橘木俊詔の「プロ野球の経済学」読んだ。最近、出た本で図書館の新刊を紹介する本棚に並んでいたので迷わず借りた。著者は経済学が専門の大学教授。兵庫県西宮市の出身であり、子供の頃から熱烈な阪神ファン。4年間、アメリカ東海岸のボルチモアに住んだことがあるため、メジャーリーグはオリオールズのファン。
日本のプロ野球の球団経営事情、メジャーリーグと日本のプロ野球との球団経営の違いetc,興味深く読ませて頂いた。メジャーのプレーヤーは5年契約で1,000万ドル!とか破格の大型契約で移籍も珍しくない。アメリカはビジネスの世界でもできる人が高額収入を得ている社会なので、ファンは冷静に受け止めているらしい。
日本の球団は各球団、経営は別々だけど、メジャーリーグは儲かっている球団は税金をメジャーリーグに納め、その資金が赤字球団に分配されるシステムらしい。日本の球団は巨人、阪神、読売以外は赤字で、球団の赤字は親会社が宣伝費の一部として補うシステム。アメリカはゼネラルマネジャー(GM)がいるけど、日本のプロ野球は親会社から天下り、出向してきた社員が編成を担当。GM制度を取り入れた球団もあったけど、なぜか根付かない。なぜだろう?
215ページの本。オリックス・近鉄の合併騒動・・・。一昔前の話だ。
昨日は金曜日なのに会議に出席のため午後から出社。1時間の会議で僕の持ち時間は約20分。Skypeで参加ではあかんかったん?10分が惜しい金曜日に通勤1時間はもったいない。
昨日のマリーンズは東京ドームで巨人戦。菅野と涌井のエース対決。防御率0点台の菅野が相手なので、1点取れるかな?というのが正直な気持ちだったが、ホームラン攻勢で5対1で完勝。6連勝。恐ろしいほどの強さ。今日、明日も取って8連勝で交流戦を締めくくろう。