと夜風に吹かれながらのローソンへの行き帰り、



小学校へ入学してからのすーさんの変化を見ながら、感じながら、



今夜のことを楽しみにすることにした。


Our Song / Shinji Harada


バイオリンは高嶋ちさとさんです。




突撃!裁縫人 と 工作員-その3

2008-04-28 17:22:26 | 小学校

ここで、ご紹介しよう。

担任の先生は教師暦28年の男性で新規特別支援学級立ち上げは

すーさんの学級で2校目というベテランである。

名は角之進 先生

↑ これは仮名である。

冷静沈着、
「正しく聞く耳、常にここにあり」、
武術を持って敵に向かい、
声のトーンはバスバリトン、
婆さんの「うっかり八兵衛」バリのズッコケには全く興味なし、

まるで、水戸黄門に出てくる
渥美角之進(あつみ かくのしん)のイメージであった。


そして、もう1人、市の補助教員としてウラ若き乙女、

名はサニー 先生

↑ これも仮名である。

言葉数少なく、
動きの速度はAndante(アンダンテ=歩くような速さ)、
母なる大地に迷わず到着できそうな後姿、
婆さんの毒牙に一生涯かかることのない、
ハニカミ笑顔の小公女のイメージである。


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さて、自閉症児すーさんが
小学生として黄色い帽子をかぶって
ランドセルを背負って、
「小学校」をイメージして歩き出す新生活が始まって
1週間が過ぎようとしていたある日のことじゃった。
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昇降口ですーさんを待っていてくれた角之進先生の手には

すーさんが好きな「どうぶつの森」のキャラクターが印刷された紙が

3センチ程の厚みで乗っていた・・・

という話は前回の記事で書いた。

爺さんはその厚みに「すごい」とつい言ってしまったほどじゃった。



すーさんの筆箱は「どうぶつの森」




まだ、すーさんがどの学校に通うことになるのか決まっていない今年2月に購入した。

4月から通う学校が決まっていないことなど理解できるはずもなく、

ただ、このどうぶつの森筆箱を毎晩枕元に置いて

筆箱 = 小学校 とインプットしていたすーさんである。


そして、角之進先生が爺さんに言ったそうだ。

「すーさん、どうぶつの森が好きなんですね?」

「よく、筆箱をジッと見ています」

「興味のあるものには集中しますが、そうでないものには集中力持続は難しい」


・・・とも。


まっこと・・そうであろうということは爺婆共よーわかっておった。


じゃが、角之進先生が、この次の「手」として、
3センチの厚みのどうぶつの森のキャラ達を
どうやってすーさんとの時間に使用するのかが、

エベレスト級に 知りたい 


角之進先生はどうぶつの森のキャラ達を各種カードにして「飴」にした。

巨大タコ(すーさん)はどうぶつの森キャンディーを食べたくて課題に向き合う




婆さんだったら、

ホレホレ釣竿の先にキャンディーをブル下げるのが定番だが

角之進先生はたぶん・・だけど、もっとスマートな見せ方だったであろう。

どんな手法だったかは聞くことはできていないが、

すーさんにとっては学校生活のワンシーンになっておることだろう。

すーさんは先生にキャラクターの名前を積極的に教えているらしい。


それだけではない、数日後のすーさんの誕生日に

角之進先生とサニー先生からすーさんの好きなキャラ達が笑っている

手作りのバースデイカードを貰って帰ってきた。

すーさんは無条件で喜び、爺婆もあったかい気持ちになった。


で、角之進先生とサニー先生の気持ちを受け取った婆さんは、

22cmの上履きが少々すーさんの足に合わず、階段でプッカ状態だと聞いて

21.5cmのオリジナル上履き制作をすることを決めた。


ジャーーン






左右のプリントにバラつきはあるものの



剥げたり、



ゴムが溶けてアイロンから有毒な煙が立ち昇ろうとも

真面目工作員をした。


これでやっと、婆さんの新入学の出番が終わった気がした。


角之進先生、サニー先生、どうぞよろしくお願い致します。



突撃!裁縫人 と 工作員-その2

2008-04-25 00:35:04 | 小学校

入学式から3日目のお迎えは11:30だった。

11:20に学校に到着したので教室まで覗きに行った。

引渡しは「昇降口で」ということだったが、
ぼーっと立っていたら、絶対寝てしまうと思ったので
教室へお邪魔してみた。



担任:「連絡帳にも書きましたが・・・・・・・・・・・・・・・・・」

なんでしょか?  その間は・・・魔?

担任:「お母さん、大変そうなので・・・・・・・・・・・・・・・・」

だから、一体????

担任:「これらはいつでもいいんですが・・・・・・・・・・・」

コレラ? ら? ら?

担任:「3つほど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

Please say again.  

ほれっ、苦しゅうない、
ゆ~てみぃ

たぶん、寝不足のせいであろう、
鼓膜にコラーゲンが付着したような感覚が出てきた。

担任の先生の次の言葉が出て来る前に
今日が金曜日であることをいち早く確認した。

(土)(日)でなんとかなるだろう・・・そう思うことにした。


で、一体、オーダーはなんでしょうか?


オーダー:イチ
体操服に着替える時に脱いだ衣服を体操服袋に入れると

グチャグチャになってしまうので、(それはよーわかる)

脱いだ衣服を入れるカゴを用意して下さい。

で、ここに脱衣カゴを置きたいので・・・
(サイズをちゃんと選べよ・・ってことじゃな)





オーダー:
来週から給食が始まりますので、

ハブラシ と コップ と

ハブラシ と コップ を入れる袋

を用意して下さい。





オーダー:サン
給食時に着用するエプロン と おしぼりセット と

エプロン と おしぼりセット を入れる袋

を用意して下さい。


えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

なんでエプロンを着用するんですか?

毎日が給食係ってことですか?


担任:
違います! 食事中に衣服が汚れてしまうからです。


婆さん:
衣服が汚れてもこちらは構わないんですが・・・。
汚れても良いように着替えを用意しますし。
保育園でも給食時のエプロンは何年も前から使用しなくなってるんですが。

それでも?

担任:
はい、お願いします。できれば、1人で脱着し易いように
マジックテープなどを使った形のものが望ましいです。


婆さん:
試作品を作る時間がないのでブッツケ本番で作ります。

担任:
いいんですよ、作らなくても、
今まで使っていたもので・・・


婆さん:
(だ・か・ら、今まで使ってないってば!!
うちの娘の身体のサイズに合うエプロンは早々見つからないので、
最初からオリジナルになると思います。

担任:
お母さんが大変でしょうから、無理はしないで下さい。
給食は月曜日からですし。


婆さん:
(わかってますがな!この土日でこの3点をお作りすれば・・・)

(精一杯、動揺を表に出さないように意識しながら)
オーダー通りに出来なかったらダメ出しをお願いします。
(婆さん、ガチガチの両親ならぬ良親のフリをしちまったよ)

で、設計図はこれ↓



袋もエプロンを作った同じ布で作った。



それも、洗い換え用に2セット作らせて頂きました。


すーさんがメタボな腹でなければ既製品をアレンジすれば良いのであろうが、

まず、130~140cm対応のエプロンは・・・・売り場には滅多にない。

大人用のエプロンの着丈を短くして、

首と腰の紐にマジックテープを付けるのであれば

最初から作るのと手間はほとんど変わらない。

じゃ~~~、型紙から作るしかないだろ。


結局、脱衣カゴとハブラシとコップとコップ袋は購入したが、

プレートやそれぞれのとエプロン2着の制作も入れて、

貴重な土日が消えました。

それも、慢性寝不足のおまけ付き。


新入生も新生活に慣れるのに頑張っておるのじゃが、

新入生の親も家族のコミュニケーション抜きで大変なのじゃよ。


が、しかし、

これら納品後、担任の先生からの連絡帳の内容が日に日に変化していった。

そして、次の週の月曜日(4月14日)の朝、担任の先生のには

すーさんが好きな「どうぶつの森」のキャラクターが印刷された紙が

3センチ程の厚みで乗っていた・・・らしい。(爺さんは見た!

爺さんはそれを見て、素直にブッたまげたそうじゃ。


おぬし、何を始めるおつもりか?


つづく


【追伸】

体格の良いお子さまをお持ちで、

マジックテープを使ったエプロンの型紙が欲しい方は、

ご一報下さいましな。



突撃!裁縫人 と 工作員

2008-04-23 03:38:30 | 小学校

改めまして、すーさん、ご入学おめでとうございます。



去る、3月28日(金)の夕刻、

すーさんの就学先の決定を知らせる電話が鳴った。



新設特別支援学級



そして、



この学級は「すーさん、ひとり」で構成される。



(まぁ、新設ってことで仕方がないのであろうが・・)





さぁ~て、新入学に必要な物を作り始めるとするか!



体操服入れ、例の上履き入れ、そして、一番面倒な



防災頭巾入り座布団を制作した。







留意点は、裏面の滑り止めシートと紐で結ぶ仕様にすることじゃった。



なにせ、うちの自閉症児すーさんは、姿勢保持が苦手であるので、



姿勢が崩れるのと同時に座布団がズレることは容易に想像できる。



それに、すーさんは定位置にあるものがズレていることが



許せない星人 であることがこの留意点、改良点に繋がっている。





まぁ、防災頭巾入り座布団もそこそこの時間で完成し、



防災頭巾とカバーには



「申し訳ないが、すーさんのデモノを我慢してくれるよう」と願い出て、



それぞれの袋に中身がわかるようにカードをつけた。



体操服袋にはこれ↓







道具袋にはこれ↓







ランドセルの内側にはこれ↓







で、小学校側から指定されていたものは完成した。







少々しつこい感じの「リサとガスパール」が主張していた。





しかし、まだこの時点では、決して「裁縫人」でも「工作員」の域ではない。



親としてレギュラーってとこじゃ。





嵐の入学式を終え、次の日は学校帰りに保育園に寄り、



大好きなあんみつ先生にランドセル姿のすーさんを見てもらいに行った。



帰宅後、ちょっとウキウキしながら初日の連絡帳を読み始めた。



フムフム、

座布団は調子よいらしい。



へぇ~、

すーさんが食べ物に超詳しい奴だって知ってくれたんだぁ。



すげ~、

一年生の先生や保健の先生の名前を覚えるために写真を撮りに行ったんだ。





うん? なに? これ?





【汚れてもいいような、図工・遊び用にスモックまたは上衣 一枚】





なんですとぉ~~~~~~???





保育園ではそういう時専用のスモックなんて・・・使ってなかったし、



すーさんが保育園に着て行く洋服は汚して良いものだったし・・。



これからスモックを買いに行っても、



ジャイアントすーさんに合うスモック なんぞ



あるわけないぞよ~~~~~





布を購入して型紙作って・・・時間がな~~~~ぃ ぞよ。





仕方あんめぇ、婆さんの割烹着をリメイクするか!



とは言っても、割烹着の紐はタコには結べないし。



まずは紐をチョッキン。



次は長い袖をチョッキン。



首の部分を輪にしてゴム入れて、袖にもゴム、背中にもゴム



ゴム割烹着 = スッポリ割烹着 が午前3時にできた。







裁縫部門は終わったが、明日(もうすでに今日)は身体測定があるので



それようの絵カードを急遽作成した。



体重測定 ↓







身長測定 ↓







えええ~~ぃ、面倒じゃ、内科健診もじゃ↓









ふぅ~~~~、5時だよ、5時!!



婆さんはミシンを出したまま、パソコンも起動させたままソファーで仮眠を取った。



午前6:30 すーさんを起こした。



連絡帳には

「本人には見せる時間がなかったので試着せずに持たせます」と書いた。



この日は、提出した書類の中の訂正箇所の宿題だけだったのでホッとした。



でも、色々とやることがあるので結局午前1時までネバっていた。





つづく



誕生日-Seven years old with big body

2008-04-18 23:30:15 | すーさん

自閉症児すーさんは、今日で7歳になりました。

小学3年生と言ってもなんら違和感のない・・このお方の体格。


玄関のドアを開けると

ゴメンくださいましぃ~




巨人のおでまし


今年も「シルバニア」の世界でお楽しみな・・このお方


しかし、バースデイケーキは、超スモール(笑)





あきらめて・・・たべよかな?





毎年、ワンホールのケーキを提供してきたが、

今年はビュッフェのデザートケーキを3つ。

巨人にとっちゃぁ、麦チョコ3つ程度じゃろう。


すーさんは他人様の誕生日には相当敏感に反応するのであるが、

こと、ご自分の誕生日となるとほとんど「期待」をしない。

欲がないというか、「欲」の意識が未発達というか、

親としちゃ~「張り合い」のないお方である。


とは言え、今年は誕生日当日まで爺婆は張り合いを見つける努力を怠った。

正確に言えば、卒園式から入学式、そして、小学校生活正味9日間に

かつて経験したことのない忙しさから、そこまで気が回らなかった。


今朝も当地方は入学式と同等の「暴風雨」

近隣では突風の被害が数多く出ていた。

風と雨にメッポウ弱いすーさんであるが、

それでもをさして、合羽着て、長靴履いて登校した。

婆さんはそれだけで「ぶっ飛んで」いた。


担任の先生の連絡帳には

「雨の中、歩いての登校がんばりましたね」とあった。


校舎から学童(保育クラブ)へは、担任の先生に見送られ、

1人で、傘も差さずに走って行ったそうだ。


そして、元気良く「ただいまぁ~」と入ってきたのだそうだ。

指導員の先生は「すごい!すごい!」と褒めちぎってくれた。


爺婆が新しい生活に背中をグイグイ押されている間に

すーさんは、「入り」、「慣れ」、先に進んでいた。


毎日、そばにいるわしら親にはその成長がわかりにくく、

その日、その時、すーさんが泣いたり、苦しそうな表情をするだけで

目の前の処理に追われてしまう。


しかし、あんなに停滞好きなすーさんであっても、

泣きの先苦しみの先、を体験しようと動いている。


これが、すーさんの【成長】であり、親の張り合い直結する。


誕生日を祝ってやる側の爺婆が、

すーさんから大きなプレゼントをもらった日であった。



【追伸】

親からのプレゼントは当日ディズニーストアで見繕った「にわかもの」

すまんね。

しかし、ビッグなすーさんにはビッグなプレゼントが用意されていた。


それは、

イケメンディレクターのK氏



入学式ではトラディショナル教頭先生に現を抜かしておったが、


K氏 LOVE


は、顕在であった。


ランドセルを背負って車に乗り込んだら・・・K氏がそこに・・



ウヒョヒョヒョヒョ~


その場でヒックリ返りそうな程、

すーさんは、そのビッグプレゼントに心から喜んでいた。



明日入学式-タコはやはりBigだった

2008-04-07 23:59:05 | 小学校

明日、4月8日(火) タコ こと 自閉症児すーさんの入学式である。



3月28日(金)にやっとこ学校が決定し、



入学先の小学校に必要な小物を揃え始めた。



しかし、「上履き入れ」だけはどこに行っても使用するだろうと



よそ様のハンドメイドのものを購入していた。











かわいい・・・・でございましょう?







ね? ね? 皆さん??





上履き入れはこれでOKだから、



婆さんは色違いの布を購入して、



防災頭巾カバー = 座布団 を ずり落ちない工夫をして作ったりしておった。







で、今朝のことじゃった。





入学式に必要なものは 教科書とかを入れるための 袋 か ランドセルと



上履き と 上履き入れ だけ。





なので、上履き と 上履き入れ に 名前を書こうと引っ張り出してきた。





う~~~ん、何度見ても この 上履き入れは かわええ~~(ジュル)





22センチのタコの上履きを入れてみた・・・・・・・・





みた・・・・・・





みた・・・・・・・・・・・・・・







ピッタリ だった。







なにか 不満があるか?









巨大蟻だ!!(おおあり)









片方の上履きを入れて・・・ピッタリ・・











ガガガガガーーーン







どうしてくれよう??







どうもこうも・・・ない?





タコの足は8本・・・





いや、





すーさんの足は2本なんだから・・・







作るしか・・・アンめい。





必死です。





焦ってます。



寸法なんてどうでもいいのじゃ。





足2本分がちゃんと入ればいいぃぃのだ。









で・き・た















デカイ。







同じ、リサとガスパールなのに 



なんか、かわいくない べよ?







【追伸】



明日は当地方、「春の嵐」の予定です。



思いっ切り、前途多難な兆し あり。







 

【一日早い卒園式】

2008-03-31 23:55:48 | 保育園

卒園式の模様もアップしないまま、


とうとう、保育園最後の日が来てしまった。


明日は通常の火曜日であるが、すーさんはもう保育園には行かない





卒園式から2日間はいつもと変わらない土日だった。

3日後の月曜日のお迎えの時、


あんみつ先生から一本のカセットテープを手渡された。


あいにくと我が家にはラジカセカセットデッキもない。







困った。






それに、3月に入ってから卒園式までは

なるべく保育園を早退するスケジュールを入れないようにしていたため

連日、予定が折り重なるように詰まっていた。



そして、卒園式から一週間経ってラジカセを園友から借りて、



やっとテープを聴くことができた。



ラジカセからは、卒園式前日のすーさんの声が聴こえてきた。


フラッシュ「一日早い卒園式」へGo!


↑クリックしてFlashをどうぞ




28日金曜日、卒園式のDVDと園友の母が作った謝恩会用のスライドショー


婆さんが作った「連絡帳、最後のページ」と、この「1日早い卒園式」を収録した


2枚組のDVDをあんみつ先生とスナップ先生と園長先生

お世話になった他園に異動になった先生方、


引っ越してしまった3人も含めたクラスメートに届けたり発送の準備をした。



しかし、園長先生とスナップ先生は4月1日の異動先へ行かれてお留守だった。



その夜、希望していたすーさんの就学先が決定したと連絡が入った。


ここまで待った吉報なのに心はまだ躍らない







すーさんの歌声あんみつ先生の控えめな声を聞いた晩から、



「連絡帳、最後のページ」「1日早い卒園式」



トレーナーの袖に涙汁と鼻汁の染みを作りながら制作に没頭した。







5年2ヶ月の保育園での時間は・・・





戻したいのに戻らない時間は・・・やはり長い





お世話になったことも多すぎる





「ありがとう」を積み上げても頂上は雲の上。





睡眠不足の日を重ねても作業に入ると眠くない





何度見直しても見たりないし、





もう1人の婆さんがダメじゃ!・・ピシャリと背中を叩く。





見るたびに涙が溢れ出て顔面ワダチができた。





心筋梗塞で急死してしまいそうに胸が痛い





まるで大失恋したみたいだ。





こんなに苦しい思いをしてまで、



なんで小学校なんて行かなきゃならんのじゃ





今、苦しいのは、



今までが、幸せだった証しだと・・わかってはいるが。







七味唐辛子のビンを力いっぱい何度振っても

山椒の粒が出口の穴を塞いで出てこなくて、


そのうち、ビンを振る手が疲れて



「もう、なくてもいいか」とあきらめかけた時、


ドっバー ー ー 






おいしそうなウドンの丼一面に・・・くまなく七味・・















そんな失敗だけは絶対にしたくなかった。












保育園最後の日の今日のために



腫れて3ミリしか開かない重たい瞼にペテンをかけながら完成させた。







やっぱり作ってよかった。



結局、先生にはこれっポッチしか伝えられなかった。





今なら激辛七味うどんだってなんだって食べてやる。





勿体ないだろ!





その位、淋しくてたまらない。





明日も連絡帳を長々書いてしまいそうな勢いだ。







だけど、すーさんはとても調子がいい



今日のお別れ会で「さようなら」という場面で泣いたらしいが、





額に「無理」と書いて迎えに行った爺婆とは対照的に









ウサギのようにピョンピョン跳ねて教室から出てきた。









明日は保育園に行かないすーさんと一緒に



小学校用の黄色い帽子体操着でも買いにいくかな。









どうすっかな?







【追伸】



コメントを頂戴しておる皆様にはお返事もせずに申し訳ないと思っております。



許して下さい。



もう少し・・もう少しだけ経てば、



きっと婆さんにも大好きな葉桜を見上げる元気が出てくると思います。







卒園式-直前の5分間

2008-03-15 04:17:20 | すーさん

卒園式3日前、卒園式の卒園式のリハーサルが行われた。



今まで親の耳には「マズイ!情報」は届いていなかった。



マズイどころか、あんみつ先生はすーさんのために



オリジナル目印を作成して下さった。









あんみつ先生作の運動会の組体操の絵カードも



ひっくり返って感動したが、







卒園式用の目印にも嬉しくて宇宙遊泳しちまった。







すーさんが永久に愛し続けるだろうノンタン音符♪の目印。





卒園式当日3週間前から涙腺がゆるみすぎてリンパ腺と化した。







しかし、



卒園式のリハーサルの直前はノリノリだったすーさんが、



証書の授与が始まると「号泣」したらしい。



式進行で少し離れていたスナップ先生は



「誰?泣いてるのは??」と見渡すと



すーさんが泣いていた。



すーさんのそばにいてくれたあんみつ先生も「どうして?」



涙のワケが見当たらない。



先生方曰く、



「いつもの泣き方と全然ちがうんです」





先生方に慰められ、すーさん自らも



「もう、泣かない。泣いちゃダメ。もう、大丈夫」



と、言い聞かせて号泣の世界から脱出しようと努力をしていたらしい。





そして、すーさんの授与の順番になった時には泣きやんでいたそうだ。





だから、いつもの教室が突如「式典会場」になってることを



ちゃんとすーさんに伝えるため、



そこですーさんの好きな「音楽」が、



みんなと練習してきた歌が聞こえてくるんだよと伝えるため、





「5分だけ早く登園してきて欲しい」





前日、有難いリクエストがあんみつ先生からあった。



無論、爺婆には嬉しいリクエストであった。





5分のあんみつ先生とスナップ先生とすーさんの時間を



爺婆はそっと見ていただけだった。









きっちり5分後、3人はクラスメートと保護者の待つ控え室へ移動した。



控え室は賑わっていた。



その控え室の片隅であんみつ先生が膝を折り、



すーさんに向き合い何か話をしていた。









内容は・・・わからない。



すーさんとあんみつ先生の大切な時間なのだから・・。





すーさんの障害診断の際に同席して下さったチュー先生



1歳と2歳児の時の担任で、



その後もずっと別の教室からすーさんを見守ってくれた



キリン先生も・・・エプロンなしの正装で控え室に来てくれた。





「おめでとうございます。」







溢れこぼれそうな液体を



得意技である多弁で阻止するのに精一杯の婆さんだった。









【追伸】



こうして、改めて卒園式のその日を追ってみて、



やっと・・・気がつきました。





すーさん用の目印が極自然に花道の飾り付けになっていたのも



去年と大幅に式典の中での動きが変わり、



親と手を繋いで花道を歩き証書を受け取りに行くことになったのも



花道を挟んですーさんの正面方向に婆さんが座るようになったのも







全部・・・





決して、すーさんが1人が「特別」ではないことが、



すーさんが卒園児の1人であることが、



「保育園職員全員ですーさんを見ていきます」とおっしゃったことが、



卒園式の構成の基礎になっていたことに気がつきました。







去年と式典の構成の大幅な変更があったことをハッキリ知ることになったのは



婆さんが卒園式のDVDの担当者で、



去年と同じ業者さんに依頼したこと、



そして、



年子のお母さんで去年も卒園児の母の何気ない言葉からだった。







園長先生、スナップ先生、あんみつ先生、



他の全部の先生方・・・本当にお世話になりました。





卒園式-旅立ちの朝

2008-03-14 03:47:52 | すーさん
2008年3月14日金曜日


すーさんは、5年2ヶ月お世話になった保育園の卒園式の日を迎えた。


卒園式の朝、すーさんは初めて友達と保育園に向かった。


それも「すーさんが好き」と言ってくれるクラスメート。



その名はKゴン







去年の11月の婆さんがビビっていた就学時健診で


すーさんを「全力でお守り隊」の隊長を名乗り出てくれたKゴン


保育園の誕生日会で「好きな子は誰ですか?」の質問に


小さな胸を張って「すーさん!」と答えてくれたKゴン。


市からもらったノートに他のクラスメートと同じように


色々なことをうまく書けないないすーさんのために


アンパンマンの様々なキャラを描いて貼り付けてくれたKゴン


すーさんに料理素材のおもちゃを使って愛情たっぷりご馳走してくれたKゴン





「おい、Kゴン、卒園式の日、すーさんと一緒に保育園に行こうか?」



そう、粋な提案してくれたKゴン母。



「うん!!」  そう、快諾してくれたKゴン





クラスメートに上手く言葉のコミュニケーションができない娘とじゃ



きっと、つまらないだろうと・・婆さんは、



入園後、たった一度もクラスメートに



「うちに遊びにおいでよ」とは言えずにいた。





卒園式はどの園児にとっても、



保護者にとっても大事な記念すべき日に



貴重な時間をすーさんと共有してくれると言ってもらえたのである。



それだけで・・・記念日





さっきまで雨が降っていたのに、



雨なら車で登園するしかないなぁと思っていたのに、



登園するその時間だけ雨が止んだ





だから、



Kゴンとすーさんは当たり前のように



手を繋いで保育園までゆっくり歩いた。





Kゴン母と婆さんはいつものように大荷物を持って



デッカイ声で話しながら二人の後を歩いた。





爺さんは少し離れて歩いていた・・のだと思う。





保育園に到着するとどうしても記念に残したかったスナップ撮影。













Kゴンは、もの凄く照れた。



その様子がまた愛しい。





だけど、2ショット目はしっかり手を繋いでくれた。













Kゴン、ほんと、ありがとうね









入学式は違う小学校だけど、



今日は卒園式だから・・・一緒だよ



「報道特捜プロジェクト」-決定

2008-02-16 15:53:13 | すーさん
「報道特捜プロジェクト」平成20年2月16日(土)午後 1:30~3:00日本テレビ( 4 ch ) ★密着300日自閉症児を抱えた家族の闘い★自閉症の子供たちが・・医師不足に”SOS”



「報道特捜プロジェクト」

http://www.ntv.co.jp/tokuso/

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平成20年2月16日(土)

午後 1:30~3:00

日本テレビ( 4 ch )
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「密着300日 自閉症児を抱えた家族の闘い」

(特別支援教育についても含む・・・らしい)



「自閉症の子供たちが・・医師不足に”SOS”」

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放送決定です。





もう、ウルサイよ、婆さんや・・・とお思いでしょうが、



かたじけない。



ディレクターS氏より「決定」とお聞きしました。



やっぱり、この日は関東ローカルのみの放映になりそうです。



関東以外にお住まいの方・・・こちらの記事↓

http://blog.goo.ne.jp/legno-s/e/37c3c103925000de3e94a108034b6b43

にある日本テレビ系列局へお問合せ下さい。





【追伸】



タイトルの力強さに少々気後れぎみではありますが・・・お許しあれ。



---再放送について---

CSのニュース専門チャンネル、「日テレNEWS24」で
地上波の放送翌週日曜日午前6:30~8:00に
再放送しています。
「日テレNEWS24」は、CS110度プラット1及び
一部のケーブルテレビでご覧いただけます。

2月放送分の再放送は…
2月24日(日)6:30~


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音の不思議-コンサート2

2008-02-12 02:29:45 | 音の不思議
2008年2月11日(月)



予定通り、



お気に入りコンサートSOUND MAGIC と題するコンサートに出演をさせて頂いた。



婆さん、情けないことにすーさんの仕度に手間取り



開演前の歌のリハーサルには同行できなかった。





そんなんですから、まぁ~、程よく”ドキドキ”



(婆さん、足、宙に浮いてますよぉ)







1年半前のコンサートの時のタコはこんな感じ↓









今回のお姿はこんな









前回の黒子役はご存知の通り婆さんでした。













今回の黒子役はもちろん・・・・爺さんです。



(画像は省略・・・女尊男卑か?)







前回オープニングの歌のみ参加でございましたが、



今回は・・・すーさん、ピアノ弾かせてもらうことになってます。





プログラム2番、



ドナルドドレミ / くまのプーさん  :すーさん



そう書いてありました。









それじゃ、皆さんもドキドキゾーンへいざッ・・・↓







レッツらゴー


注)↑すいません、事情があり一時リンク削除しています。↑



↑上の文字をクリックして動画をご覧下さい。









【追伸】



いかがでございましたでしょうか?



すーさん、緊張なんて一切ナシナシ



ものすご~~~く楽しんでおった様子でしたでしょ?



演奏に入ったら、黒子爺さん・・・お役ゴメン状態。





婆さんはどうだったか?って???



そりゃもう、ビデオのズームインをすっかり忘れて





ぼッサーパンダ   でしたがな。







【追伸 2】



出番が終わったらすぐにお色直しですがな。











すーさんご自身、疲れなんかないかと思っておりました。





が、どうやら、やっぱり達成感と安堵に包まれたようでして、









立ったまま、ガラス窓一面のエリアに静かにしておりましたがな。







祐季子先生との楽しい時間を思い出しながら、



考えていたのでございましょう。





次は













お寿司が食べたい





とか?



音の不思議-サウンドマジック2

2008-02-03 02:13:54 | 音の不思議
2008年2月1日(金) エレクトリックピアノが我が家に設置された。











3年前、すーさんの音楽、特にピアノに対する心の開放を見た婆さんは



無我夢中で村山祐季子先生と出会うことになった。



賃貸集合住宅には楽器に対して制限がある。



とは言え、



頑張ればピアノをすーさんの生活の基盤である自宅に置くことはできなかったわけじゃない。



でも、爺婆も頑張らなかった。



自閉症児すーさんがピアノに触れる、



その時は・・・



祐季子先生と一緒の時だけ・・・



それだけで3年が過ぎた。





2月11日にピアノのコンサート(発表会)がある。



前回は、オープニングのサウンドマジックの歌だけ参加した。



けれど、今回はすーさん、ピアノを奏でる予定です。



祐季子先生と一緒にいる時間の中で育んだ音を奏でる予定です。





コンサートに着るすーさんの衣装のことで久しぶりにリブ友にアドバイスをもらった。



明後日、ピアノがうちに来るんだよと伝えた所、友は言った。



「今まではどうしてたの?」



婆さん:「祐季子先生のレッスンの時だけピアノを触ってた」



「それって・・・すごくない?」





・・・そう言われて改めて思った。





すーさん、本当にピアノが好きなんだなぁ~ってね。





婆さんの薄汚い思惑は



今回のコンサートの練習に我が家に来るピアノが一役買ってくれれば・・・







タコこと自閉症児すーさんは、



そんな婆さんの陳腐な思惑を宇宙の果てまで蹴り飛ばしました。





たった2回だけ、



発表会で披露するフレーズを真新しい鍵盤の上で奏でて





それで



終わり。





祐季子先生は前回のレッスンでおっしゃいました、



「すーさんには全く心配はしてません」・・・・と。





その通りでございました。





我が家の娘、



自閉症の娘・・・すーさんは、



ただ、



音楽が好きなんです。





それも、練習 や 気負い など



俗者が介入できない所で



楽しんでいるようでございました。













【追伸】



コンサート当日、俗人婆さんはすーさんをプリンセスに仕立て上げます。



リブ友が「大人っぽいかもしれないけど」という前置きをしながら提案してくれた、



貴婦人のような(笑)・・・そんな女子にします。



でも、すーさんは、きっと、すーさんのままでございましょう。



前回から進化したサウンドマジック2は、



村山祐季子先生と共にすーさんが楽しむことでしょう。