笛吹きひゃらりのひゃらひゃら日記

器用貧乏系OLひゃらりが平穏な日常の中でフルート吹いたり歴史に夢中になったりしている日記です。

上野でまえすたをデビューさせてきた件

2011-03-28 21:01:14 | フルート【イベント参加】
3/26はパールフルートギャラリーのほぼ月1企画、『アンサンブル倶楽部』でございました。
自分以外のひとがいる場所でまえすたを吹く初めての機会で、ちょっとドキドキ。
穴をふさぎきれなくてすかーっとしちゃうと超ナサケナイので、
右手の中指と薬指だけプラグを装着して準備しました。
あとの3つはもうイラナイんだい♪

今回の初級クラスは参加人数7人。
これくらい人数がいるとアンサンブルらしくて楽しいねー♪
とは言え前回とは違って各人1本ずつ譜面台を確保できたので、
前回みたいな悲劇(笑)には陥らずに済みそう。

いつもどおりの半音階ロングトーンで始まったのだけれど、
さんちゃんとまえすたではやっぱり違います。
音はもちろん格段に良いのだけど、
*低音くるしい
*高音ラクチン
がイチバン判りやすい違いかなぁ。
低音がくるしいのは、ひゃらりがまだまえすたに慣れていないからだと思います。
管体が長い分、息が届くのがきついのかなぁ。
あ、低音のドとシは出るようになりました!
右手のプラグを外すと出ないんだけどねー。ねー。

今回のアンサンブル倶楽部は映画音楽特集。

1曲目はショパンの『別れの曲』です。
有名なところを抜いた抜粋バージョンの3部構成になっています。
まずは1stをみんなでさらいました。するとセンセ、
「みんなよくさらってあるねー。
けど元気がよくて、『ああ別れてやるさ!!』みたいな別れの曲になってるねー」
ぎゃふん。
思い当たる節がありまくり、思わず下を向く面々。
それからはできるだけしっとりと柔らかく、叙情的に…と、みんながんばりました。
各パートに分かれて吹く際にはひゃらりは1stに登板。
かなり高い音まで登場するので、きんきんしないように気をつけました。
まえすただと高音がぐらぐらしないから、高いパートをピアノで吹くときにあんしんです。

2曲目は映画『アラジン』より、『ホールニューワールド』。
わたし、これがディズニーの曲のなかでもイチバン好きかも!
こちらでは3rdを担当させていただきました。
前奏の低音部がとてもかっこよくて、ここに1stと2ndが旋律をかわりばんこに担当しながら流れるように進んでいきます。
こういうキャッチーな曲はもうみんなでその気になっちゃったほうが勝ちだね!
センセによれば、歌がもとになっている曲の場合は、タイを正確に拍取りすることが大事だそうです。

3曲目は映画『ライオンキング』より、『愛を感じて』。
フルート2本&ピアノ伴奏の楽譜をもらっていたので、
センセがキーボードを弾きながら指導するのかなって思っていたのですが。
「ピアノ伴奏がオイシイ旋律を歌うシーンがあるのよねー。
誰かに吹いてもらおうかな。。。」
というわけで、ひゃらりともう1人の方が1stを担当しながらピアノ譜が旋律を取るところもかけもちで吹くことに。
練習してないってば(汗)
この曲、前半はわりとちゅるっと吹けるのですが、
後半に転調してからかなり難しくなります。
「やー、愛を感じる余裕なんてないって感じね!!」
『別れの曲』もそうだけど、初級クラスってば叙情性に欠けるみたい。ぐすん。
けどね、けどね、最後に通しでいっぺん合わせたら、
割と愛を感じたよ!(笑)

というわけで今回も濃密なる笛タイムだったアンサンブル倶楽部。
さらには受講後、午後の部の中級クラスに出席するためにギャラリーにいらしていたblog仲間のたかさんさんと初対面♪
いつもblogで行き来をさせていただいているので、初対面って感じがしなかったです。
ひゃらりのまえすたを見て、
「これが例の『長いC管』ですねー」
なんてたかさんさんがおっしゃって、思わず笑ってしまいました。
穏やか紳士なたかさんさんのオーラに和み、センセや初級クラスの学級委員長さんも混ざりながら笛雑談。
楽し。
その上、たかさんさんのアルトフルートを吹かせていただいたり。
構えてみると見た感じ以上におっきくてびっくりしたけど、指は意外にキィに乗りやすい。
音があったかくてまろやかで、すてきでしたよ(≧w≦)

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2 コメント

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お疲れ様でした! (たかさん)
2011-03-29 06:54:46
アンサンブル倶楽部は、いつも楽しいひと時を過ごせますよね。

まえすたの低音が出にくいのは、トーンホールがハンダ付けというのもあると思います。さんちゃんは引き上げですもんね。

トーンホールの抵抗が結構大きいんです。その分、pと高音は出しやすいでしょう。アルトフルートがあれだけ吹ければ、そのうちに鳴るようになりますよ。私のアルトフルートは頭部管をアキヤマに替えてから、ずいぶん鳴らしにくくなりましたから。

右手の中指・薬指・小指のベストなポジションが見つけられれば、プラグは要らなくなります。私の指は太めなのでちょっとズレてもリングの穴が塞げますが、ひゃらりさんの指は細くてステキな指なので、正確に押さえないといけません。ちょっと大変ですけど頑張ればいけると思います。

今度は私のマエスタと交換でひゃらりさんのまえすたを吹かせてくださいねー。





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Unknown (ひゃらり)
2011-03-29 21:01:24
たかさんさん


なんと!
トーンホールのつくりはそういうところにも影響が出てくるのですね。
たしかに高音やpは出しやすいです。
高いところがやわらかく吹けるのがまえすたのいいところだと感じています。


右手の中指/薬指/小指の位置、はやく体得したいです。
あんまりステキな指ではないですが(笑)、
男性より女性のほうがリングキィを押さえるのにハンデがあるのは事実ですよねー。
けどジョシ笛吹きの諸先輩がみなさんきちんと押さえているのだから、ひゃらりもがんばりますよー♪


次回、たかさんさんのキラキラマエスタとうちのまえすたを交換こするのが楽しみです!
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