「反NHK」の人たちは、「NHKよ、反日の番組を作るな」ということを主張しておられるのだと思います。
私もその点は賛成なのですが、「だから、NHKが/ (NHKに強い影響を与えている)中国が、悪いんだ」、としているように思えて、そこが、賛成できないのです。
中国が日本を、NHKを通して支配しようとするのは、理由がある、と思います。
中国は今は途上国で、先進国から、ありていに言えば、苛められていると思います。
なぜこのように思うかというと、「G20が途上国支援を決めました」(朝日新聞、2009、5、21)という記事を読んだからです。途上国支援の会議なのに、当の「途上国は入っていない。G20(だけ)が、途上国の支援のあり方を決める。
「まず、先進国が余裕をもつことが必要で、先進国が余裕をもてたら、その中の一部をアフリカとかの援助に回すことができる」
先進国がこういうやり方(「先進国最優先」)をしている限り、中国は日本を乗っ取ろうとするだろうし、途上国同士の争いは止まないだろう、と思うのです。
中国の向こうにアジアの国同士争い合わせようとする(結果論かも知れないが)、白人国家に対して、ノー! と言わないといけない。ここが落ちていると思うのです。
これに協力する姿勢を示すNHKという組織を責めずして何を責めろと言うのでしょう。
犯罪者を裁く場合に、よく被告の置かれた状況を考えろ、そうせざるを得ない状況にした社会が悪いと話をすり変える人々がいます。
確かにそういった面が有る事も否定はしませんが、だからといって犯罪が許される訳ではないし、
更に平和な日本にいながら、利権目的でその犯罪に手を貸す行為が許されるわけがないでしょう。
白人国家にノ-と言いたければ言うべきでしょうが、それがNHKを裁かなくていいという話では無いのです。
今度は理解できました。そうですね。私は甘いですね。