「カニ歩き、他」

山陽新聞（２００９，３，２０）に、『やってみよう、江戸しぐさ』という記事がありました。

カニ歩き／肩引き／傘かしげ／会釈のまなざし／うかつ謝り
私は（これだ！）と思いました。

○「カニ歩き」
狭い路地とかで、向き合っては、行き違いができにくいような時、体を横にして(カニ歩きで)、行き違うやり方です。

○「肩引き」も、「カニ歩き」の親戚みたいな感じですよね。

○「傘かしげ」も、お互い、傘がぶつからないように、傘を外側へ傾ける感じですね。江戸時代の傘は紙でできていて、破れないようにするためもあったとか。


どれも、ぶつからないですむし、気持ちの上でも、ぶつからなくて済みそうだから、都合が良いですね。

○「会釈のまなざし」
知らない人と道ですれ違う時に、目と目で挨拶するしぐさです。
全くの冷たい態度よりも、気持ちが和みますね。

○「うかつ謝り」
「人とぶつかったら謝ること」です。

これは、私は忘れられない思い出があります。

でも「大失敗」なので。表現の仕方が分かりません。「赤っ恥」ってヤツです。

とにかく、結果は、「うかつ謝り」で救われたんです。(私が謝ったのではなくて、被害者である相手の肩がその場を救ってくれた）

すいません。

これだけです、すいません、たったこれだけです。
要は、目線だと思っているのです。他の人のことも気にしようよ、と。　…