東直己の「フリージア」読んだ。この作家さんのことは知らなかったが、大泉洋が主演した映画「探偵バーにいる」の原作を書いた作家さんということで借りてみた次第。
舞台は札幌。主人公は、かつて名の知れた暴力団員だった榊原健三。元恋人の多恵子が何者かに狙われていることから、札幌に進出する反社組織との戦いに挑むストーリー。
2000年9月に最初に文庫本化された作品。一昔前の作品だが、さほど時代のずれは感じなかった。2001年に「残光」という作品で日本推理作家協会賞、受賞。古い作品だが、いつか読んでみたい。
北海道にはしばらく行ってない。今年も今のところ予定なし。数年前に函館旅行、申し込んでいたが、コロナでキャンセル。いずれ行きたいと思いつつ実現していない。
タイトルのフリージアは花の名前。読めばタイトルに納得。