毎年開催されています「京都府産前産後支援員養成講座」、
今年で5回目となります。
2019/1/14成人の日に開催されましたので報告いたします。
(掲載している写真は、参加者様の了解を得ています)
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産前産後訪問支援員は、産前・産後ケア専門員※が作成したケアプランに基づき、
妊産婦宅を訪問し、不安や悩みの傾聴・相談支援(寄り添い)や
安心して育児に臨めるよう、サポートを行います。
※乳児健診・家庭訪問等で把握する妊産婦のニーズに応じて、個別のケアプランを作成し、
きめ細やかにコーディネートする
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北部の会場は
冬のピリリとした寒さを頬に感じる京都府北部の港町・舞鶴です。
海を臨める舞鶴商工観光センターで研修が始まりました。
舞鶴市内からだけでなく、
北は京丹後市、与謝野町などから、
南は京丹波市からも参加されました。
託児付き研修でもあるので、
小さな子どもさんを連れて参加してくださった方もいらっしゃいました。
初日らしい緊張感の中、講座が始まりました。
【講座1】
「産前・産後訪問支援員養成事業について」
京都府健康福祉部こども総合対策課 きょうとピアサポートセンターの
藤本萌美氏より、お話しいただきました。
この研修の全体像、地域で安心して子育てできる環境づくりや
地域における切れ目のない妊娠・出産への支援について、
スライドを見ながら、詳しく教えていただきました。
皆さん真剣な表情で見つめます。
【講座2】
「今どきの子育て世代の生き方、ニーズを知る」
~女性としての多様な生き方を受け留めるために~
NPO法人 働きたい女たちのネットワークの
理事 西村淑乃氏よりお話しいただきました。
子育て支援の大切なポイントを、ご自身の活動から紹介していただきました。
「その人が楽になるように、その人の日常の場面で一緒に考え、
その人なりのやり方で自分でやっていけるように寄り添うような支援を。」
という言葉が印象に残りました。
お昼休憩の前に、交流を兼ねたアイスブレイク!
笑顔がこぼれました。
午後からは、2講座。
【講座3】
「協働・連携する行政施策、社会資源を知る」
~必要なサービスが活用できるように~
講座1に引き続き、藤本萌美氏より、お話しいただきました。
国の子育て支援施策をもとに、京都府下で展開されている行政施策や
社会資源の説明を受けました。
妊娠がわかり、母子手帳の交付の時点から、始まる母子保健事業。
妊産婦訪問指導や、新生児訪問指導などの訪問事業、
健診、産前産後サポート事業、産後ケアなど、多岐にわたる施策を整理して
聞かせていただくことができました。
【講座4】
「今と昔の妊娠・出産・子育て事情の違いを知る」
~今どきの子育て世代の心強い支援者になるために(part1)~
(公社)京都府助産師会 吉田美和子(丹後支部理事)氏のファシリテートの元、
グループワークを実施しました。
1日目の研修は以上で終了です。
次回は、1/19㈯です。
~参加者様の声(抜粋)~
・産前産後訪問支援の必要性や、どのような支援ができるか、よくわかり良かったです。
・宇治の「働きたい女たちのネットワーク」に興味があります。
・訪問支援があれば助かるお母さんは多いだろうと思ったと同時に、様々な家庭がある中で、
訪問する事の責任の重さもあるなあと思いました。
・講座の内容をチラシで見て興味がわき、参加させてもらいましたが、
これを受けた後どうなるのかわかっていなかったので、説明していただけ、道筋がわかり、ホッとしました。
府でも色々考えておられるんだということが、わかりました。
文責;丹後支部 東野直美