京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

5月ミドワイフ道場

2013年05月16日 | 助産師会支援事業

ワーク・ライフ・バランスを考える~楽しく、無理なく、お産取り扱い助産院開業への道~」

丹後支部長(助産師会理事) みき助産院 新宮美紀さん(丹後支部)

 5月14日(火)晴天に恵まれて汗ばむ中、参加者は会員15名、うち潜在助産師1名が熱気あふれる道場の1時間半を過ごしました。師匠である新宮さんは、朝7時半に家を出て、舞鶴土産のお饅頭を持って、車ではるばる舞鶴から駆けつけてくださいました。

参加の動機としては、「いずれは開業したい」「開業するにも自信がなくて不安」「小さい子どもを育てながら助産師としてどのように働けるのか?」など現実に直面している課題を抱えながらの理由が多く、5年未満の若手から、5年~10年未満の子育て中の参加者が半数を占めました。助産所部会からも5名参加がありました。

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 新宮さんの助産院開業までの道のりは、笑顔が出ない病院勤務時代、助産院の大先輩から学んだこと、関わってきたお母さんたちに教えてもらったこと、同居家族との付き合い方、すべての経験を糧にして得た、新宮流ワーク・ライフ・バランスを考えた働き方があってこそであり、

自分の家庭も、プライベートも、仕事もすべて大切に、楽しんで仕事をできる方法がある!!

助産師が楽しければ、お母さんたちも楽しい、仕事のコツ&ノウハウを具体的に熱く語っていただき、参加者全員目からウロコが落ちました。

道場後の昼食交流会にも半数以上の方が残ってくださり、師匠を交えて楽しく語り合いました。

以下アンケートの感想の一部です。

地元の開業助産師の講演で、過疎地でどうやっていくかを学びたかったので、楽しくやることの大切さを感じ、不安が減ったように思います。

自分の力だけでするのではなく、ワークライフバランスを考えて、人の力も借りて、肩の力を抜くことも大切だなと感じました。

開業って大変!!というイメージが強くて自分には無理じゃないかと思っていたが、自分を大切にする仕事の仕方があることがわかってすごく嬉しかった。

家族・家庭を持ちながら、女性としても分娩取り扱い開業を継続していく1つのモデルとして、若いこれからの世代の方たちに、勇気を与える役立つ内容だった。自分自身も、子どもや家庭に対する生き方がこれで良かったんだと後押しされたようで嬉しかったです。

助産師として、人間性を磨き、華のある女性であることを目指して、日々皆さん研鑽していきましょう!次回は、南支部しんかい助産院まで出張です。乞うご期待。(ミドワイフ道場担当 越山)


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