京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

【丹後支部】小児科医 増田淳司先生 母子保健奨励賞受賞祝賀会

2019年01月16日 | 報告

丹後支部からの報告です。


(公社)京都府助産師会の活動において、特に北部地域では、非常にお世話になっております、

舞鶴共済病院 小児科 臨床検査科部長 増田淳司先生が、

この度、第40回母子保健奨励賞ならびに毎日新聞社賞を受賞されました。

日頃の感謝を込めて、丹後支部でのお祝いの会を開催いたしました。

~母子保健奨励賞とは~*********

この賞は、わが国の母子保健向上のために励み、今後も母子保健の分野で大いに活躍が期待できる現役の方を表彰し、その活動を奨励することにより、わが国の母子保健の一層の発展に寄与することを目的とするものです。

その年に、応募時54歳以下の各都道府県からの応募者から15名、その中で、更に3名ずつ、毎日新聞社賞とNHK賞が選ばれます。

受賞者の方は、皇太子同妃両殿下よりご接見が許され、表彰式典前日に東宮御所へ参内し、激励のお言葉をl賜っております。

母子保健奨励賞HP http://www.mcfh.or.jp/shoureishou/award.htm

*第39回母子保健奨励賞には、当会前副会長の越山茂代氏が受賞されています。

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増田先生は、「舞鶴発の育児支援活動、産褥救急とNICUを担う施設が別々である分断した京都府北部周産期医療を、顔の見えるつながりで支えるネットワークづくり」が評価されてのご受賞でした。

京都府下唯一のBFH(赤ちゃんにやさしい病院)である舞鶴共済病院での活動にとどまらず、

舞鶴市内の助産師・子育て支援関係者・歯科衛生士や栄養士でつくる「はぐネットまいづる」を主宰。

北部周産期医療を支えるNCPR(新生児蘇生法)コースの運営にご尽力されています。

助産師会においては、孫育て講座、産前産後訪問支援員養成講座において、講師を務めていただき、

わかりやすく、気さくなお人柄で、参加者様の心をわしづかみにする講座をしてくださっています。


 

増田先生のお人柄がにじみ出るような、笑いあり熱気ありの祝賀会となりました。


増田先生による、記念講演もあり、小児科医としての熱い思いをお聞きすることができました。

地域に根差した子育て支援を、深く根を張り、幹を育て、広く枝葉を広げて、

母子が心地よく暮らせるような地域になるよう、一層努力していこうと思える会でした。

増田先生、今後ともよろしくお願いいたします。



(文責:丹後支部 東野)


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産前産後訪問支援員養成講座【北部会場】1日目 開催しました。

2019年01月16日 | 報告

 

毎年開催されています「京都府産前産後支援員養成講座」

今年で5回目となります。

2019/1/14成人の日に開催されましたので報告いたします。

(掲載している写真は、参加者様の了解を得ています)

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産前産後訪問支援員は、産前・産後ケア専門員※が作成したケアプランに基づき、

妊産婦宅を訪問し、不安や悩みの傾聴・相談支援(寄り添い)や

安心して育児に臨めるよう、サポートを行います。

※乳児健診・家庭訪問等で把握する妊産婦のニーズに応じて、個別のケアプランを作成し、

きめ細やかにコーディネートする

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北部の会場は

冬のピリリとした寒さを頬に感じる京都府北部の港町・舞鶴です。

海を臨める舞鶴商工観光センターで研修が始まりました。

舞鶴市内からだけでなく、

北は京丹後市、与謝野町などから、

南は京丹波市からも参加されました。

託児付き研修でもあるので、

小さな子どもさんを連れて参加してくださった方もいらっしゃいました。

  

 

初日らしい緊張感の中、講座が始まりました。

 

【講座1】

「産前・産後訪問支援員養成事業について」

京都府健康福祉部こども総合対策課 きょうとピアサポートセンターの

藤本萌美氏より、お話しいただきました。

この研修の全体像、地域で安心して子育てできる環境づくりや

地域における切れ目のない妊娠・出産への支援について、

スライドを見ながら、詳しく教えていただきました。

皆さん真剣な表情で見つめます。

 

 

【講座2】

「今どきの子育て世代の生き方、ニーズを知る」

~女性としての多様な生き方を受け留めるために~

NPO法人 働きたい女たちのネットワークの

理事 西村淑乃氏よりお話しいただきました。

子育て支援の大切なポイントを、ご自身の活動から紹介していただきました。

「その人が楽になるように、その人の日常の場面で一緒に考え、

その人なりのやり方で自分でやっていけるように寄り添うような支援を。」

という言葉が印象に残りました。

 

 

お昼休憩の前に、交流を兼ねたアイスブレイク!

  

笑顔がこぼれました。

 

 

午後からは、2講座。

【講座3】

「協働・連携する行政施策、社会資源を知る」

~必要なサービスが活用できるように~

講座1に引き続き、藤本萌美氏より、お話しいただきました。

国の子育て支援施策をもとに、京都府下で展開されている行政施策や

社会資源の説明を受けました。

妊娠がわかり、母子手帳の交付の時点から、始まる母子保健事業。

妊産婦訪問指導や、新生児訪問指導などの訪問事業、

健診、産前産後サポート事業、産後ケアなど、多岐にわたる施策を整理して

聞かせていただくことができました。

 

 

【講座4】

「今と昔の妊娠・出産・子育て事情の違いを知る」

~今どきの子育て世代の心強い支援者になるために(part1)~

(公社)京都府助産師会 吉田美和子(丹後支部理事)氏のファシリテートの元、

グループワークを実施しました。

   

1日目の研修は以上で終了です。

次回は、1/19㈯です。

 

 

~参加者様の声(抜粋)~

・産前産後訪問支援の必要性や、どのような支援ができるか、よくわかり良かったです。

・宇治の「働きたい女たちのネットワーク」に興味があります。

・訪問支援があれば助かるお母さんは多いだろうと思ったと同時に、様々な家庭がある中で、

 訪問する事の責任の重さもあるなあと思いました。

・講座の内容をチラシで見て興味がわき、参加させてもらいましたが、

 これを受けた後どうなるのかわかっていなかったので、説明していただけ、道筋がわかり、ホッとしました。

 府でも色々考えておられるんだということが、わかりました。

 

 

 

文責;丹後支部 東野直美

 


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