JA新クラス

うちの日光スタジオでは、4年前からJAかみつがを対象にしたフラレッスンを行っております。
そのメンバー、通称「かたくり」の皆さんは、のんびりゆったりペースながら基礎から着実に学び続けてきたのが功を奏し、今では踊りの技術はもちろんフォーメーションも綺麗にこなせるまで上達しました。
うちの25周年や骨髄バンクに参加してくださったほか、日光文化祭などの地元のイベントでは、たびたび共演もしています。
ただ、収穫の時期と重なったため今回の発表会には出られないそうで...残念!でも、いちばん重要な時期だから仕方ないですよねえ。こんどはオフの時期にイベントを企画しますね。

そして今日、「かたくり」の後輩にあたるJAの新クラスがスタートしました。
JAのイベントなどで「かたくり」の方々の踊りをよくご存じのようで、「すっごく上手いんですよ!!」と盛んに褒め称えてました。
新人さんたちもぜひそんな「かたくり」の皆さんを目標に、フラの楽しさに目覚めてくださったら嬉しいです。

そうそう、「かたくり」のメンバーはスタジオに入ってくるとき、ものすごく嬉しそうな顔で到着するんですよね。
そしてレッスン中も、覚えられた覚えられないに関わらずいつも和気藹々と楽しそうです。
クラスの方の性格なのか、ここは順番を急いて覚えようとしません。「今日は進まなくっていい」とおっしゃったり、私たちのほうから「そろそろ新曲に入りましょうよ～」と提案したりするほどです。
うちは基本的にレベルが充分に達したと思わないと次に進まない方針なので、これはかなり珍しいケースです（笑）。

でも、そうやってじっくり覚えている甲斐あって、ここの方は昔やった曲をものすごくよく覚えています。
なんと最初の頃＝4年前にやった曲も踊れるのですよ。普通だったら4年前の曲なんて忘れているどころか、下手すると何やったのかすら思い出せないくらいだというのに（笑）。
どこかの舞台で披露した曲だと、なおのこと完全に覚えていらっしゃいますね。
クラスの世話をしてくださっているJAの方も、たまにレッスンを見学するとあまりの進歩に驚いているそうです。

「かたくり」の生徒さんたちの4年間の進歩を思うと、「丁寧に学ぶこと」と「楽しんで踊ること」がレベルアップに必要不可欠な二大要素だと感じます。