変人バンザイ!!

不思議が好きで、立体写真を作ったり、星占いをアレンジしちゃったりする変人。

ヒマゴコロ

2007-12-08 12:52:31 | 時事ネタ
ずっと以前に、TVの『アンビリバボー』で子犬のダンの紙芝居を放送していました。
女の子が目の見えない子犬を拾って来たが団地では飼えない規則がある。団地の会合でみんなに許してもらえるよう頼んだが反対ばかりだ。
「盲導犬は目の見えない人を助けるのに、人はどうして目の見えない犬を助けちゃいけないの?」という少女の一言で飼えるようになった内容でした。
後日の追跡番組で、子犬は成犬になり、団地中の人気者になっている放送がありました。
その後のダンはどうなったのでしょう。少女たちは大きくなって、どんな女性に育ったのでしょう。
もう一度追跡して欲しいような、欲しくないような。

同じような良い話が新聞のコラムに載っていました。

少女が子犬を拾ってきたが、母親に元に戻してくるように言われる。そこにお爺さんが来て、「飼っても良いが条件がある。名前をコロと付けなさい。そしてもし子供が産まれたらココロと付けなさい。さらに孫が出来たら・・・」良い話でしょ。
当然マゴコロで、次第に大切なものに変わるんです。

さらに私はその子供のことを考えました。
ヒマゴコロです。
いつも忙しい人、規則に縛られている人はヒマゴコロ、暇な心、心の余裕を持つのが難しいです。
実際に暇な人も、経済面や社会性、自分自身が否定されてる面も含めてヒマゴコロが持てません。
景気回復とはいえ100人に7人は失業している下において、この時期を疲れた体や心を癒す大きな手の采配と考える人はどれくらいいるのでしょうか?
第二の人生の学びの時期と考え、心に余裕を持てる人がどれくらいいるのでしょうか?

失業者だけではなく、政治家も革命家もそうです。
テロだとか、その報復とか、世界中で今必要なのは心の余裕ではないでしょうか?

今よりもっと厳しかった戦時下において、同盟国から迫害を受けている敵国の市民を助けるために、命のビザを発給した大使館員がいました。
そんな心の余裕ヒマゴコロが真心マゴコロのさらに上をいく大切なものなのではないでしょうか?
コメント
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