オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

結婚制度 続き

2022年09月30日 14時41分54秒 | 日記

昨日のブログの続きになります。僕は歴史学者や文化人類学者ではないので、想像でしか言えないのですが、農耕牧畜を行う前の太古の昔、人類は他の類人猿と同じように、群れで生活し、狩猟、漁労、採集で食料を得て、群れで子作り、子育てをしていたという推測をしました。つまり、昔は現代の様な一夫一婦制ではなく、雑婚、乱婚だったのではないかと思うのです。

そこで問題となるのは、群れの皆が親戚のようになり、同じような遺伝子になってしまうのをどう防いだかです。一番手っ取り早いのは、他の群れからの旅人や侵入者を積極的に群れの中に受け入れたり、他の群れとの交流をしながら、常に新しい遺伝子を確保していたのでしょう。

確か、ハラリ氏の「ホモサピエンス」という本に書いてあったと思うのですが、農業文明が発達して、食料の蓄えができるようになると、国が、国民を管理しやすいように、一夫一婦制の結婚制度を作ったそうです。乱婚社会では、子供が誰の子か分からないので、特に父親が育児放棄するのを防ぐ為かも知れませんね。

さて、今日は息子の18歳の誕生日のお祝いに、家族で韓国の焼肉レストランに行ってきます。一人50ドル(約4500円)と、ちょっと高いですが、18歳の誕生日は大人の仲間入りの特別な日ですし、こういう特別な日でないと、外で食べることはありませんので、丁度いい口実ですね。

では、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

 

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結婚制度

2022年09月29日 19時15分32秒 | 日記

今日のお題は結婚制度。今日は朝、畑で花の咲いている大根やブロッコリー、カリフラワー、キャベツなどを引っこ抜きました。スキーに行っていたので、畑まで手が回らず、妻や子供達もあまり畑に興味がないので、草ボーボーになっていました。

疲れたので、居間でダラダラとユーチューブを見ていたら、脳科学者の中野信子さんの性や結婚についての動画が出てきて、とても勉強になりました。例えば、羊の5%から15%ぐらいの雄は、雌ではなく、他の雄と交尾したがるのだとか。また、アホウドリは雌同士のつがいが何年にも渡って、一方の雌が生んだ雛を育てることがあること。

つまり、同性愛は別に人間だけに見られる特別なものではなく、他の哺乳類や鳥類にも普遍的にみられることで、しかもイタリアの研究では、親族に同性愛の男性がいると、女性の子供の数が普通より1.3倍に増えるとか。つまり、種にとって、同性愛があることは、その種が生き延びる手助けをしているということです。

また、平安時代までは、通い婚など普通に行われていて、一夫一妻制は、近年になって確立したものですが、とはいえ、現在でも50%の夫婦は不倫の経験があるということ。また、一夫多妻制に憧れる男性が多いが、実を言うと、この一夫多妻制は財力があるイケメン男性だけが複数の嫁と結婚でき、そうでない大多数の男性は結婚できないという制度なので、大多数の男性にとっては不公平な制度だということですつまり、一夫一妻制は最大多数を最大幸福にする制度ですが、それでも完璧ではないですよね。カップルの3分の1は離婚するわけですし。不倫もある。

太古の昔、人類は家族単位ではなく、群れで生活し、群れで狩猟、漁労、採集生活をしていたことが分かっていますよね。採った獲物は独り占めするのではなく、群れで分け合った。ということは、子作り、子育ても群れで行われたということではないでしょうか。つまり、一人の男性が一人の女性を独占するのではなく、皆、仲良く群れの女性、又は男性をシェアしていたのではないでしょうか。つまり、多夫多婦制ですね。チンパンジーに似た、類人猿のボのボは挨拶代わりに群れの誰とでも交尾をするようですし、、、人類も、昔は群れの中で比較的多くのパートナーと子作りをしていたのかもしれません。この制度なら今、日本で問題になっている結婚適齢期を過ぎても結婚できないという問題もありませんね。

生まれてきた子供の父親は誰か分からず、特定の男性でないので、自然に群れで子育てをする。男性にとっても群れの子供は全て自分の大切な子供なのです。これは、女性一人が子育てをするよりも、女性の負担が少なくて良かったのではないでしょうか。

では、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

 

 

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マーケットプレイス(フェイスブックのメルカリ)

2022年09月27日 17時27分41秒 | 日記

今日は朝、息子の模擬試験があったので、学校に送って行ってから、インラインスケートといって、ローラースケートの、タイヤが一直線に4個並んだスケート靴を買いに行ってきました。このインラインスケートが欲しくなった理由は春から秋まで雪がない時期にスケーティングスキーの練習になるとロッジの友達に教えてもらったからです。

買いに向かった場所はお店ではなく、個人宅。フェイスブックの売りますコーナーで何回か売主の女性とメッセージを交換して、時間を決め住所を教えてもらいました。ただ、僕の空いている時間、この女性は仕事があった様で、「玄関のドアの前に置いておくから、気に入ったら60ドルをドアマットの下に置いておいて。」という、かなり飼い主を信頼した売買方法でした。

売主の家に10時頃到着してみると、約束通り玄関ドアの前に、ビニール袋に入ったインラインスケートが置いてありました。スケート靴を袋から出して、まず驚いたのは、靴の中に小さな落ち葉など、枯れた植物の破片がかなり入っていたことです。どこか外に出しっぱなしにして置いて入ったのか、植物を靴下に付けたまま、スケート靴を履いたのかのどちらかでしょう。普通なら売る前に靴の中を一通りチェックしますよねえ?

折角遠方から買いに来たのだから、ひとまず気を通りなおして、靴の中を手探りで枯葉などを2分ほどかけて除去し、スケート靴を左足に履いてみると、少し大きめの感じ。念のため右側も履いてみて、恐る恐る立ってみると、やはり少し大きめ。履けないことはないですが、こういう物は足にピッタリ合わないと、コントロールしにくいので、結局、買わないことにしました。金具の部分も錆が出ているし、何より靴の中に枯草が入っている時点で、普通の人なら怒るか、気を悪くして帰りますよね。僕も片道15キロ、往復30キロかけて来ているわけですから、ガソリン代も馬鹿になりませんでした。 

ただ今回は売主がいなかったのが幸いでした。もし売主がいたら、10分でも時間を取らせて申し訳ない気がして、気の弱い僕は多少サイズが大きくても買ってしまっていたでしょうから。特に今回の様に売主が若くて美人の女性なら、がっかりさせたくないですし、初対面なのに、お互いに気まずい雰囲気になるのもいやですし。

という事で、売主には、丁寧にお礼と買わなかった理由(サイズが合わなかったこと)をメッセージしておきました。今度は量販店を見てこようと思います。

では、また明日このブログでお会いしましょう。

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息子の模擬試験

2022年09月26日 16時33分29秒 | 日記

今は春休みの期間ですが、息子は高校3年生の受験生なので、休み中に模擬試験にいかなければなりません。今日は午後から数学の模擬試験の為に、学校に送り迎えをしました。

日本なら5教科全ての模擬試験を一日、または2日ですると思うのですが、こちらは各科目がバラバラで、数日に渡ってします。日本の様に業者が作った模擬試験の問題を使うことが多いですが、先生が独自で作ることもあります。模擬試験は学校単位で行っているので、結果は校内だけのものです。日本の様に、大手の予備校が作った模擬試験を全国規模ですることはありません。

公立高校の場合は基本的には各地の学区内に住んでいる生徒がその学区内にあるセカンダリースクール、(中学高校に相当)に行くので学校間の格差は少ない様に思えますが、実は地域の経済格差がそのまま学校間の格差に反映するようです。つまり、地価が高い、裕福な地域の公立高校は生徒の成績が高く、地価の低い、貧しい地域の子供達は家では外国語を話していることが多く、英語は第二外国語の様なもので、学校の成績が低い傾向にあります。

私立の学校も同じことが言えます。結果を出している私立高校は入学希望者が多いので、授業料も高くなります。裕福な家庭は親が教育熱心で、子供達に家庭教師をつけたり、塾に通わせることも多いので、更に成績が高くなります。貧しい家庭の子供達は母子家庭や、祖父母や、義理の父親や母親に育ててもらうことが多く、家庭内暴力や家庭不和など、家庭に問題があることが多く、不登校になったり、退学したりする生徒が多いです。

さて、今日の息子の数学の模擬試験ですが、あまり出来なかったと言っていました。娘と違って、息子は宿題を締め切りぎりぎりになってやるタイプで、コツコツとするタイプではなく、数学は得意ではないようです。本当に頭の良い子供なら、宿題などやらなくても試験では百点を取れるのでしょうが、残念ながら息子は至って普通の能力しか持ち合わせておらず、試験も平均点とれるかどうかだと思います。

幸いなことに試験の成績がそのまま幸せにつながることはなく、これから本人の努力次第で、将来はどうにでもなるというのが僕の考えです。

このブログの初期に書きましたが、僕も学校の成績が取り立てて良かったことはなく、落ちこぼれと言う言葉がピッタリの高校生活を送りました。でも、ご存じの様に、アルバイトと仕事で貯めたお金で20代はアメリカとオーストラリアに自費で留学し、海外で就職し、多分、同じ学年の人達と比べて誰よりも早く、55歳でリタイヤ出来て、気ままに外国で暮らしていますし、何よりも幸福なのは優しい妻、非の打ちどころのない子供達がいることです。

では、明日も、このブログでお会いしましょう。

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ホッサム山から無事帰宅

2022年09月25日 18時23分58秒 | 日記

今朝は絶好のスキー日和でしたが、オートミールの朝食の後、荷造りをして、ロッジの部屋を掃除し、まだロッジに泊っている人達に「また来年、お会いしましょう。」と挨拶を済ませて、車に荷物を積み込んで、出発は午前9時40分ごろでした。

山を下りて、直ぐにガソリンスタンドに寄って満タンにし、トイレも済ませた後は一度も止まらずに、高速道路は110キロで運転しました。

昼ご飯の休憩は取らず、運転しながら、ミカンやリンゴ、コーンチップス、チョコレートを食べて空腹を癒しました。自宅に到着したのは3時頃でしたから、運転時間は5時間20分でした。車庫に車を入れて、荷物を出していると、妻が家から出てきてお出迎えしてくれました。相変わらず元気な様子。と言っても、毎晩ロッジから妻や子供達と電話で話していたので、特に久しぶりという感じはありませんでした。

自宅に2週間ぶりに戻ってみると、やはり暖かくなったからか、庭には草が生い茂っていました。畑のキャベツや水菜は花が咲いているので、早く引き抜いて、明日からは夏野菜のキュウリやトマトを植える準備をしようと思います。

2週間ほどのロッジでの共同生活は刺激があって良かったですが、少し長すぎた感じがします。来シーズンは 一週間程度の宿泊を4回取ろうと思います。

では、また明日、このブログでお会いしましょう。

 

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ロッジでお酒を飲む人達

2022年09月24日 17時05分26秒 | 日記

今晩は今冬、ロッジで過ごす最後の晩です。明日の朝は朝ご飯を食べた後、部屋を掃除して、この夏、避暑の為にこのロッジに泊る人達が気持ちよく泊れる様に、掃除機をかけたり、トイレやシャワー室をピカピカにしなければなりません。掃除の後で、ロッジの管理人さんがチェックアウトの前に部屋を点検に来ることはありません。綺麗に掃除して当然だからその必要はないのでしょう。

さて、今日のお題は「ロッジでお酒を飲む人達。」です。先週は新しくできた友達とパブでコップに2杯、ビールを飲みましたが、これは例外中の例外で、普段、酒屋でお酒を買って、家飲みすることはありません。

ロッジに宿泊する人達の飲酒の習慣を今まで観察しているですが、ほぼ全員がロッジにお酒を持ち込んでいて、夕食前にチーズをクラッカーにのせたり、ナッツを肴にビールやワインを飲み始めて、食事中はワイン、食後もワインのパターンが多いです。昼時に飲む人は見たことがありません。因みに、日本酒を飲んでいる人は見たことがありません。日本のレストランでなら、日本酒を飲む人もいるかも知れませんが、、、。

確かにお酒を飲めば、初対面や、良く知らない人と、食堂で話し易くなると思います。酔っ払う人はいませんから、酔う為に飲むのではなく、リラックスできて饒舌になれるし、お酒の味が好きだから飲む、食事をより美味しくするからお酒を飲むという感じでしょうか。

たまに、ロッジで仲良くなった人に、一緒にどう?とワインやビールを誘われることもありますが、お返しのお酒も持っていないので「お酒は飲まないんで、、。」とお断りしています。でも、来年、ロッジに来る時はワインでも持って来てもいいかなと思い始めています。やはり、一緒にお酒を飲めば、知らない人とも話も弾むことは間違いありません。

ただ、以前、このブログでも書いたのですが、お酒はタバコ同様に、体に良くないものです。でも本当に気の合う友達が飲んでいるのなら、付き合いで少しぐらい飲んでもいいかなと思い始めています。

では、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

 

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日本に行ったことのあるオーストラリア人

2022年09月23日 16時24分37秒 | 日記

今日のお題の「日本に行ったことのあるオーストラリア人」ですが、どうしてこのトピックを選んだかと言うと、ロッジで出会った人の中で、日本に行ったことのある人が異常に多いからです。

ロッジで出会った人の中で日本でスキーをした事がある人は多分5割くらいだと思います。初対面の時、自己紹介で「名前はヒロシで、日本から来ました。」と言うと、「日本に行ったことあるよ。」と言われることが多いのです。そして、行ったことのある人はリピーター、つまり一度だけではなく、何度も行ったことがある人が大部分なのです。大抵はスキーですが、観光で行ったり、仕事で行ったり。一年以上、日本に住んで働いた人も2人いて、一人は日本の私立の幼稚園で、英語の先生として、もう一人は外資系の会社で働いていたそうです。ロッジに泊った子供達の中で、小学6年生のロッキー君は将来日本に住んで、英語の教師として働くのが夢だそうです。

日本人として誇らしいのは、日本を旅行したことのある人達の全員が日本や日本人に対してとても良い印象を持っていることです。道に迷った時、殆どの日本人は親切に道を教えてくれただけでなく、そこまで一緒に歩いて連れて行ってくれたという人、飲み屋さんに入った時、日本人と身振り手振りで意思疎通して、楽しかったことなど、聞いているだけで嬉しくなってしまいます。

日本食が健康的で美味しいことは殆どの人達が認めることですし、日本に行ったことがない人でも、醬油だけでなく、かつお節、だし、昆布、みりん、など調味料についても詳しい人が多いです。ちなみに寿司はピザと同じぐらい日常的に食べられていて、大抵どこのショッピングセンターに行っても寿司屋さんがあります。大抵は巻きずしですが、、、。ラーメンも好きな人が多いです。ただ、豚カツラーメン、から揚げラーメンなど、日本人の僕からすると、???と首をかしげたくなるメニューが結構あって、大抵のシェフは外国人で、適当に考えたメニューを日本食として提供しているので、僕はこちらの日本レストランにはあまり行かない様にしています。

では、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

 

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ロッジでの生活

2022年09月22日 14時40分52秒 | 日記

今冬のロッジでの生活は25日を超え、今回の滞在も残すところ3泊となりました。そこで今日はスキーロッジでの生活について再び書こうと思います。

ロッジでの生活は一言で言えば、他人との共同生活です。ロッジの会員、非会員を問わず、皆が楽しく宿泊できるようにすることが求められます。

食事は自炊が基本です。外食をする人もたまにはいますが、ホッサム山の町の中のいくつかあるレストランは、メルボルンの町のレストランと比べても割高で、一食40-50豪ドル(4-5千円)ぐらいかかるようです。僕はそんなぼったくりのようなところで食べるよりも自炊でお腹一杯、自分で好きな物を食べたいので自炊します。

食事の準備ができたら、食べる前にすることがあります。それは、料理で使ったお鍋やフライパンなどは、そのままにしておかず、直ぐに洗って、布巾で乾かして、所定場所に戻して、次の人が直ぐに使えるようにしなければなりません。すぐに洗えば、汚れは直ぐに落ちますから、一分もかかりません。食事後も自分の使った食器類は直ぐに洗って、食洗器ではなく蒸気での殺菌機に入れます。2分後に殺菌機から出して所定の場所に戻して、他の人が直ぐに使えるようにします。

部屋も基本的には相部屋で、家族4人で来る時は4人部屋にしてもらいますが、一人で来るときは他の宿泊客と相部屋です。そこで問題となるのがいびきと就寝時間の騒音問題です。

まず、程度の差こそあれ、殆どの男性も女性も、いびきをかくようです。妻によると、僕も時々、軽いいびきをかくようですが、大抵は静かに寝ているそうです。幸い、妻は静かに寝てくれるので、我が家では、いびきの騒音問題はありません。今年、相部屋になった人達のいびきは、それ程大きな音ではなかったので、それ程気にはなりませんでした。実は、今日から3泊、2人の宿泊客が僕と同じ部屋で寝ることになったので、いびきの音がどれ程大きいのか、不安ではあります。

もう一つの騒音問題は就寝時間、起床時間の違いによって、睡眠が妨げられることです。僕の場合は大抵、夜の10時から11時の間に寝て、朝は6時か7時に起床しますが、相部屋になった人によっては就寝時間が深夜になる人もいますし、5時ごろに起きる人もいますから、多少の睡眠不足になるのは仕方がないですね。睡眠不足の時は昼寝で補えば良いです。

この様に、ホテルと違ってロッジに宿泊すれば、宿泊費が少なくて済みますし、他の宿泊客と楽しく過ごせて友達になれることもあるのが利点、他人との共同生活でストレスになるのが欠点です。

僕の性格はどちらかといえば内向的だと思うのですが、たまには他人との共同生活は嫌いではありません。リタイヤしてからというもの、家族以外の人と話す機会が極端に減ってしまい、退屈していたので、ロッジでの生活はとても新鮮に感じています。ただ、今回の2週間のロッジ生活は、流石に飽きてきたというのが正直なところです。大抵の宿泊客は3、4日で帰るので、次から次へと入れ替わるので、名前を覚えた頃にはいなくなってしまうのです。

では、明日のブログでお会いしましょう。

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スケーティングスキーのブレークスルー

2022年09月21日 16時45分59秒 | 日記

今日のお題のブレークスルーとは、今まで何度か挑戦しても出来なかったことが、突破できたという意味です。

今年、スケーティングスキーを始めて、ある程度は上達し、何とか様になっていたのですが、実は、直ぐに疲れてしまって、特に上り坂では何度も止まって休憩しなければなりませんでした。

ある程度、経験があるスキーヤーなら、一度も止まらず行けるトレイルを、僕は何度も止まっていたのです。下手をすれば20メートルも上り坂を登るとヘトヘトで、一分休憩して息を整えていました。

直ぐに疲れてしまって、止まってしまう理由2つあると思います。一つめは技術的にまだまだ初心者で、余分な動きに力を使ってしまっているから、直ぐに疲れてしまうのです。

もう一つの理由は、体力、特に持久力のなさ。リタイヤしてから、体力を付けようとメルボルンの夏の終わりの3月ごろからスキーシーズンに向けて、平日の朝は、息子を学校に送ってから海辺を20ー30分程ジョギングしていたのですが、3か月ぐらい続いたでしょうか。それぐらいではまだまだ体力はついていないと思っていました。

ところが、今日は雨が降りそうな予報だったので、ロッジの直ぐ近くで練習して、雨が降り出したらロッジに帰ろうと思ったのです。それで、デイパックに雨具や非常食、水1.3リットルなどは持ってこないで、小さい方のボトル、0.3リットルのみを持って練習していたのです。

デイパックを背負わないで練習すると、いつもより身軽で疲れが少なく感じました。それでクリスマスヒルに行ってみると、一度止まって休憩しただけで、後は一度も止まらずに一周してこれたのです。いつもなら10回以上は止まっていたでしょう。この調子ならバイアスロンの練習場まで、止まらずに行けるかも?と思ってきつい坂を上り始めると、普段なら3、4回止まらねば登れない坂が一度も止まらずに登りきることができ、そのまま下って、バイアスロンの休憩場まで来ることができました。

今日はどうして今までと違って、急に休まずに滑ることが出来る様になったかと考えたら、デイパックを肩に背負っていないからという結論に達しました。他のスケティングスキーヤー達は誰もデイパックを背負っておらず、腰のバッグに水を入れるか、何も持っていないかのどちらかでした。それに比べて、僕は雨具や水、非常食、携帯電話、財布、車の鍵など、5キロ以上の荷物を背負っていたのです。道理で疲れるはずです。水のボトル一つで身軽になった僕はスイスイと休まずに滑れるではないですか。

今まで、何度か「スケーティングスキーは疲れるから辞めてしまおう。」と何度か思いました。昨日も「スケーチィングスキーは今年限り、来年はチェアリフトのシーズン券を買うから、アルペンスキーに集中する。こんなに疲れるスケーチィングスキーとは、もうおさらばだ。」と思っていたのですが、今日のブレークスルーで、「来年はスケーチィングスキーのレースに出てみようかな。」などと考え始めています。

では、明日のブログでお会いしましょう。

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ヒッチハイカーを車に乗せた経験

2022年09月20日 15時56分15秒 | 日記

今日のお題はヒッチハイクです。日本でヒッチハイクは見たことがないですが、こちらオーストラリアではヒッチハイクの紙を持って道に立っている人をたまに見かけます。

昨日は相部屋だったマットがオーブリーという町から飛行機に乗ってシドニーの自宅に帰るのに、ヒッチハイクを使いました。

僕は知らない人を車に乗せるなんて、怖くてできないよ。と言ったら、マットは何度かヒッチハイクの人を車に乗せたことがあるそうです。

飛行機の搭乗予定時刻は午後6時40分、ホッサム山からオーブリーの町までは100キロ程でしょうか。車で行ったら2時間弱かかるようです。

マットは前日に段ボールを使って行き先を書いて、ロッジに泊っている子供達に頼んで色を塗ってもらい、準備万端、スキー道具などはサイモンの車に積み込んで、準備万端。デイパック一つを担いで、道に立ちました。

マットからの連絡では、車を3回乗り継いで、無事搭乗時刻の前にオーブリー空港に到着したそうです。タクシーを頼んだら600ドルだと言われたそうですから、その分だけ節約できたし、親切な人達と道中、お喋りもできたし、素晴らしい行動力だと思います。僕には見習えませんが。

今日はデリック小屋と、レザーバックの縦走を1時間程したのですが、縦走を終えて車にスキーを乗せていると、縦走をしていた若者達4人がヒッチハイクで、車で5分程のホッサム山まで行こうとしています。僕ともう一人の車が丁度、車でホッサム山に帰る所だったので、乗せてあげることにしました。僕にとっては初めてのヒッチハイカーを車に乗せる経験でした。僕の車に乗って来たのはスノーボーダーのモンという名前の20代の女の子です。NSW州のニューカッスルから来ていて、ホッサム山で冬の間、仕事をしていて、来年はロッジのマネージャーになりたいそうです。

実は、ここビクトリア州とクイーンズランド州ではヒッチハイクは違法なので、したかったら自己責任でどうぞという訳です。違法にしたのは、多分、ヒッチハイクをした人、又は乗せた人が事件に巻き込まれるケースがあったからだと思います。でも、ただで目的地に行くことが出来るし、お喋りもできるし、とっても良いシステムですよね。タクシー業者にとっては敵だとは思いますが。ただ、変な人がある一定の確率でいるのは確か。若い女性はしない方が無難ですよね。

では、また明日のブログでお会いしましょう。

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