「ローリスクからハイリスクまで妊産褥婦への関わり方~助産師外来での実践を通して~」
担当 神原祐美(北支部)助産師
まだまだ寒空の中、参加者17名(会員10名、非会員5名、学生2名)、そのうち潜在助産師6名でした。
2組のお子様連れが参加してくださって、和やかな雰囲気で始まりました。
神原助産師は、足立病院(院外助産院)「みのりの家」で長年助産師外来をされていた経験を持ち、地域ではプレママ訪問やこんにちは赤ちゃん訪問などもされています。
助産師外来に訪れる妊婦さんの最近の相談内容と実際の対応について、日頃の経験から詳しく話してくださいました。
その後、参加者同士ペアになって、実際に経験された体重コントロールの事例検討を行い、女性のそばに寄り添う助産師としてどうあるべきかを参加者に気づかせてくださいました。
以下参加者の感想の一部です。
「寄り添う」助産師として、とても大切なことを再認識しました。
寄り添うこと、聴くことが大切なのだと気づきました。
妊婦さんの目に見えることだけを見がちでしたが、もっと深いところまで寄り添っていくことが必要なんだと思いました。
外来での実際の支援や、助産師として、女性と家族とどんな風に関わることが大切かを学べた。「安心感を持ってもらえる助産師(女性)になる」難しいけど、なれるようにはどうしたらよいかを考えていきたい。
とてもいい勉強になりました。妊婦さんと限られた時間で、背景、生活スタイル、食生活などを聞きながら、健診で見える情報からその後ろにあるものを見ていく。たくさんの(助産師としての知識や情報の)引き出しを増やしていくとともに、その人にあった情報を選んで提供する。指導するのではなく、ヒントを与える。本人に気づいてもらえるように一緒に考える。寄り添うetc。そんな関わりをもっていけるように、明日からの仕事に意識していきたいと思います。
助産師がどのようなプロセスを経て、その言葉を妊産婦さんにかけているのかがわかり、勉強になりました。どのような視点を持って、どのような姿勢で関わっていくのかというとても大切なことを学べました。これからに活かしたい。
事例検討ができて、実践につながる話も聞けてよかったです。
体験談をたくさん聞けたことがとてもよかったです。
今回参加して、一番興味のある保健指導のことがきけてよかったです。答えを出すのではなく、背景を考えて本人に気づいてもらうことの大切さ、いかに信頼関係を築いていけるかがよくわかり、参加して良かったと思いました。
(ミドワイフ道場担当 越山)