白河夜舟

水盤に沈む光る音の銀砂

ある夏の日

2010-08-02 | 日常、思うこと
酒を断ってみたが、幸いにして依存症である気配はない。
胃の痛みも治まっている。
身体の倦怠は続いているが、発熱はない。
先日、半年ぶりにピアノを弾いてから、少しづつ音楽に
情熱のようなものが戻りつつあって、
一昨日も、2時間ほど、鍵盤に向かった。
少しは、平静になれそうだ、と思っていた矢先に、
実家から、狂ったようなメールが来たので、連絡をした。
祖母のアルツハイマーが進行、父は心療内科で治療中、
母の心労がかなり重なっているようで、眠れないという。
母にも心療内科に行くことを勧めた。
結婚した妹からは連絡が無いという。
僕も含めて、これで一家そろってメンヘルである。
来年実家に戻るとすると、90代の痴呆症と、
60代のメンヘル患者2人の負担が、
同じメンヘル患者の僕のところに来るのは火を見るよりも
明らかな話だから、一体どうしようかと思う。
事によれば、人並みの生活も諦めなければならなくなる。
一体どうすればよいのかが皆目見当がつかない。
高齢者絡みの事件が何だか他人事に思えなくなってくる。
狂気は感染するうえに、脱毛も多くなってきたから、
親戚縁者でひとりもいないハゲ頭にまっしぐらの状況に
なりつつある。
今日も暑くなりそうだ。
出張先で、神社でも参ってみる。

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