白河夜舟

水盤に沈む光る音の銀砂

東京生活開始届

2009-03-31 | 日常、思うこと
昨晩、開いていただいた送別会で飲みすぎたため 酒の抜けない状態のまま、脂汗かきながら 辞令を受け、挨拶回り、業務引き継ぎを済ませて 正午、一旦帰宅。 母の手料理を食べてから、夕刻まで一眠りした後 午後6時30分発のぞみ40号10-7Aに着席し 上京、八重洲口からタクシーにて本郷。 部屋には、パネル式の畳を敷いた。 カーテンも若草色、安らぎを第一に考えた色調に 整えてある。 何もない部屋で . . . 本文を読む

転居完了

2009-03-29 | 日常、思うこと
3月28日午前9時30分発のぞみ214号にて、 父とともに引越作業その他諸々のために上京。 午前11時30分本郷三丁目着、 父が43年前、上京して初めての食事に入ったという 天麩羅屋に共に入り、天丼を食した後、新居へと歩く。 父が9年間本郷に住んでいた頃とは街は様変わりし、 春日通りが拡幅され、建物は高層化し、居並ぶ店や 風景が猥雑になったという。 荷物が届くまでの間、赤門前、 . . . 本文を読む

白木蓮の散った時には

2009-03-22 | 日常、思うこと
白木蓮の、茶に腐り爛れて庭石に落ちているのを 彼岸過ぎてなお冷たい雨の湖盤が浸していく。 上空の電線が激しく揺れている。 鉛で蓋されたかのような地上は途上の墨絵のよう、 濃淡定まらぬままに象形の明暗を流転している。 朽ち行く白木蓮の葬り方は、かつて樹上に、処女幻影を 追わせるように咲いた姿を知るのなら、 業火に焼くもよかろうと、可燃の袋に詰めてしまった。 処女にはすこし、鉄の匂いがあった . . . 本文を読む

準備運動で捻挫するような日

2009-03-10 | 日常、思うこと
何だか準備運動で捻挫するような日である。 転居の手続きや、必要なものの買出しを 休日出勤の合間を縫って行うというのは どうにも疲れる仕事だからだろう。 *************************** まず、不動産管理会社、仲介業者に対して 敷金、礼金、鍵交換手数料、火災保険料、 4月分家賃前納分、仲介手数料を支払って、 総額占めて70万円の立て替え払いをした。 正式契約 . . . 本文を読む