オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

中古品で早期リタイア

2024年09月16日 19時52分19秒 | 早期退職

皆さまもお気付きの通り、僕は最近、フェイスブックのアプリにあるマーケットプレイスという、中古品の売買サイトにハマっています。

昨日はスキーをした後で、スキーを売っている個人宅へ伺って、150豪ドル(1万5千円)で中古のスキーを購入しましたし、明日はスキーブレイドという、99センチの短いスキーを75ドル(7千5百円)で息子用に買ってくる予定です。この短いスキーも日本へ持って行く為に購入するものです。

そして、今日は革のハイキングブーツ(登山靴)が150ドル(1万5千円)で売っていたので、欲しくなりました。この靴は未だ新品のようで、お店で買うと倍近い値段のようです。

この様に、このサイトを見ていると、欲しい物が次々と出てくるので、、、いくら中古で安いとはいえ、、、お金がなくなりそうです。

僕は中古品を買って使うのが好きです。理由はいくつかあって、、、

1.値段が安いこと。いくらお店で新品を買っても、一回使ったら中古品です。例えば、ハイキング靴が、まだ箱に入ったままなのに半分近い値段で売られています。なので、中古品を買った方が遥かに良いと思うのですが、、、皆さんはいかがでしょうか。

2、テストされた物であること。新品であれば完璧という訳ではなく、特に機械系の物は不良品が混ざっている可能性は大いにあります。中古品は既に一定の期間、使用された物ですから、使用に耐えた物であることが証明されています。

3、減価償却が終わっている事。新築の家や新車は高いですが、、、たったの1日でも使えば、或いは、使わなくても、名義が代わるだけで中古車、中古住宅になっています。品櫃は新品の物と殆ど変わらなくても、中古住宅、中古車になってしまいますから、、、値段はグッと安くなります。

4、人から受け継いだ物だから、自分も大切に使いたいと思う事。特に前の持ち主が自分の知っている人だったり、家族だったりすれば、猶更、大切にしたいですよね。

5、知らない人から買う場合は、その物を通して売り手と買い手という繋がりがその瞬間に生まれるのに対して、お店、特にスーパーなどで商品を買う場合ですが、製品を棚から取って、買い物籠に入れて、レジで決済を済ませるのが一般的です。

車や家、高価な服など、お店でセールスマンや売り子から買う場合でも、売っている商品はセールスマンや売り子が所有した物ではなく、取引の仲介をしているだけです。しかし、売主から直接買えば、「今まで、あなた様の使われたものですが、今度は私が大切に使わせて貰います。」という、受け継ぎ、引継ぎの要素があります。売り主としても、「今度はあなたが大切に使ってね。」という感覚があるのではないでしょうか。

この様に、中古品を買う事には、お店で新品を買う事にはない良さがあります。上手に中古品を見つけて、大切に使うことで、「これって、あの人の住んでいる大きな家に行って、買ったんだよな。」などと、売り主の人生を垣間見る事が出来る程です。(日本では、売主に会う事は少ないかも知れませんが、こちらでは普通、売主の家に行って取引を行います。)

僕としては、、商品が沢山並べてあるお店に行って買い物をするよりも、個人宅で個人に会って、直接、取引する方が、遥かに面白いと思うのです。取引といっても、値段を下げる交渉をすることは殆どなく、殆どの場合、言い値で買います。勿論、言い値が高いと思ったら誰も買いませんから、、、何時までも売れないことになり、いずれ売り主は値段を安く下げることになります。その時に買えば良いのです。

僕の場合は、我が家は中古住宅ですし、車も今まで所有した5台の内、最初の3台は中古車でしたし、薪ストーブは何と粗大ゴミになる寸前で同僚から貰った物ですし、その他、靴や衣服、鞄、家具も殆どが中古品です。日本でも中古品の売買サイトなどが人気になっていて、徐々に中古品を使う事に抵抗がない人が増えて来たのではないでしょうか。

「いや、俺は人の使った物なんて、まっぴらゴメン。」と思われたあなた。中古品の値段が新品の値段よりかなり安くなるということは、、、例えば、いつも新品を買うAさん(新築、新車、その他も新品)に比べて、いつも中古品を買うBさん(中古住宅、中古車、その他、殆どは中古品)の方が遥かに支出が抑えられる(ひょっとしたら、生涯の支出の半分近く)わけですから、、、、Bさんは、住宅ローンの返済が数年くらいは早く完済できたり、早期リタイアが可能になったり、浮いた出費で旅行が出来たりと、良いことばかりです。

という事で、今日は中古品の売買のお話しでした。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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7割の人が望む「FIRE」の記事

2024年05月21日 20時12分13秒 | 早期退職

昨日のヤフーニュースに出ていた「7割の人が望むFIRE」の記事を読まれた方も多いと思います。

FIREとは Financial Independence Retire Early の略で、要するに早期リタイアです。早期リタイヤする為には、経済的な自立が必要、つまり、仕事に行かなくても収入があり、生活が出来るという状態です。

殆どの人は仕事をしなければ収入はありません。会社員、公務員、自営、アルバイトなど、様々な仕事がありますが、仕事をしなければ給料は貰えません。給料が貰えがなければ、食べ物を買ったり、家賃を払ったりが出来ませんから、、、毎日頑張って仕事をしますよね? 嫌な仕事でも、上司に叱られても、取引先から苦情があっても、単純作業でも、、、朝早くから夜遅くまで、毎日、満員電車や道路の渋滞を我慢して仕事に行くのは、、仕事が好きというよりは、、、お金の為ですよね?  宝くじで1等が当たれば 、、、と誰もが思います。

日本人の大部分は、、、お金は銀行に貯金するのが一番だと考えているのではないでしょうか。しかし、銀行に貯金しておいても、利子なんて微々たるもので、物価は上がっていますから、あなたの銀行の貯金は、残念ながら、毎日減っているのです。

しかも、銀行に沢山お金を預ければ預けるほど、毎日沢山のお金がなくなっていきます。例えば物価の上がり具合(インフレ率)を年に3パーセントとして、今日あなたが銀行に1千万円預けたとすると、あなたが1年後に失う金額は、30万円です。勿論、一年後に預金残高を見ると1千万円と利子が千円ほどついているかも知れません。しかし、実際の購買力は3パーセント減ってしまうので、一年後には970万千円(の価値)しか残っていないのです。

つまり、銀行にお金を預けておいてもドンドン減って行きますから、バケツの底に穴が開いている状態と同じです。つまり、バケツの底に穴が開いているのに、一生懸命バケツに水を一杯に満たそうとしても無理ですよね。ドンドン水が穴から抜けてしまいますから、、、。

それでは、どうすれば働かなくても食っていけるのか?銀行に預けて置いても、お金はドンドン減って行きます。ではどうすれが良いのか。答えは、魔法の財布です。あなたが魔法の財布を手に入れれば、働かなくても、財布の中にはお金が勝手に入ってくれます。

実際、この魔法の財布は、お店で買うことが出来るのです!魔法の財布は別名、不動産や、株式、債券などと言われていますが、、、要は魔法の財布で、この魔法の財布を手に入れれば、年に一回か二回か12回、あなたが何もしなくても、アラ、不思議、お金が勝手に財布の中に入ってくるのです。そんな財布、欲しくないすか?しかもこの財布、買った値段より高く売る事も出来るのです。(値段が下がる場合もありますが、、、。)

この魔法の財布は別名、不動産、株式・株券、債券と言われるもので、これらが資産です。この魔法の財布(資産)さえあれば、、、あなたは働かなくても、食っていけるのです。

この記事のヤフコメ欄を読んでみると、、、幾人かの人が数千万円、または1億円以上の資産を作り、(その多くが株式)、FIRE(早期リタイア)されているようです。 

FIRE(早期リタイア)して、毎日を楽しまれている人と、毎日することが無くて、また仕事やアルバイトを始める人の2種類に分かれるようです。毎日楽しまれている人は、趣味や運動など、やることが沢山ある人の様です。

記事によると3千5百万円の資産でFIREとありましたが、、、仮に4%の配当や家賃を貰ったとすると、一年に140万円くらいの収入しかありませんから、かなりキツイのではないでしょうか。勿論、国民年金と厚生年金が貰えるまでの辛抱ならば、もう少し(年に200万円位で17,8年)ゆったり出来るかも知れませんが。

僕の場合は、、、55歳でFIRE(早期リタイア)しましたが、今年は頼まれて週一で前に働いていた職場へアルバイトに行っています。これは、お金の為というよりは、趣味のようなもので、、、職場の人に会えて、お喋りも出来ますので、趣味をしながらお小遣いも貰えるという夢のような時間です。他に趣味も沢山ありますから、アルバイトは週一で十分。それに、妻も週に3日か4日アルバイトに行きますし、資産(株式と厚生年金)もありますので、いつでも完全リタイアが出来る状態です。

FIREする為には、、、やはり アリとキリギリスの話と同じで、キリギリスの様に毎日楽しく暮らして蓄えをしていなかったら冬になって凍え死んでしまいます。アリの様に、春、夏、秋と働いてしっかり蓄えをしておけば、厳しい冬(老後)が来ても大丈夫。暖かい家で美味しい物が沢山食べられるのです。

あなたは、アリになりますか、それともキリギリスでしょうか。僕は、アリになって良かったと思います。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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リタイヤ後の準備(趣味と友達)

2024年05月13日 18時21分30秒 | 早期退職

昨日、一昨日とオーストラリアの年金について書きましたが、やはり、関心が高かったようで、閲覧数がいつもより多かったです。

高齢者は経済的な不安だけでなく、病気になりやすいですから、健康の不安や、孤独になったりする精神的、社会的な不安もありますから、元気で働ける内に出来る限りの準備をするしかありませんよね?

僕は、未だ50代後半で、(現在58歳)まだ、高齢者ではありませんが、、、時間が経つのは段々と早くなっていますから、、、65歳になるのはあっと言う間だと思います。

なので、今から老後の準備を毎日しているのです。というか、働き始めた頃から、年金を払っているわけですから、老後の準備は20代から始まっていると言っても過言ではありません。

老後の準備と言われると、貯金や年金の準備だけと思われる方もいらっしゃいますが、老後にも楽しめるスポーツや趣味を見つけたり、一緒に楽しめる仲間、友達を作ること、老後も元気で過ごせるように、少なくとも40代、50代、出来れば30代から、運動をして筋肉をつけて、体を丈夫にしておくことも大切ですよね。

僕が早期リタイヤして毎日、腕立て伏せをしたり、ジョギングをしたりして体を鍛えているのも、ドラゴンボートを漕ぐ為だけでなく、高齢者になってもスキーをしたり、ハイキング、海外旅行を楽しむ為です。それに、体力があれば、病気にもかかりにくくなるでしょうし、寝た切りになってしまうのを防ぐことが出来るかも知れません。

家庭菜園は、以前から続けていますが、皆さんもご存じの通り、最近では観葉植物の趣味も始めました。ペンキ塗りなどの日曜大工は、まだ趣味の範疇には入っておらず、どちらかと言えば、イヤイヤやっている感じです。そして、シダ類を集めて庭造りも早く始めたいと思っています。

と言う事で、今の所、定期的にやっている趣味は、、、

  • ドラゴンボート(クラブに所属)
  • スキー(アルペン、バックカントリー、スケーティングスキー、スキーロッジのクラブに所属)
  • ハイキング、キャンプ
  • 散歩
  • 筋トレ
  • ジョギング
  • スノーケリング
  • 薪ストーブ(薪割り、チェンソー)
  • 家庭菜園
  • 室内の観葉植物

と、結構沢山あります。この他に、たまにするものは、サイクリング、水泳でしょうか。

この他に、ヤフーニュースを読んだり、ユーチューブを見るのは趣味と言うより、日々の習慣ですが、、、。

そして趣味のクラブに入れば友達が作り易いですから、是非お勧めです。

「今は毎日仕事で忙しく、趣味の時間も余裕もお金もない。」という方は、リタイヤしてからが心配ですよね。リタイヤして一番大変なのは、今まで仕事をしていた時間が、そっくりそのまま自分の物になるわけですから、通勤時間も含めると、一日10時間ぐらい、仕事の代わりに自分の時間が出来るのです。

その時間を何に使うのか?リタイヤしてから、初めはのんびり出来ますが、いずれは退屈になって、「何かしなければ!」と思うでしょうが、、、今まで趣味がなかった人は何をしたら良いのか分からないのではないのでしょうか。

それに、特に体力のいる趣味は、リタイヤ前から始めておかなければ、例えば、スキーをしたことがない人がリタイヤして65歳からスキーを始めようと思っても、習得に時間がかかったり、怪我の危険も増えると思います。60の手習いといいますが、特に技術の習得に時間がかかる趣味は、出来るだけ早く始めるのにこしたことはないでしょう。

特に男性の場合、リタイヤしてから毎日テレビを見る生活になって、出掛ける所は街の図書館くらいで、、、奥さんから粗大ゴミ扱いされる人も多いと聞きます。なので、出来ればリタイヤ前から沢山の趣味と趣味の仲間を作っておくことが大切ですよね。

それに、友達と言っても、いつも同じ友達といると飽きてきますから、、、各趣味にそれぞれの友達が何人かいるのがベストだと思います。

勿論、家族、特にパートナーとは、毎日顔を合わせ、食事を共にして長時間一緒に過ごす訳ですから、常に良好な関係を保つ様に努力することは、友達が沢山作る事と同じか、それ以上に大切ですよね。

いくら、沢山の友達がいても、家に帰ってパートナーとは上手くいっていなければ、毎日の生活は楽しくはないでしょうから、、、。

と言う事で、今日は僕の趣味などについて書いてみました。現在、週一でアルバイトに行っているので、セミリタイアの状態ですが、これからも、趣味を増やし、趣味の友達も増やして、毎日楽しく過ごしたいと思います。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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ミシンでイチジクのカバー作り

2024年03月15日 17時52分02秒 | 早期退職

今日はお題の通り、ミシンでイチジクのカバーを作りました。

今まで古くなった靴下をイチジクに被せていたのです。が、今回初めて、鳥が靴下を食い破って、イチジクを食べてしまうのです。それで今月は、収穫するイチジクの数よりも鳥に食べられたイチジクの方が多くなっていました。

それで、靴下を2枚重ねてみたのですが、、、それでも食い破って食べられてしまいます。

それで、、、以前、長ズボンから半ズボンに作り直した時に、取っておいた端切れで、イチジクに被せる袋を作ることにしました。

古い靴下のモコモコした生地、しかも、所々薄くなっている生地とは違って、ズボンの生地は非常に強そうで、鳥の口ばしでも破られることはないと思います。

ミシンの使い方は小学校で習って以来、40数年間使ったことがありませんでしたが、10年ほど前に娘の誕生日のプレゼントに買ってやって以来、息子も使い方を覚え、最近になって僕も娘や息子から習って、何とか使える様になりました。

このミシンは100豪ドル(1万円)の入門機で、構造が簡単ですから、初心者に扱いやすいと思います。ミシンの使い方はやってみると、意外に簡単で、使えば使う程慣れてきて、一家に一台あれば重宝する家電だと思います。

今日は、イチジクやビワの鳥害防止用の袋を24個作りました。勿論、わざわざ自分で作らなくても、通信販売なら、2千円か3千円くらいで防鳥ネットが買えるとは思うのです。

でも自分で袋を作ると、、、

  • 自作の満足感が得られます。
  • ミシンの使い方の復習にもなります。(スキルが身に付き、次に繋がります)。
  • 端切れをリサイクル出来たから、環境にも良いです。
  • セミリタイアしていますから、時間はたっぷりあるので、楽しい暇つぶしにもなります。
  • 友達に言うと、「ヒロシって、ミシンが使えるの?凄いわね!」などと驚かれました。
  • 自分の自信になる。頭と手を使うことで、痴呆症予防にもなる。

もし、ネットでポチっとしていたら、2千円か3千円、お金が無くなるだけではなく、、、

  • 自分で作る満足感が得られない。
  • ミシンを使わないから、使い方を忘れてしまう。(スキルが身に付かない。)
  • 端切れはリサイクル出来ない。つまり環境に悪い。
  • 折角セミリタイアしたのに、時間を持て余してしまう。することが無い。
  • 友達に何も自慢出来ない。友達に話すことが無い。故に友達が作れない。
  • 頭脳を使わないから、痴呆症になり易くなる。

どうでしょう?たかがイチジクの袋ですが、、、自作と外注とでは、値段以上の違いがありますよね。

 

料理についても、同じようなことが言えます。外食するよりも自分で作った料理の方が、美味しくて満足感があるだけでなく、上の様にお金以上の違いがあります。

外食は、庶民の行く外食の普通の場合、やはり「いかに材料費を減らしてお客の胃袋を満足させるか。」という商売ですから、、、必然的にお肉や野菜は少なくて、米や麺、ジャガイモなどの炭水化物が多くなり、自宅で作る料理よりもかなり残念に感じるのは、僕だけでしょうか。

例えば、マクドナルドのハンバーガーセットを例にとると、ハンバーガーのお肉は薄くて大きくありませんよね。これだけでは、とてもお腹は一杯になりません。脂っこいフレンチフライと甘いソフトドリンク(炭酸砂糖水)で満腹感を作り出すという商売ですよね。空腹感はなくなるけれど、健康には悪い食べ物だと思います。

家でハンバーグを作れば、、、お肉もたっぷり入れて厚いハンバーグに出来るし、レタスやトマトなども一杯入れて、美味しくて健康的ですよね。マクドナルドのハンバーガーとは比べ物になりません。しかも、値段は家で作れば材料費だけですから、安く出来ますね。

勿論、たまには、美味しい食べ物を食べさせてくれるレストランで家族や友達と行くのは良いことだと思います。ただ、それは特別な日にとっておいて、普段は自炊をすれば、体に良い物が食べられるし、特に高齢者が自立を続けていくには、自炊のスキルは必要不可欠だと思います。

という訳で、自分で作った方が、外注するよりも良いというお話しでした。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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セミリタイア生活に逆戻り

2024年02月22日 19時43分50秒 | 早期退職

今日は予定通り、アルバイトに行って来ました。

24年間も働いていた前の職場だったので、元同僚とお喋りも出来たし、業務の内容もとても簡単なものでした。責任もなく、準備も要らなくて、実働は3時間程だったのですが、、、何と5時間働いたことにして貰えて、、、しかも時給は何と6千円くれると言うではありませんか。つまり、今日働いただけで何と3万円もらえるのです。朝の9時から昼の1時半には業務が終了して家に帰ることが出来ました。

週に一日だけですから冬のスキー旅行の邪魔にはなりませんし、社会との繋がりも出来るし、人と沢山話すので脳の刺激にもなります。ストレスは殆どない業務で、楽しんで仕事が出来ますから、本当に有難いです。

リタイア生活も経験してみて思う事は、やはりフルタイムで仕事をしているよりは、仕事をしていない方がリラックス出来ますし、昼寝も出来て睡眠もしっかり取れますし、散歩やジョギングなども出来ます。

反対にフルタイムで仕事をしていた頃は、仕事中心の生活ですから本当にストレスが溜まっていたと思います。ストレスで朝4時頃目が覚めてから寝られないことが多くて睡眠時間も満足には取れませんでした。運動する時間はあまりとれませんでしたし、不健康で機嫌が悪かったと思います。

なので仕事はせず、リタイア生活を続けた方が体と心の健康には良いのですが、、、やはり全く仕事をしないと、生活に張りがないというか、自分で作業を見つけたり、散歩やジョギングに行ったりと、自主的に行動しないと、ただ、動画を見たり、ヤフーニュースを読むだけの1日になってしまいます。

週に一日でも仕事をしているのだから、自分だけでスキー旅行に行っても罪悪感を感じることはありません。子供達は大学生ですが、この国では親が大学の授業料を払う必要はありませんから、それ程出費はありません。車の維持費はかかりますが、それ以外には食費もそれ程かかりませんし、これから自分で稼いだお金は自分が楽しむ為に使えそうです。

子供達が小さかった頃、仕事で稼いだお金は住宅ローンの返済や、一家が食べていく為の生活費や車の維持費に消えて行きましたが、あと数年で息子も就職して家を出れば、妻と二人だけになりますから出費は更に少なくなります。

今までは爪の垢に火を灯すような生活を結構楽しんでやっていましたが、、、老後の資金も十分にありますから、これからは悠々自適に楽しいセミリタイア生活が送れそうです。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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明日はアルバイト

2024年02月21日 21時21分17秒 | 早期退職
ここ2、3日は元の職場の上司から連絡を貰い、毎週木曜日に5時間程のお手伝いをすることになりました。

期間は10ヶ月程だとは思いますが、簡単なアルバイトですから、それ程ストレスなく出来そうです。午後1時半には家に帰れるので、木曜日の夕方にあるボートのトレーニングには十分間に合いそうです。

時給が安くても、このアルバイトをする理由は、脳の老化防止です。来月からは息子も大学が始まるし、妻が仕事に行く日は一人ポツンと家にいる事が多いです。

畑で野菜を作ったり、近所を散歩をしたりも良いのですが、やはり人と喋ることが一番楽しいと思うのです。

人と会って話すことは、頭脳の卓球のようで、言葉を紡ぎつつ、脳の細胞が大変な刺激を受けます。特に英語で会話をする時は、日本語よりも活性化される気がします。

それに、ボランティアと違って、アルバイト料が出ますから、妻が稼いだお金に頼る事なく、スキーに行ったり、日本へ旅行したり出来ます。

生活するお金は、妻がまだ働いていますから、食うのに困ることはありません。株の配当金や売買益、馬主から牧場使用料も入ります。

それに、後1年半で60歳になったら、スーパーアニュエーションという自分で貯蓄、運用した年金をもらうことが出来ますから、お金に関しては、大変恵まれています。

もう一つ、今月から老人大学でウクレレを習おうと思っています。これも頭の体操になりますし、ほかの受講者と友達になれそうです。

今日は暑い日でしたが、明日も35度くらいになるそうで、エアコンの効いた部屋でアルバイトが出来そうです。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。
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57歳でリタイアするA君

2024年02月18日 20時19分47秒 | 早期退職

今朝は日曜日でしたが、昨日ボートクラブの安全講習でトレーニングが休みになったので、今日は振替の練習がありました。

練習の後で、クラブハウスのボート漕ぎのマシンを使って、500メートルを漕いでみると、3分37秒かかりました。隣で見ていた友達のディーンが以前計ったら3分45秒かかったと言っていたので、僕の方が少し速くて嬉しくなりました。でも、このクラブには3分以内で漕ぐ人は沢山いますから、、、まだまだトレーニングが必要です。一年後に3分を切るのが目標です。

やはり目標があると、進むべき道が決まって来ますから、目標があるのはいいことですよね。このほか、水泳ではドルフィンキックが出来る様になりたいという目標がありますし、この冬は、上級者向けの黒(ダイヤモンド)のコースがスキーで滑れるようになるという目標とテレマークスキーのターンが出来る様になりたいという目標があります。

午後からは、1年ぶりくらいに日本人の友達のA君と電話で話していました。A君は僕より1つ下で57歳。オーストラリアに来られた

お子さんがおらず、ニュージーランド人の奥様と2人だけなので、早くリタイア出来るとのことです。年金をもらう迄にはまだ数年ありますが、アパート5軒に投資していて住宅ローンより家賃の方が上回っていて、その差額で生活が出来るので、リタイアを決めたとのことです。

リタイアしてからは日本やイギリス、スペイン、ベトナムなどに滞在しながら1年かそれ以上は外国で滞在しながら旅行されるとのことです。

僕はA君の様に旅行には興味がないですが、、、物価の安い国なら滞在しても良いかなとは思います。ただ、治安が悪かったり、水道の水が非衛生的で飲めない様な国には住みたくないです。となると、インド周辺や、東南アジアの発展途上国は対象外になります。

以前、このブログに書きましたが、、、クック諸島から来たボート仲間のキーウの話を聞いて、南大平洋の島々なら面白そうだと思っています。ただ、リゾートに滞在するのではなく、現地の人々の中にホームステイする生活です。

やはり、海外に行っても、アパートやホテル住まいだと、あまり現地の人との付き合いは無さそうですから、行く意味がないと思うのです。

物価が比較的安くて、治安が良くて、水道の水が安心して飲めて、食べ物が美味しい国。それは勿論、日本ですね。その他の国といえば、タイや台湾や韓国でしょうか。でも、これらの食べ物は日本と違うし、現地の人と言葉は通じないですから、面白みはなさそう。やはり、日本が断トツで行きたい国です。それに、幸いなことに、日本の冬はスキーが出来ますし、温泉もある。それに北海道、東北、四国、九州には行ったことがありませんから、行くべき所はたくさん残っています。

夕方からは、今冬のスキー旅行の計画を立てていました。と言うのは、僕が会員になっているホッサム山のスキーロッジの予約は明日がオープンになります。学校の休み(冬休みや春休み)は競争が激しいですから、もたもたしていると、予約でいっぱいになってしまうのです。実は去年予約をするのが4日程遅かったのですが、冬休みの予約が3日程出来ませんでした。それで、別のロッジを予約する羽目になったのです。今回は去年の二の舞にならない様に、明日、予約出来る様に、計画を立てました。

夜はゴールドコーストに居る娘と家族でビデオ会話をしました。彼女は時差が1時間あって晩ご飯を作って食べながらのビデオ会話でしたが、目の前で話しているような感じがして良かったです。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

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老後の準備とは?

2024年02月02日 22時40分34秒 | 早期退職
今朝は雲が広がって風もあって寒かったので、散歩は10歩位で引き返して来ました。
午後からは図書館に行って借りていた本を返す予定だったので、読みかけの本を読みました。

借りた本は老後に関する本が多かったです。定年退職後の過ごし方に関する本を読んで印象に残っていることは、お金はあるに越したことはないが、健康も財産であるという考え方と、人持ち、つまり、友達を沢山持つことと、趣味を沢山持つことです。

趣味や友達を作るのは、定年してからではなく、定年のずっと前からが理想です。
例えばスキーや釣り、登山、ダンス、楽器など殆んどの趣味は道具や時間を注ぎ込んで少しずつ上達し、上達する程、趣味をより楽しむ事が出来ます。

もし仕事一筋だった人が65歳でリタイアして何か新しい趣味を始めようとしても、体力や気力、財力が無くなってきていますから、難しいのではないでしょうか。それに、本当に新しい趣味に興味があるのなら、リタイアする前に既に始めていると思います。

僕が55歳で早期リタイアした理由はズバリ、体力、気力が残っている内に老後の準備をしたかったからです。

老後の準備とは、仕事以外の友達を沢山作って、趣味も沢山作って、身体を鍛えることです。早くリタイアしたので、老後の資金は少なくなりますが、老後の資金を沢山作るよりも趣味と友達を沢山作る事を選びました。

リタイアしてから「毎日暇で暇で仕方がない。どうやって毎日時間を潰せば良いか悩む。妻以外に話す人がいない。」という事態になることを極力避けたいのです。いくらお金が沢山あっても、友達がおらず趣味もない老後は詰まらなさそうですよね。

残念ながら、多くの日本人男性は60歳で定年後、再雇用で65歳まで働き、出来ればそれ以降も働けたらと考える人が多いようです。

その理由として考える2つの理由は、出来るだけ年金を多く貰って老後にひもじい思いをしたくないから。もう一つの理由はリタイアしても毎日する事が無いからでしょう。

仕事一筋だった人が65歳や70歳でリタイアしても、妻や子供達と楽しい思い出がなく、趣味もなく、職場の外での友達は殆んどいないのではないでしょうか。

趣味も友達もない人がリタイアしても出来ることは、毎日テレビを見るか、庭の草取りか、散歩か、妻と買い物に行くか、家でお酒を飲むくらいではないでしょうか。

勿論、「俺はそれで満足だ。」という人はそれでいいですが、「いや、沢山友達がいて、趣味で忙しくて時間が足りない。もっと時間が欲しい。」と思えるリタイアが可能であるなら、普通は後者を選びますよね。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。


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幸福と年収の関係

2024年01月08日 18時24分16秒 | 早期退職

今日も朝から、ほぼ一日中雨で、夕方になってやっと止みました。オーストラリアの気象庁のウエブサイトで降水量をみてみるとこの辺りにかこ24時間の雨量は49ミリで、1月に降る降水量としては、記録的な雨でした。

オーストラリアの降水量は場所によってかなりの差はあり、南極を除くと、最も乾燥した大陸だと言われています。メルボルンの年間降水量は600ミリか700ミリですから、東京の年間降水量は1500ミリと比べると、半分以下です。特に夏の間は雨量が少ないので、草は枯れ芝生や牧草地は茶色に変わります。

ただ、今夏は異常気象なのか雨が多く、以前にもここで書きましたが、家の牧場もまだ緑色で、いつまで緑色の牧場が続くのか、楽しみではあります。1月下旬か2月になれば、40度を超える日も出るでしょうから、、、そうなると、草は枯れてしまうと思います。

そうなると怖いのは、火事。ついこの間も、ハワイで大規模な火事があり、沢山の人が亡くなりましたが、雨の少ないオーストラリアでは、夏になると常にどこかで山火事が発生しています。草は枯れている時に気温が高く、風が吹くと火事になった場合に大変危険です。

この辺りの牧場では馬や牛、羊などの家畜に草を食べさせて、草の背丈が高くならないようにしています。そうすると、仮に火事になったとしても、あまり燃えません。

さて、今日はジョギングの日でしたが、、、雨の為、お休み。散歩にも行けませんでした。代わりに床体操を少ししましたが、、、。

今日は友達に勧められた映画、「プラダを着た悪魔」というハリウッドの映画をサブスクしているディズニープラスで観ました。アン・ハサウェイ扮する主人公アンディが、ファッションデザイナーの助手としてニューヨークのファッション雑誌の会社に就職する話ですが、上司の(メリル・ストリープ)のパワハラに耐えきれず、最後はその仕事を辞め、シェフの彼氏と仲直りして、新しい会社(新聞社)に就職するというストーリーです。

僕が若かりし頃、好きだった映画は、80年代に日本でヒットしたマイケル・J・フォックス主演の映画「摩天楼はバラ色に」や「ワーキングガール」など、ニューヨークの大企業が舞台となった映画で、下っ端だった新入社員が、企業の役員や役職に這い上がるというサクセスストーリー(成功物語)です。

こういう映画を見ると、自分でもアイデアと努力次第で経済的な勝者、つまり大金持ちになれるのでは?という一縷の希望を与えてくれることは確かです。僕もアメリカに留学した時は、アメリカなら成功出来るかも?と思ったことがありました。しかしフタを開けてみたら、数十年後には、、一介の教師で終わりましたが、、、。

ただ、こういう映画を観ると「高収入でお金持ちになる=幸福になれる」 と錯覚しがちですよね。でも、お金がなくても幸福な人は沢山いますし、大金持ちになっても不幸な人は沢山います。つまり、お金で幸福は買えそうに思えますが、現実は、お金持ちになっても、必ずしも幸福にはなれません。

例えば、世界一お金持ちだったビル・ゲイツやジェフ・ベゾスは、お金持ちになった後で夫婦仲が悪くなって、離婚してしまいましたよね。

しかし、お金が無くて、住む所がない、今日の食べ物もない、となると幸福どころか、生きるか死ぬかですから、人生を楽しむ以前の問題です。お金はないより、あった方がいいのは確かです。

アメリカでの幸福度と年収の研究によると、年収が上がるにつれて、幸福度が上がるが、ある一定の年収以上になると、それ以上は、あまり幸福度は上がらなくなるそうです。その一定の年収とは10万ドル、日本円では千五百万円ぐらいでしょうか。世帯年収なら2、3千万円くらいでしょうか。

確かに、それくらいの年収があれば、幸福に暮らせそうですよね。住宅ローンの返済に追われることもなく、家賃が払えるか心配することもなく、外食や旅行も躊躇なく出来て、子供の教育費を心配しなくても良いです。高級住宅地に住んで、高級車に乗れる。

でも、僕を含めて殆どの人は、その何分の一の収入ですが、、、或る程度、幸福に暮らしているのではないでしょうか。欲を言い出したら、キリがありませんし、、、。「足るを知る者は富む。」と言いますし、、、。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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久しぶりのアルバイト

2023年10月04日 17時28分05秒 | 早期退職

今日は、昼からでしたが、久しぶりに、元の職場に行って、アルバイトをしてきました。

職場では、数人の元同僚に会えて、良かったです!それ程難しい仕事ではなく、もう一人の同僚と一緒に作業をするだけだったので、こんな単純作業なら、一月に一回ぐらいの割合で、アルバイトをしてもいいかな、と思ったくらいです。

でも、また、仕事を始めようとは思いません。やはり、仕事を始めたら、早起きして、遅刻しない様に、早めに家を出て職場に行かなければなりませんし、家に帰ってからも、完全に仕事の事を忘れられるわけではありません。

リタイアした今は、仕事の事は完全に頭から抜けていて、以前の様に仕事や通勤のストレスは全くありません。その為、睡眠の質も量も向上し、睡眠が足りなければ、昼寝をして補えるので、遂に慢性的な睡眠不足からは解放されました。

それに、リタイアしてからは運動する時間も出来て、毎日の長距離の散歩や冬にはスキー、春、夏、秋はハイキングなどに思う存分時間が使えています。なので、リタイアしてから、心と体が健康になってきたと感じます。

もちろん、リタイアしたから全てが順調というわけではなく、いくつか課題も見えてきました。やはり、一番の課題は余りある時間をどう使うか?毎日何をするか?です。

毎日、朝から晩まで何をしてもいい、となると、殆どの人は嬉しいと思います。仕事をしている人が週末や祝日を楽しみにするのは、時間が自由に使えるからです。仕事をしている時は、仕事に集中しなければいけませんから、あまり楽しくはないかもしれません。

ただ、リタイアしてしまって、毎日が休みとなったら、やる事があっても、それは、いつでも出来るから、また後で、となってしまうのです。

やらなければならないことは、実は沢山あって、例えば、家の修繕(ドアのノブを直したり、ペンキを塗ったり、、、。家の庭の補修工事など、自分でやれる事が沢山あるのです。が、、、まだ、なかなか重い腰を上げられません。今までは、スキーという最重要の目標があったので、やらない言い訳できたのですが、スキーシーズンは終了してしまったので、、、もうスキーに行くから時間がない、という言い訳ができません。

ただ、今は足の指の関節が痛むというのは、家の補修が出来ない理由にも出来ない事はありませんが、それ程痛みも感じずに、普通に歩けるようになったので、明日から、少しずつ始めて見ようと思います。

そう言えば、先日は、シャワー室の天井のカビを落としたと書きましたが、、、今日は、シャワー室の隣にあるトイレの天井に出来たカビも落として、酢を塗っておきました。もちろん、これも、昨日妻に、やっておく様に、言われたからですが、、、。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう!

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