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ハイブリッド(HV)車を運転してみる

2014年12月28日 | 日々の生活・その他

休日に出かける用事が出来ましたが、自家用車が修理中で家に無かったので、

レンタカーを予約して出かけることになりました。何度かレンタカーは借りたことが

ありますが、今回初めてハイブリッド(HV)車を借りてみることにしました。今回

借りたレンタカー会社の料金表によると、24時間の大衆車クラスでガソリン車

7020円、HV車9180円とのこと。差額は2160円。初めてのHV車なので、

借り出すときに「レクチャーをお願い」と運転の仕方を教えていただきました。

車種にもよるそうですが今回の車は、とりあえずガソリン車と同じようにキーを

スタートの位置まで回すと準備OKとのこと。エンジンは運転者の意思とは無関係に

車側の意思で勝手に回ったり止まったりするとのこと。シフトレバーは一般のAT車と

ほぼ同じで、普通は「D」でOK。詳しく聞かなかったけど「2」や「1」レンジが無く

代わりに「B」というのがありました。これは「ブレーキ」ってことかな?。とりあえず

レンタカー会社を出発。エンジンが動いてないのに「ウィーン」って走ったり、時々

勝手に「ブルン」とエンジンがかかったり「ストン」て止まったり不思議だなぁ。運転

しながら判ったことは、エンジンが適温になるまではエンジン回転中。でも、水温計が

無いのでなんか不安。通常停止時はエンジンも停止。「D」レンジにして停止中は

エンジン停止中でもクリープ現象は起こる。スタート時はきわめてゆっくりスタート

しない限りはエンジンが動き出す。一度エンジンが回転を始めると、ダラダラ加速

しているとなかなかエンジンが停止しない。これは、前方に車がいない時は、少し

強めに加速して希望する速度に達したら、スパッとアクセルを戻すとエンジンが

停止してくれるようなので、そこから一定速度を保つようにアクセルを調整したほうが

エンジンを使わないで済むようです。おおむね60K/Hを超えると必ずエンジンは

回転するようですが、モーターも補助で動いているのか?、それともATミッションの

特性なのか?、下り坂など負荷の少ないときのエンジン回転の低さはちょっと

驚きました。そして、シフトレバーの「B」レンジはやはり、エンジンブレーキの

ようでした。低い速度から少しずつ試してみると、一般のAT車の「1」「2」の中間の

ギヤ比で、ほぼ「2」のほうに近い感じでしょうか?。エンジン停止中でも

「B」にするとエンジンが目覚め本物のエンジンブレーキでした。HV車なので、

もしかして電気的な仕掛けで、エンジンブレーキを演出するのかな?とも思いましたが

そんなことは無かったようです。返却前にガソリンを給油すると約220キロ走行で

10L弱の給油。約22K/Lで、これはメーターパネル内に表示された燃費計と

ほぼ同じ値でした。HV車の借り始めの基本料金は高くても、走行状態や距離により、

ガソリン代が安く収まり、結果として同じクラスのガソリン車より安くなる場合も

あるかもしれません。もし、今後赤帽車にもHV車とガソリン車で選べるようになったら

「最初が安いガソリン車」と「長く乗ればトータルで安くなるHV車」の間で、どちらを

選ぶか迷うことになるでしょう。HV車にすでにお乗りの方には「今頃、そんなことで

感心するなよ」って言われるかもしれませんが、初めてのHV車の感想でした。