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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 秋の空

2013年09月09日 | 今日も生かされて
  「秋の空が青く美しいという
  ただそれだけで
  何かしらいいことがありそうなそんな気のする
  そんなときはないか
    …… 」              (「ある日ある時」 黒田三郎)


きれいな青空に雲がぷわぷわと、木陰の風もひんやり、さわやかなよい一日でした。

雲が西へとゆっくり流れる空。「秋空に澄んだ人の眼を感じる」とはすごい感覚だなと思いながら、言われてみるとそんな気さえしてくるから不思議。この天高くから見つめる眼は、清澄な大気の中でもぞもぞと動き回る小さな人間の姿など何もかも見通されているのかもしれない。

そんな中、京都コンサートホールへと向かった。ここで11月1日、「古典の日フォーラム2013」が開催される。そのチケットが午前10時から販売開始となるため、朝から行列ができていた。電話での予約も可能だが、一斉に申し込みが殺到する回線に運よく割り込むには、ひたすら我慢の子を強いられる。「行った方が早い」とは、行列の中からしばしば聞こえてくる言葉だった。座席も指定して3枚購入。
まだ先のことではあるが、やがて訪れる豆台風にも間がある時で、ゆっくり楽しい時間が過ごせそうだと安心している。

プログラムの中には、女優・浅野温子さんの「よみ語り」が組まれていた。『古事記』や日本の古典を題材として、全国の神社を舞台に2003年から活動を続けられているのだとかで、楽しみな一つです。
コメント (8)
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