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レッツゴー!花輪ジロー!

日々の生活を写真とともに。グルメ、ダンス、マラソン、マリーンズ、旅行、本、英語、スペイン語、カラオケ、飲み会の話満載。

ルーズヴェルト・ゲーム~池井戸潤

2013-02-16 | Book

池井戸潤のルーズヴェルト・ゲーム読んだ。
社会人野球チームを持つ電器部品メーカーである青島製作所が舞台。業績悪化で年間維持費が3億円かかる野球部が廃部の危機に。

そんな折りにライバル企業のミツワ電器から統合の話が舞い込む。ミツワ電器も野球部があるが、因縁のチームだ。

会社、野球部の存続を巡る経営陣、社員、野球部員の苦闘と葛藤が描かれている。企業小説でもあり、スポーツをテーマにした小説でもある。まだ1か月半だけど、今年読んだ小説で一番面白く、痛快。最後まで飽きず楽しみながら読めた。

社会人野球に対する見方が変わった。社会人野球の選手は正社員もいるが、基本的には契約社員が多いようだ。つまり野球部が解散なら解雇。社会人野球の選手は年俸と午前中、仕事がある以外はプロ野球選手と一緒。不況のせいで社会人野球のチーム数が減っている昨今。若いプレーヤーが可能性の芽をつまれるのは忍びない。

野球人気の低迷が言われて久しいけど、クラブチームや独立リーグが増えて野球人口の底辺は広がった。野球シーズン到来まで1カ月ちょっと、待ちどうしい。

アメリカの故ルーズヴェルト大統領が野球のゲームは8対7が一番面白いと言ったことで8対7の試合はルーズヴェルト・ゲームと呼ぶらしい。


ダイヤモンドも見ると気持ちが高揚する!

昨日は帰宅してから70分ラン。本当はジムに寄りたかったけど、残業でタイムアウト!

午後9時過ぎから走り始めたけど、そんなに寒さは感じず、快適ラン。今年の走行距離は263キロ。