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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

クリスマス・イブ

2020年12月24日 | 今日も生かされて
〈12月24日 月曜日。クリスマス・イブ。
東京、地下鉄丸の内線。黄色い電車の中で、進駐軍の米兵とおねえさんたちがじゃれ合いながら讃美歌を唄っている。
黄色いゆりかごの羅紗の座席に、毛布にくるまれた赤ん坊が横たえられ、母親は身を翻して地下鉄を降りた。〉
65年前。僕は生後5か月だった。
僕は定年退職し、送別会の帰りに地下鉄で倒れ意識を失う。



午後から雨になって久しぶりに傘をさしての外出になったが、その帰り、がらすきの地下鉄に座ってひと息ついていると、昨夜読み終えた小説の最終章が思い出されたのだった。

     
孫のLukasから、幼稚園で作成された「めりーくりすます」と添えられたクリスマスカード(葉書)が届いた。赤い帽子をかぶって、大きな顔が肌色に塗られたサンタさんの口は横一文字だわ。鼻はオレンジ色でニンジンみたい(笑) 

コメント (2)
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