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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 暑い日に「日本のいちばん長い日」

2015年08月08日 | 映画・観劇

「毎年のことながら八月を迎えると、八月十五日の日本降伏を告げる天皇放送の日のことが思い出される。もう我々に明日の希望はないんだと、中学三年にして生まれてはじめて煙草を吸った。…」
「ときの鈴木貫太郎内閣の、ちょっと遅すぎたキライはあるが、とにかくポツダム宣言受諾はお手柄であった」
などと、半藤一利氏が歴史エッセイに書かれていた。

映画「日本のいちばん長い日」(原作は半藤一利著「日本のいちばん長い日 決定版」)
戦争の終結に向けて、天皇の玉音音放送が流されるまで。さまざまな立場での人間がよく描かれていると思った。もっとも、知らない事(人物)が多く、終戦に向かういきさつでも初めて知ることばかりだった。これから多くの方が観られるだろうと思うので、そのお邪魔にならないように…。

友人と一緒に映画を見て、お昼をいただいてから四条通に出た。歩道拡張工事に伴う渋滞が大きな問題をよんでいるが、広くなった歩道も大半に日差しが照りつける。強い照り返し、車の排気ガス…、市内38度を記録した今日だったが、まあまあなんとも言えない熱風地獄にめまいがしそうだった。炎天下久しぶりに街歩きをしたせいか。それともお昼のビールのせいなのか、ふらふらしながら地下道に入ってセーフ! 

友人は芥川賞作品を読むためにと文芸春秋を購入。いずれ貸していただくことになる。『abサンゴ』が掲載された同誌をちがう友人から回してもらったことがあったが、結局読まなかった。『火花』にもあまり興味はないのだが、気が変わるかしら。
コメント (4)
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