オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

ヤフーニュースのリタイアの記事

2023年03月07日 17時02分23秒 | 早期退職

今朝も朝食後に1時間半の散歩をしてきました。家のすぐ近くまで来て、犬を散歩させている20歳ほどの見慣れない女性とすれ違ったので、

「おはよう、あなた、どちらから?」と聞いたら、

「・・・通りと・.・通りの角の家よ。」と教えてくれました。別にどの家に住んでいるか聞くつもりはなかったのですが、、、。見ず知らずの中年男性にどこの家に住んでいるか言ってしまうのは、この子、余程スキがあるな、、、と思いながらも、「あー、ターニアの家の娘さん?じゃあ、あなたは最近になって結婚した娘さん?」と聞くと、

「それは、姉よ。父と母は今、キャンピングカーでタスマニアに旅行中なの。」と教えてくれました。

「僕、ヒロシ。あそこの家に住んでるよ。あなたの名前は?」と聞くと、

「ディ-ナよ。」と教えてくれました。

「どのぐらいその家に住んでいるの?」と聞くので、

「もう、20年くらい住んでるよ。」と答えました。

もしここが日本で、散歩途中に道端で20歳の見知らぬ女性に「あなた、どちらから?」などと声をかけようものなら、ナンパか変質者?と疑われて、当たり障りのない返事をされて、急いで走り去られるのではないでしょうか。

さて、今日は散歩の後、買い物です。妻に頼まれた、子供達のお菓子というか、アーモンドやナッツのバーを購入しました。大学に通っている子供達は帰りが9時近くになってしまうことが多いので、お腹が減った時に食べられて、日持ちのするものを買ってきました。これを持っていれば、2、3時間、晩ご飯が遅くなっても空腹に耐えられるわけです。大学には売店があるので、お金を出せば軽食を食べることができるのですが、子供達はそんなところで5百円も無駄にしたくないのか、滅多なことでは、買い食いはしません。

僕も同様で、仕事に行っていた時は、お弁当をうっかり冷蔵庫に忘れてしまった時もありましたが、そんな日は昼ご飯なしで我慢しました。売店で買ったり、外で食べることも出来ましたが、そんなことをすれば、お金がもったいなく感じるのです。そんな時の為に、机の引き出しの中にはインスタントラーメンが常備されていて、ケトルと電子レンジで簡単に美味しいラーメンを作ったものです。インスタントラーメンでも、お腹さえ空いていれば、大変満足できる昼ご飯になりますよね。

昼ご飯の後は、ユーチューブを見ていたら、いつもの様に眠くなってきたので、昼寝をしましたが、今日は椅子がベッドの様に、ほぼフラットになる椅子で昼寝をしたら、一時間半も寝てしまい、その後も1時間ほどボーっと、微睡(まどろ)んでいました。

働いていた頃は朝、4時ごろに目が覚めてしまい、昼寝も出来なくて、慢性的な睡眠不足でしたが、、、リタイアしてからは、このように昼寝ができるので、睡眠不足ではなく、脳にも良いのではないかと思います。

やはり、リタイアして何が一番良かったかと聞かれたら、仕事のストレスがなく、自由な時間が沢山でき、運動もでき、昼寝ができ、夏に天気が良ければスノーケリングに行けて、冬になると何週間もスキーができること、と答えられます。

失ったことは、同僚との他愛のないお喋りでしょうか。

そういえば、今日のヤフーニュースを見ていたら、60歳で仕事を退職してリタイヤする代わりに、65歳までリタイヤを我慢すれば、65歳以降の年金額が年に15万円ほど余分に貰えるという記事がありました。また、60歳で完全リタイアするのは13%だけで、殆どの人は65歳以降にリタイアすると。

ご存じの通り、僕は55歳でリタイアしましたが、第二の人生を楽しむ為に、出来るだけ早くリタイアした方が良いと考えます。記事にコメントしている人の中には僕と同じ考えの人もいますが、多くの人は、出来るだけ長く65歳か70歳まで、働きたいと思っているようでした。

今まで仕事が忙しくこれといった趣味もないまま老後を迎えても、仕事以外に交友関係もなく、詰まらないリタイア生活になるのではないでしょうか。だから、出来るだけ長い間、働いた方が、早くリタイアして、テレビの前にいるよりも、精神的に良いと考えるのではないかと思います。

仕事が楽しいなら、それでもいいと思いますが。大抵の仕事は組織の歯車として、他の人と一緒に働くわけで、孤独を感じることも少ないかもしれません。でもいつかはリタイアしなければいけないし、もし70歳でリタイアしたとして男性の健康寿命は72歳、つまり、健康でいられる時間は平均すると2年しか残っていません。リタイアした後は「人生の消化試合」のようになってしまい、楽しむことが出来ず、早く死が来るのを待つのでしょうか。

昼寝の微睡(まどろ)みの後、妻が4時頃に仕事から帰るまでに、居間に掃除機をかけて、皿洗いを済ませることができました。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

 

 

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