白河夜舟

水盤に沈む光る音の銀砂

wing

2008-06-29 | こころについて、思うこと
心拍が刻む時間を標準時が追い越していった。 ************************** 高原にあって、薄明、霧を身にからめ取りながら 歩いていた。 濡れ草の匂い、深く、 斑点状に乾きはじめた土の道の端に残っている 青銅色をした水盤の面を翅虫が漂った。 ぼくはどうにも生まれ間違えたような気がした。 このあとを躓かずに歩くことがどうにも出来る 気がしなかった。 . . . 本文を読む

公開演奏

2008-06-08 | 音について、思うこと
来週日曜、公開演奏を行うことになった。 地元で開催される催し物のため、出演のオファーがあり これを引き受けた。 音楽専用のホールという場所で、それもスタインウェイの フルコンサートピアノを用いて即興演奏を行う機会など、 そうあるわけではないから、出演料などそっちのけである。 出演にあたっては、曲目の制約も何もないとのことで、 即興演奏を行うということで合意した。 何を弾くべきか、これから . . . 本文を読む

神戸にて

2008-06-01 | こころについて、思うこと
5月31日、6月1日、神戸に滞在した。 大学時代に所属していたサークルの同期のひとの 結婚披露パーティに招待されたためだった。 宿をホテルオークラに定め、 この二日間、神戸の街、三宮、元町、旧居留地、 メリケン波止場、ハーバーランド、北野を歩いた。 ロビンソン神戸での昼食、フォリフォリの贈り物、 メリケン波止場の散策、遊覧船での神戸港周遊、 モザイクから眺め見たコンチェルトウェ . . . 本文を読む