今日は土曜日で、いつもならドラゴンボートのトレーニングに行くのですが、肋骨の筋肉の怪我で行かないことにしていたのです。ですが風が強くてトレーニングはキャンセルになり、室内トレーニングとコーヒータイムになったので、、、コーヒータイムだけでも来なよ、とジョーからメッセージを貰ったので、行って来ました。
行ってみて暫くすると、、、テーブルの上には誕生日のケーキが3っつ出されていて、、、8月にゼロの付く歳になった人3人の誕生日を祝いました。ビーサンが20歳、僕が60歳、ジェーンが80歳の誕生日を迎えました。
3人が皆の前に立って、歳の数だけ手を叩きました。
お祝いの品として、、、シャンペンのボトルとドラゴンボートクラブの帽子、それに、切ったバースデーケーキを貰って来ました。
こちらの人は誕生日を祝うのが好きみたいで、、、日本人の僕からすると、すこし子供じみている気がするのですが、、、。
20代でアメリカの大学に留学していた時、クラスで一番頭が良かったアメリカ人女性(確か名前はボニータ)に、どうしてアメリカ人は誕生日を祝うのか聞いてみたことがあります。そしたら、、、
「それはね、ヒロシ、、、。また一年、死なずに生きのびられたからよ。」と答えたのが印象的でした。
確かに、死んでしまったら、、、もう誕生日は来ませんし、、、普段、僕達は自動的に次の誕生日が来ると考えがちですが、、、現在、何歳の人(又は子供)でも、次の誕生日までに死んでしまうことは確率的にはあるわけですから、、、なるほど、、、と納得したのを覚えています。
現在の日本人男性の平均寿命は81歳くらいですから、、、僕も普通の寿命なら、あと20年か21年ということになりそうです。ただ、心臓弁膜症があるので、、、もう少し短いのかも、、、。
50歳の誕生日を迎えた時は、、、まだまだ若い若い、と思っていた自分が、とうとう中年になってしまった、、、これ以上歳は取りたくない、、、と嫌な気分だったのです。
ところが、60歳の誕生日を迎えて感じたことは、、、もう高齢者になってしまった、、、ではなくて、今迄生き延びられたという安堵。これからは、一年間生き延びられたという安堵と喜びで誕生日を迎えそうです。
普段、私達は人生はいつまでも永遠に続いていくと錯覚して生きていますが、、、やはり人生には限りがありますから、、、生きている内に、いかに毎日楽しく過ごすかを考えて実現していくことが理想ですよね。
という訳で、、、今日は60歳になって考えたことでした。
それでは明日も、このブログでお会いしましょう。