先週末から今週初めにかけ、山田宗樹の新作「ジバク」を読んだ。「嫌われ松子の一生」の男性版という振れ込み。年収2,000万円の株のトレーダーが堕ちていく話。
「嫌われ松子の一生」は、壮絶な女の一生をのめり込むように読んだけど「ジバク」も壮絶やでえ。人生一寸先は闇。ひとつ歯車が狂い始めると、とことん狂う。ちょっと切なく、泣けてくるような話・・・。
400ページ近い大作だけど、すらすらと読めた。今年に入り12冊、小説、ルポ読んだけど、唯川恵の「一瞬でいい」と一位を争う傑作だ。
主人公は俺と同じ時代を生きた男
This novel is masterpiece undoubtedly!