京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

時間をかけて

2019年03月27日 | 日々の暮らしの中で

固い土を割って紅い芽の先端をのぞかせるや、それからは少しずつ、時間をかけて育っていく。
人もそういうものかしら。
この心根の強さ、美しさに、わけもなく毎年感動させられる。

「小さな蕾のひとつひとつの、ほころぶということが、天地の祝福を受けている時刻のように思える」。  
石牟礼道子さんの言葉が思い出された(『花をたてまつる』)。












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4 コメント

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芽吹きの春 (Rei)
2019-03-28 11:10:46
草木もゆる春です。
なかなか自然の中から春を見つける余裕がなくて
恥ずかしいです。
桜に浮かれる気持ちにもなれなくて・・・
自分のことに精一杯なのでしょう。
先日ひ孫2人と公園へいき、溢れるエネルギーに圧倒されました。
私一人では連れていけません、
小さい方は3才5か月ですが、
私の足では追いつけなくて嬉しいような
悲しいような・・・でした。
お孫さんたちも春休み楽しんでおられましょう。
アマゾンで清川妙さん1冊買いました。
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ありがとうございます (sora)
2019-03-28 14:59:48
コメントありがとうございました。
嬉しいです。

自然は良いですね。
心が和みます。

まだ慣れなくてわからないことばかりですが、
こちらこどうぞ宜しくお願いいたします。
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どこへ行っても混み合って…、Reiさん (kei)
2019-03-28 18:35:43
3歳半ばになられて、お元気なのが一番です。
Lukasと一回りほど違うのですね。
ちょっと目を離しますと、あらぬ方向へ走っていってしまいます。守り役も大変です。

東京の桜が満開だとか。人が浮かれてるのを見るだけでも疲れそうです。
こちらの観光地では「興ざめな名所が目立つ」と報道されています。
六角堂の枝垂れ桜がはや見頃だそうです。枝垂れ柳との競演となります。
お庭の桜はまだですか? せかしてはいけませんね(笑)



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心和んで…、soraさん (kei)
2019-03-28 18:44:41
お訪ねいただきありがとうございます。
ご縁をいただけましたこと嬉しく感謝いたしております。

芍薬の花が今年も楽しめそうです。
芽を出した時から毎日毎日のぞき込んでいますが、
見守る者には親身な思いが育っていくようです。

どうぞよろしくお願いいたします。
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