オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

ダンデノン市場で食材購入

2024年03月28日 18時50分22秒 | 国際結婚

今朝は、庶民も味方、ダンデノン市場へ行って、肉屋でステーキ用の牛肉、ミンチ、魚屋で、エビ、鱚(キス)、八百屋で野菜と果物、ナッツの店で大豆とひよこ豆をを買って来ました。

今回、初めて魚屋で鱚(キス)を買ったのですが、その理由は、昨日ユーチューブで鱚の天ぷらを揚げているのを見て、無性に食べたくなりました。小さな魚ですから上手くおろせるか分かりませんが、上品な白身の魚ですから、、、上手くいくと良いのですが、、、。魚のさばき方は、ユーチューブに沢山出ていますから、、、素人の僕でも何とかなると思います。

そして、今回、ひよこ豆と大豆を買ったのですが、、、1キロの袋入りで、ひよこ豆は7豪ドル(700円)に対して大豆は4ドル(400円)でした。大豆の方が半分くらいの値段です。しかも、タンパク質の量を比べると、100グラム当たり、ひよこ豆は20グラムに対して大豆は40グラムと、2倍もあります。

つまり大豆を食べた方がひよこ豆を食べるよりも同じ金額で4倍近くタンパク質を摂取できることになります。それで、これからはひよこ豆よりもタンパク質が多く、値段が安い大豆を多く使って料理を作ろうと思います。

さて昼ご飯の後、昼寝をしようと横になったのですが、、、眠れなかったので、散歩に出発。ここ一週間程、コロナ感染で自宅警備員をしていて、体が鈍っていますから、ジョギングは休みにして、1時間半の散歩に行って来ました。

今日の天気は20度くらいの丁度良い秋晴れの天気でした。

夕方からは一週間ぶりのドラゴンボートに行って来ました。イースターの休みが金曜日から始まるからか、今日のトレーニングの参加者は異様に少なくて、いつもの半分の20数人しかいませんでした。皆、旅行に行ったり、家族や親戚に会いに行っているのでしょう。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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奉仕作業の準備

2024年03月21日 17時47分01秒 | 国際結婚

今日は6時前に起床して、午前中のアルバイトに行って来ました。気がかりだった風邪の症状、特に倦怠感は多少良くなってきて快方に向かっています。なので明日からのスキーロッジでの奉仕活動は大丈夫そうです。

夕方にドラゴンボートの練習があったのですが、キャンセルして良かったです。体調は快方に向かっているとはいえ、まだ万全ではないし、ボートの練習では川や海の水しぶきが体中にかかるので、特に風の強い日には、ずぶ濡れになることもあります。大抵ボート練習の後にクラブハウスに戻ってシャワーを浴びてから乾いた服に着替えます。ですが、体温は下がるので、風邪が酷くなっては大変ですから。

ボート練習に行く代わりに、夕方は家族の夕飯の準備をしたり、後片付けをしたり、明日から3日間の食材、作業服や私服、シーツ、タオル、洗面道具などの準備をしていました。

スキーロッジまでは6時間程かかるので、一人で運転するのは退屈だし、何よりも居眠り運転の危険があります。なので、ジョーと一緒に、僕の車で行くことになりました。

(ジョーとは昨シーズンにスキーロッジで知り合い、雪の無い時に何をするのか聞いたら、ドラゴンボートをやると言っていて、その時は、大変そうなスポーツだと思ったのです。で、ドラゴンボートのクラブに無料のお試し期間があるからやってみないかと誘われて、試してみたのがドラゴンボートとの出会いでした。つまり、ジョーは僕をドラゴンボートに誘ってくれた恩人です。しかも、冬の趣味はスノーボートで、しかもスキーロッジも同じですから、、、ほぼ一年中、顔を合わせる友達です。)

さて、明日からの奉仕作業ですが、、、ロッジの修繕を9人程でします。例えば、壊れているキッチンの引き出しを治したり、倉庫の床にカーペットを引いたりなどです。去年は2回このロッジの奉仕作業に参加しましたが、お喋りをしながら和気あいあいと作業をするのではなく、、、無駄口はせずに、黙々と与えられた作業に臨み、作業が終わるまでは家に返して貰えない、又は、家に帰るのが遅くなってしまうというかなりシビアな奉仕作業です。

週末に作業に参加すると、スキーの期間中に2日ほど、無料で泊まれるようになりますが、、、拘束時間やガソリン代を考えると行くのは無駄です。それでも奉仕作業に参加するのは、他のロッジの会員と一緒に作業をすることによって、自分達のロッジだという気分になれるし、作業を通して自分のスキルも上達できます。

例えば、ペンキ塗りなど、普段家ではしませんが、前回、、前々回と、奉仕作業でペンキ塗りをした事で、ペンキ塗りに自信が付きました。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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妻との馴れ初めと夫婦円満の秘訣

2023年07月05日 08時29分18秒 | 国際結婚

今朝は久しぶりにジョギングに行きました。スキー旅行もあって2週間ぐらい怠けていたのですが、、、無事に再開出来ました。

さて、今日のお題は妻との馴れ初め。実は、珍しく読者の方から妻との馴れ初めを教えて欲しい、とリクエストを貰ったので、、、書いていきます。

もう、20数年前の事になりますが、、、この国で仕事を始めてから程なくして、同じ業者の集まりで、オーストラリア人のヒューさんと知り合い、友達になったのです。ヒューさんの奥さんは幼稚園の教諭をされていて、、、ある時、ヒューさんの家で、パーティーがあり、ヒューさんの友達や奥様の友達が招待され、僕も呼ばれて行きました。そのパーティーに来た人達は全部で10人程で、ヒューさんの友達や奥様の友達が半々だったと思います。

その時に会ったのが、現在、妻になった人で、、、第一印象は、金髪でとても可愛い人だなと思いました。(後に、毛染めしていることが判明)その時は、あまりその人と話す機会がなく、また会えたらいいなという感じで終わったのです。

当時は、今と違って、インターネットや携帯、マッチングアプリのない時代で、、、出会いと言えば、職場か友人、知人、または地方新聞の恋人募集の欄に限られていました。なので、友人や知人のパーティーに参加することは、新しい人に出会う貴重な機会だったのです。

そのパーティーの1年後か2年後、再びヒューさんにパーティーに招待されました。その日は、またあの人に会えるかな?来ているといいな、、と、はやる気持ちが抑えられず、遅刻しないように、予定の時間より1時間以上も前に、まず近くのショッピングセンターに到着。大きなショッピングセンターの中をブラブラと歩きながら、「今日は絶対に、あの人に会いたい。あの人は来るのだろうか。」と思いつつ、ドキドキしながらショッピングセンターの中を行ったり来たりしてパーティーの開始時間を待ちました。

時間が来たので、ヒューさんの家に行って、暫くすると、、、1年か2年、待ち焦がれていたその人が来たのです!

その時は隣に座って、その人と話すことが出来たのですが、、、皆の前で、その人の電話番号を聞く勇気はなく、、、次の日、意を決して、まず、ヒューさんに電話をかけ、「その人の電話番号を教えて欲しいのですが、、、」と尋ねてみると、、、あっけなく、教えてくれました。

そして、すかさず、その人に電話して、「一緒にお食事でもどうですか。」と、デートに誘ったのです。、、、その人は少し驚いていた様子でしたが、OKの返事を貰いました!

その日は海岸を散歩して、ご飯を食べてという感じの健全なデートで、お付き合いが始まり、、、とんとん拍子に、3か月後に、同棲を始めました。20代なら結婚する前に数年お付き合いするのが普通だと思いますが、お互い30代の半ばで、女性のタイムリミットは迫っていましたから、あまり悠長なことを言っている暇はなく、最初のデートから約1年後にスピード結婚し、翌年には娘、そしてその後に息子が誕生しました。彼等は既に成人してしまいましたが。

婚約時代や結婚当初は、ラブラブだったのですが、子育てが始まると、口喧嘩が増えていきました。国際結婚ですから、育った環境や言語さえ違うのですから、衝突があるのは当たり前なのですが、、、やはり相手に自分の言う事を聞いてもらいたい、と思うのは誰もが持っている欲求だと思います。特に子育てに関しては、育った環境が違いますから、意見の食い違いが大きいです。

日本なら、母親は赤ん坊と同じ布団か、同じ部屋で寝るのが当たり前ですよね。赤ちゃんを別の部屋で寝かせるなんて、不合理。同じ寝床で寝れば、常時見ていてあげられるし、母乳も直ぐにあげられる。でもオーストラリアでは、それをしないんです。

意見の食い違いは、例えば、一緒に買い物に行った時、、、妻はこの商品を買おうと言い、僕は必要ないと言った場合、どうなるでしょうか。お互いに意地を張り合っていたら、日が暮れて、お店が閉まってしまいます。どちらかが、折れて「分かった。あなたの好きな様にして。」とならなければいけませんよね。

結婚して一緒に住み始めると、自分の意見や考えをパートナーに押し通すことが不可能であることが、段々分かってきます。つまり自分の意見を押し通すのではなく、、、自分の意見は諦めるしかない。一応、こうした方が良い、とは言うけど、相手は相手の考えがあるだろうし、、、人生は諦めが肝心と聞いたことがありますが、、、結婚は諦めが肝心だと思います。

諦めらめてしまえば、喧嘩もなく、平和な日々が送れるのです。毎日自分の主張を押し通そうとして喧嘩してばかりいるよりは、自分の意見は諦めて、相手と平和に共存した方がずっと良い気がします。

これから、ご結婚しようとされている読者の皆さんに、国際結婚に限らず、夫婦円満のコツは何かと聞かれれば、

1.相手を自分の考えに従わせようとはしないこと。多少の慣れが必要だが、相手の考えに従うこと。意見が違うのは当たり前。どちらかが折れなければ前には進まない。

2,我慢すること。他人と一つ屋根の下で住むということは、生活が自分の思い通りに行かなくなるということなのです。自分の思い通りに住みたかったら、1人で住むしかない。2人で住むのなら、我慢や妥協することが多くあるのです。

なので、結婚生活は決して全てがバラ色というわけではないのですが、、、上記の2点が出来れば、、、夫婦円満で楽しく過ごせるのではないでしょうか。上記の2点が出来ないなら、、、いずれは別居、離婚になると思います。

なので、あなたがもし結婚してしまったら、

1、相手を自分に従わせようとせず、妥協、我慢をして夫婦円満に暮らすか、

2、相手を自分に従わせようとして、喧嘩ばかりしている夫婦になる、もしくは、別居離婚するか。

の2択になります。どっちを選ぶかはあなた次第。さーどうする?

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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豪州が日本政府に「共同親権」促す ヤフーニュースの記事

2023年03月23日 16時19分35秒 | 国際結婚

既にヤフーニュースで読まれた方も多いと思いますが、今日のヤフーニュースの記事とヤフコメ二つを紹介します。

【シドニー時事】オーストラリア政府は22日までに、父母どちらか一方の単独親権しか認めていない日本の民法の見直しに関し、父母双方が親権を持てるようにする「共同親権」制度の導入を促す意見書を日本法務省に提出した。

日豪間で、離婚後に片方の親が子供を無断で連れ帰る「連れ去り」が多発している現状を踏まえ、親子の面会・交流が容易になるよう法改正を要望した。

続いて僕が選んだヤフコメ二つ、

「先日、オーストラリアの国営放送、新聞3社が日本を拉致国家だと報じました。 オーストラリア以外にアメリカ、フランス、欧州議会からも勧告を受けていたと記憶しています。 両親が離婚したから子供が片親と会えなくなるような人権無視の単独親権制度はDV事例など一部の親にのみ適用すべきで、どちらの親からも愛情を受け続けられる共同親権制度が世界標準です。 日本の親権制度で苦しめられている子供達が1日でも早く笑顔になれることを祈っています。」

「日本以外のまともな国家からみたら異常な制度でよく男親が被害者としてクローズアップされることもあるが、これでは男親が妻側にいる子供に金銭的援助をしようとする気も最終的には失せ、結局シングルマザーで生活に困窮し、子供が被害者になるということにもなる。 心ある国会議員の皆さんはなぜこれをほうっておくのか?一部の特殊なケースだけをもちだし単独親権は危険と言う議員もいるが、そのときどきで単独親権にすればいいわけで、「原則」単独親権で連れ去ったほうが親権を取れるというのではまともな国家ではない。 多分遠からず大きな国際問題になりその時に改めるだろう、日本国はこういうことに異常に保守的だから。」

2日程前のブログで全国紙に日本の国際離婚の問題について書きましたが、オーストラリアのメディアは(オーストラリア)政府が近日中に意見書を日本政府に提出することを知っていたようですね。オーストラリア人や欧米諸国からしてみると、日本が拉致国家だと思われても仕方がないくらい、異常な親権制度だということがお分かり頂けたと思います。国際離婚には他の国の国民が絡んできますから、自国の子供達、辛い思いをしている親達の為に、日本政府は一刻も早く国際標準的な親権制度にして欲しいと思います。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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日本人の国際離婚

2023年03月21日 18時04分32秒 | 国際結婚

今日のお題はジ・エイジというメルボルンの主要紙の第一面に掲載された日本で起こっているオーストラリア人と日本人の国際離婚の問題について書こうと思います。

オーストラリア人と日本人の間で生まれた子供の82人が誘拐されているというショッキングな記事が昨日の新聞に載っていました。誘拐と言っても、知らない人に誘拐されたわけではなく、多くの場合、日本人の母親が子供を連れ去り、オーストラリア人の父親は子供に会わせて貰えないだけでなく、一切の接触がなく、何年も生き別れになっているというニュースです。

日本では、どちらか一方が親権をとるので、もう一方の親は子供との一切の接触を失うことが多いようです。ただ、その親権の取り方が早い者勝ち、(つまり、子供を連れ去ったもの勝ち)で決まると紹介されていました。

例えば、日本に住んでいる国際カップルの話で、オーストラリア人の夫が英語学校の講師として仕事に行っている間に、日本人の妻が子供を連れて家を出て行ってしまい、連絡が取れなくなっているそうです。その男性は妻の実家を訪ねて、子供に会いに行ったそうですが、玄関で警察に捕まり、2週間、拘置所で過ごしたそうです。

オーストラリアで夫婦が離婚した場合には親権は両方の親にあるので、大抵の場合は、両方の親の家で交互に時間を過ごします。例えば一方の親の家で週末を過ごし、もう一方の親の家で平日を過ごすといった感じです。

実は、僕が知っているオーストラリア人女性のAさんは日本人男性と日本で再婚されて、日本にお住まいですが、Aさんの昔のオーストラリア人の元夫との間に出来た息子さんも、お母さんが移民した日本に来たのです。日本に滞在している内に、日本人の女性と結婚し、娘さん(Aさんのお孫さん)が出来たのです。しかし夫婦の仲が悪くなって、ある時、妻は子供を連れて家を出て行ったらしいのですが、その後、全く連絡が付かないそうです。探偵事務所にも頼んで人探しをしているらしいのですが、、、父親としてみれば、妻に娘を取られてしまい、突然、娘に会えなくなって、何年も大変辛い思いをされているでしょう。

子供が幼い時に離婚した場合は、「父親はあなたが小さい時に亡くなった、だとか、暴力的な父親だったとか、捨てられたのだ。」と母親から教えられるので、子供が成長して20歳になっても、自分から父親を探さないことが多いそうです。

厚生労働省の2020年の人口動態調査によると、日本における国際結婚の離婚率は57パーセントで、日本人同士の離婚率36パーセントと比べると、2倍近く多いことが分かります。国際結婚したカップルの半分以上が離婚しているということは、国際結婚がいかに大変かが分かります。言葉の問題、文化の違い、価値観の違いなどで、日本人のカップルより上手くいかないのは当然でしょう。

僕も場合も、特に子供が出来てからは、育て方の考え方に違いがあって、衝突することもありましたが、、、今は子供達も大人になったので、衝突する場面は殆どなくなりました。妻とは、育った環境も全く違うため、考え方が違うのは当然という考えで、向き合うしかないです。どうすれば相手を変えられるか、説き伏せられるかを考えては無駄です。相手の考え方を変えることは不可能で、自分の考え方が変えなければ、何時までも、上手くいかないと気付いたのです。特に、この国では、男女平等という考えが普通で、例えば、給料を多くもらってくる方が偉いということはありません。また、専業主婦という地位もありませんので、専業主婦になりたい女性は日本に住んだ方が良いかも知れません。

では、明日も、このブログでお会いしましょう。

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貧困層に転落したC子さん

2023年03月01日 19時15分03秒 | 国際結婚

今朝は妻と一緒に2時間半の散歩に行きました。散歩中、妻はいつもの様にテイクアウトのコーヒーを買いました。今日の写真は途中のロバ牧場を通った時に撮った写真です。散歩を終えて家に帰ってきたら、11時半ごろで、丁度昼ご飯を作る時間でした。ズッキーニと玉子とご飯で焼き飯を作って食べました。昼からは妻の買い物に付き合って、餃子の食材購入。

今日は妻の友達がお子さんを連れて遊びに来るので、妻は仕事を休むことにしたのです。妻の仕事はカジュアルで、自分で休みたい日を決めることが出来ます。それで、大抵は水曜日に休みを取って週に4日働くことが多いです。

妻の友達というのは、去年、妻がある学校で働いていたのですが、そこで、アシスタントをしていた女性が何と偶然にも日本人のC子さんでした。久しぶりに会おうということになって、今日は妻がC子さんと高校生、中学生、小学生のお子さん3人を家に招待したのです。

C子さんは典型的な母子家庭で、2つの仕事を抱えていて、フルタイムで、学校のアシスタントの仕事。その他に、週末に日本人の子供達に日本語を教えています。何年か前にオーストラリア人の旦那さんと離婚されて以来、賃貸のアパートに住んでおられて、生活は苦しいようです。C子さんは子供3人と住んでいるので、元夫は養育費を払う義務があるはずなのですが、仕事をしていないのか、何らかの事情で養育費を払ってくれないのだそうです。

C子さんは、英語力もあって、日本では教員免許も持っていたのすが、こちらに来て、何の資格を取らずに結婚してしまったのです。こちらで手に職のない外国人女性、つまり、まともな収入を得る見込みのない女性を相手にする男性はろくな男がいないと以前書きましたが、C子さんも、例外ではなかったようです。残念ながら、C子さんの結婚相手はあまり仕事に向いていない人だったようです。相手が悪かったというか、、、経済的にも結婚を続けるのが難しかったのが、離婚の原因になったようです。

離婚してからは、2つの仕事を掛け持ち、3人のお子さんを育てています。ただ、お子さんは、非常に明るくて良い子供達で、いくら家が貧しくても家族4人で助け合いながら楽しく生活していることが分かり、安心しました。日本にも2年に一度ぐらい帰られるようです。また普段から家で日本語を使っていて、素晴らしいと思いました。日本人とオーストラリア人の間で生まれた子供達は、多くの場合、余程努力しない限り、家の中では、英語オンリーになってしまうことが多く、日本語の喋れない子供になることが多いのです。

では、明日も、このブログでお会いしましょう。

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移住後に貧困層に転落したA子さん

2023年02月25日 13時37分41秒 | 国際結婚

今日は国際結婚してオーストラリアに移住した日本人女性のA子さんについて書こうと思います。

僕がA子さんに出会ったのは、20数年前のことです。後に旦那さんとなるインド系オーストラリア人のトニー(仮名)は当時、シェアハウスをしていて、丁度その頃に僕はシェアハウスを探していたので、トニーの所に間借りすることになりました。

トニーは当時、メルボルンの町にある専門学校で講師をしており、正社員ではなく、パートタイマーのアルバイトの身分でした。その専門学校に現れたのが、日本から、英語やビジネスを勉強しに海外留学生として来ていたA子さんでした。

A子さんは当時30代の半ばを過ぎていました。短大を卒業した後、小さな商社に事務職として10数年間、勤めていたそうです。しかし、ブラックな職場でサービス残業に嫌気がさし、遂に退職を決意。キャリアアップを目指して、以前から移住したいと思っていたメルボルンの、とある専門学校で英語やビジネスを勉強する為に一年間留学したそうです。

初めに声を掛けたのはトニーだそうです。何度かA子さんを学校で見かけて、オーストラリアに来たばかりで英語が話せず、孤独そうだったので、付き合えそうだと思ったそうです。それである日、トニーはA子さんが学校を出た所で「あなたに興味がある、今からコーヒーでもどうだい?」と声を掛けたのだそうです。当時A子さんは殆ど英語が分からなかったので、道端で変な男に付きまとわれたと思い、走って逃げたのだそうです。

その後、トニーは、学校でA子さんを見かける度に、アプローチをかけ、A子さんは、トニーがその学校の講師だという事で安心し、直ぐに交際に発展。数か月の交際の末、結婚。パートナービザを取得し、無事に移住することが出来たのでした。

ここまで書いて、ハッピーエンドだと思われた方も多いのではないでしょうか。僕も彼らの結婚式に出席して、幸せそうな彼らを祝福したのです。ただ、当時から、一抹の不安がなかったわけではありませんでした。

その不安とは、、、トニーは超が付くほどの肥満体で、身長は僕と変わらないのに体重が僕の3倍近くあったことです。そして肥満が原因で、20代で既に心臓のトリプルバイパスという大手術を受けていて、健康に大きな問題があったのです。そして彼の唯一の趣味は、、、コンピューターゲームでした。食生活も健康的とは言い難く、野菜は殆ど食べず、肉、ココナッツミルクのたっぷり入ったカレーライス、宅配ピザ、ハンバーガー、フライドチキンが大好物なのでした。

ここまで書けば、なぜトニーが普通のオーストラリア人女性をデートに誘わないで、代わりに、あまり英語が話せない外国人女性のA子さんを選んだかがお分かりだと思います。

実はトニーは今まで、幾人かのオーストラリア人女性とは友達になれても、だれも結婚を前提にしたデートをしてくれなかったそうです。なので、オーストラリアの女性は諦めて、代わりに、彼の働く専門学校でオーストラリアに留学に来たばかりで、英語もあまり喋れず、まだ友達もいなかった30代後半のA子さんを選んだのだと思います。

オーストラリアに来て、すぐに交際相手が出来、人生がバラ色だったA子さんですが、結婚後、トニーの収入が思いのほか低いのに驚きます。それもその筈、専門学校の講師というのは、正社員ではなく、日本の学習塾の学生アルバイトの様な収入、身分なのです。家のローンが大量に残っており新婚当初から家計は火の車でした。当然、新婚旅行に行けるようなお金もなく、一人目、二人目のお子さんが生まれると、更に生活は苦しくなりました。

何年かオーストラリアで暮らす内にA子さんの英語は少しづつ上達しましたが、それでも、夫婦で心の底から話し合えるほどの英語力はなく、仕事も見つけられませんでした。そこで、キャリアウーマンに憧れていたA子さんは40代半ばになったてから、大学のビジネス専攻にパートで入学しました。しかし、英語力のなさから宿題のレポートが書けず、いくつか単位を落としてしまい、結局退学することになりました。

若い時から心臓病を患っていた旦那さんは、遂に50代で他界され、A子さんは50歳で親子三人の母子家庭になってしまいました。生前、週末や学校の休みにはどこへも行かず、時間があればコンピューターゲームをしていた父親を見て育った子供達は、父親の死後、反抗期に差し掛かり、更に人生は暗転します。

父親を亡くしてから、少しづつ自分勝手に振る舞い始めた息子さんは、A子さんに暴力をふるう様になってしまったのです。そして、A子さんが英語を話す時は、文法の間違いを真似して笑うようになったそうです。学校は休みがちなり、遂に中学3年生から不登校が始まり退学。毎日、コンピューターゲームをして過ごすようになったそうです。今、息子さんは20代ですが、仕事もせず、引き籠りが続いています。

A子さんはオーストラリアに来て20数年間の間に一度しか里帰りをしたことがないそうです。家族で帰国する余裕はなかったので、娘さんだけを連れて一度、母親に会いに行ったそうです。しかし、生活保護を貰って生活しているA子さんは、もう10年以上、日本に帰っていません。

去年、A子さんに連絡を取った時に分かったことは、お母さまが亡くなられた時も、日本に帰るお金が無くて、お葬式に参列できなかった事。そして長年のストレスが原因で、A子さんは癌を患って大手術をしたとのことでした。手術後に更に新たな病気も見つかったので、今後はその病気の治療に専念するとのことでした。

もし、A子さんが、英語力をつけてからオーストラリアに留学していたら、肥満体で心臓の持病のあるインド系オーストラリア人のトニーと結婚することはなかっただろうと思うのです。手に職をつけて働けていたら、人生の選択肢が広がって、もっと幸せな人生を歩んでいたでしょう。英語力のなかったA子さんは、残念ながら、男性を選択する余裕はなかったのだと思います。国際結婚してからは、苦労の連続で、最近では健康までも損なってしまったAさん。日本にいた方が良い人生を送れたのではと思わずにはいられません。

では、明日も、このブログでお会いしましょう。

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国際結婚して移住することの問題点 (後編)

2023年02月22日 17時56分36秒 | 国際結婚

今日も前回のブログに引き続いて、国際結婚してオーストラリアに移住することの問題点の後編を書いていきます。

昨日のブログでは、日本人女性がオーストラリア人男性と結婚する場合、女性の英語力が十分でない場合が多く、その為、結婚相手の男性のレベルが低くなることが多く、結婚生活が上手くいかないことがあると書きましたが、今日はその続きです。

日本人女性が、オーストラリア人と婚活をして、国際婚活の末に、結婚して、オーストラリアに移住することの問題点の二つ目は、この国で、仕事が見つけられないことが多く、仕事が見つかっても、資格や英語力が要らない、収入が低い仕事(掃除婦、工場労働者、介護、農作業など)しかないことです。

勿論、国際結婚後に移住して、こちらで職能資格を取得して、オーストラリア人以上にバリバリ働かれている日本人女性はいらっしゃいます。でも、残念ながら、その数は少ないのが現状です。

オーストラリアに移住することに憧れて、結婚相談所やマッチングアプリで婚活をして、国際結婚の後、パートナービザを取得して移住した多くの日本人女性は英語力に問題があり、オーストラリア人の夫と、意思疎通が上手く出来ないので、結婚生活が上手くいかないことを昨日のブログに書きました。

どの国でも言えることですが、ここオーストラリアでは、英語で意思疎通が十分に出来ないというのは、就活する場合にも致命的な欠陥になってしまいます。しかも、国際結婚後に移住した日本人女性の多くは、この国で通用する職業資格を持っていません。

目出たく国際結婚出来たとしても、一方のパートナーであるあなたの収入が低い、又は無収入というのは、これから幸せな家庭を築く上で大きな障害になりうるのです。ひと昔前の日本の高度成長期の頃には、収入の高い夫は働きに出て、妻は専業主婦という役割分担がありました。しかし、現代の、ここオーストラリアでは、男女平等の賃金なので、夫も妻も同じ様な収入であることが多いです。昔に比べると、男性の賃金は女性と比べて相対的に低くなっていて、夫だけの収入で食べていくことは難しく、専業主婦という地位はオーストラリアでは存在しないのです。

英語でのコミュニケーション能力に問題があって、就職に有利な資格もなく、将来、良い収入を得られる見込みのない女性と、どの様な男性が、結婚したがるのでしょうか。普通の男性なら、仕事が出来て、収入の高い女性を選びます。なぜなら、オーストラリアでは物価が高く、例えば不動産価格の中央値はシドニーで1億円、メルボルンで7千万円を超え、家を借りると月に20万円は家賃がかかるのです。夫婦の年収が低ければ、治安が悪く、交通に不便で辺鄙な所にしか住むことができないのが現状です。

それが分かっていながら、将来収入があまり見込めない女性と結婚したがるオーストラリア人男性は、どんな人なのでしょうか。僕が思うにその様な男性は、、、

  • 低学歴で無職か、仕事があっても収入が低いので、オーストラリア人女性には相手にされない男性
  • 夫婦で貯金して、マイホームを手に入れるという夢を諦めた男性
  • 夫婦で外食したり、映画を見に行ったり、旅行に行ったりすることに興味がない男性
  • 貧困層から脱出することに興味がない男性
  • 美味しくて栄養価の高い食事より、高カロリーで量の多い食事を好む男性
  • ジムや野外活動で体を鍛えたりするより、家でテレビや、コンピューターゲームをする方が好きな男性

仮に、この様な男性と国際結婚してオーストラリアに移住できたとしても、結婚生活が上手くいくでしょうか。治安が悪い環境で、生まれた子供達は荒れた学校にしか通わせることが出来ず、日本に里帰りするための飛行機代すらも払えず、国内を旅行することも出来ない生活です。毎日の食事は値段が安く、栄養価が少なく、高カロリーのポテトチップスやスパゲティーや食パンやパサパサの安い米で、我慢できますか。

しかも、この様な男性の多くは現実から逃避する為に、アルコールやタバコに溺れ、薬物を乱用し、無職でDV(家庭内暴力)で、家庭が崩壊してしまうことが多いのです。こんな底辺の生活しか出来なくても、あなたはオーストラリアに住めれば満足でしょうか。

あなたがオーストラリアに移住することに憧れている理由は、オーストラリアが豊かな国だからでしょうか。残念ながら、オーストラリアは貧富の差が激しく、大きな家に住んで、優雅な生活ができる富裕層は上位2、3パーセントのみで、その下に夫婦共働きでホワイトカラーの職に就いているいる中産階級、その下が、夫婦共働きでブルーカラーの職業に就いている労働者階級、最下層には、夫婦が共働きでも低収入であったり、どちらかが無職であったり、母子家庭などの貧困層です。

たとえ、あなたが日本の有名な大学を卒業していたとしても、この国で通用する資格ではないのです。国際婚活の結婚相談所で専業主婦希望などと言っている女性は、貧困層の男性としかカップルになれないことが、お分かり頂けたでしょうか。

オーストラリアでは英語力があるだけでは、満足できる就職先はありません。この国では誰だって英語を話すのですから。精々、お店の売り子かネイルサロンぐらいしか職は見つからないでしょう。

英語力が無いなら、それさえも出来ないのです。英語が出来なくても出来そうな仕事は農産物の収穫作業や、工場の流れ作業、清掃、ホテルのベッドメーキング、日本レストランの皿洗いくらいでしょう。

オーストラリアで普通以上の男性と出会う方法はただ一つ、それはまず、あなたが就職に有利な資格を取って、手に職(スキル)をつけ、相手の男性にとって魅力的な給料をもらうことです。

では、明日も、このブログでお会いしましょう。

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国際結婚して移住することの問題点 (前編)

2023年02月22日 05時10分30秒 | 国際結婚

今日はあなたが、将来、国際結婚をすることに興味があると仮定して、国際結婚してオーストラリアに移住することの問題点を考えてみます。僕は国際結婚をしていますが、国際結婚の専門家ではないので、いつも様に、自分の思ったことを書いていきます。参考程度に読んで下されば幸いです。

僕が国際結婚で一番問題だと思うのはオーストラリア人と結婚した日本人の英語力が低い場合が多いことです。日本人女性の英語力が低くてもオーストラリア人男性とカップルになれることは多いのですが、その反対の場合、つまり日本人男性の英語力が低いのにオーストラリア人女性とカップルになることは非常に希です。なので、今日は、日本人女性とオーストラリア人男性とのカップルについて考えてみることにします。

よくあるケースでは、日本人女性がオーストラリアへの移住に憧れ、結婚相談所に登録する、又はマッチングアプリや現地の日本人女性専門の結婚相談所を通してオーストラリア人の相手を見つけて結婚した場合です。

この様にして結婚した女性の英語力は大変高い人もいないわけではありませんが、残念ながら、英語で意思の疎通が難しいのに来豪し、結婚してしまうカップルもあるようです。

オーストラリア人男性の中には、日本に住んだことがあり、日本語がペラペラというオーストラリア人もいなくはありません。しかし、オーストラリア人男性の殆どは、全く日本語が話せないし、話そうともしないのが普通です。

そこで僕が思うに、どの様なオーストラリア人男性が意思疎通も満足に出来ない外国人女性と結婚したがるのか?です。結婚はこれからの人生に於いて、長い時間を共有し、供に社会の荒波を乗り越え、協力して生活し、多くの場合、いずれは子供が出来て、一緒に子育てをしていかなければなりません。そして夫婦間で意思疎通、コミュニケーションが潤滑に出来ることは、結婚生活に於いて、お互いに愛し合っている以前の必須の条件だと思うのです。

カップルの間で英語で意思疎通が、上手くできないということは、、、

  • 冗談を言って一緒に笑えない、
  • 困ったことや悩みを話し合う事ができない。
  • お互いに思っていることが伝えられない。
  • 相手の顔色を見て、相手が何を考えているのか予想しなければならない。
  • テレビや新聞を見て、思ったことを共有できない。
  • 家族や友人に紹介しても、打ち解けられない。

このように、意思疎通が上手く出来ないカップルが、結婚生活を楽しく続けられるのか甚だ疑問です。

そして、問題は、どの様なオーストラリア人男性が、意思疎通の上手く出来ない外国人女性と結婚したがるのか?です。僕が考える、この様なオーストラリア人男性は、、、

  • 性格に欠陥があり、オーストラリア人女性に相手にされず、全くモテなかった人
  • 妻を自分の身の回りの世話をしてくれる、お金の要らない家政婦だと考える人
  • 妻をいつでもやらせてくれる、お金の要らない性奴隷だと考える人
  • 妻に暴言を吐いたり、暴力をふるっても言葉が出来ないから構わないと考える人

この様な男性と結婚してしまった女性は多くの場合、離婚する結果になり、オーストラリアはもうたくさんだと、失意の内に帰国する人が多いように思います。

子供がいる場合はもっと悲惨です。というのは、オーストラリアでは、子供が18歳になるまでは、離婚後も親権は父と母の両方にあるので、勝手に子供を連れて日本の実家に帰ってしまうことは 出来ないのです。

それでもオーストラリアに居ることに耐えられなくなって、泣く泣く子供をオーストラリアに残したまま帰国し、子供と生き別れになってしまったり、里帰りと偽って子供と帰国したまま、オーストラリアに戻って来なくなることもあるようです。

しかし、たとえ離婚が成立していても、夫や、元夫の同意なしに、母親が子供を連れて日本に帰国してしまった場合は、一定の条件を満たせば、ハーグ条約が適応されることとなり、子供はオーストラリアに戻されることになるのです。

つまり、元夫の同意なく、勝手に子供を日本に連れ帰ってしまって、オーストラリアに戻さないと、母親は国際誘惑事件の犯人、つまり犯罪者になってしまうのです。その結果、子供の父親に代わって、日本の警察があなたと子供を探しに来るという大問題に発展するのです。

では、どうすれば上記の様な男性を避けて、普通のオーストラリア人男性と結婚できるのでしょうか?僕が思うに、英語で意思疎通、コミュニケーションがスムーズにでき、冗談を言い合える高いレベルの英語力がなければ、幸せな結婚生活を続けることは難しいと思うのです。

つまり、女性の英語力が低ければ低いほど、低いレベルの男性しか見つからないと考えるべきだと思います。ですから、オーストラリアで魅力的な、あなたを大切にする、一緒にいて楽しい男性と結婚したければ、英語でスムーズに意思疎通ができ、冗談が言えて、一緒に楽しく会話が出来て、一緒に問題を話し合える事が出来る英語力を、パートナーと出会う前につけなければいけないと思います。

では、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

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