オーストラリアのシドニーで暮らしている娘の幼馴染が一歳半になる子を連れて帰国している。娘への頼み事があって訪ねてみた。ご近所でありながら、家のお商売の都合で小学校から一緒になった。入学後、娘が「一緒に帰ろう」と声をかけたのが始まりのようで、それ以来続くお付き合いになる。
花ちゃんのお譲さん
しっかり者の花ちゃんも、幼い頃はかなり逞しかった。我が家に集まる男の子相手にでも負けない腕力、足力?で、「いけないよ」と彼女に向かって口にしたような思い出もある。覚えてはいないだろうな…。中学卒業後の進路は異なり、大学も京都と東京と別れたが親しさは変わらず、偶然にもともにオーストラリアで家庭を築いている。相変わらず、すべてになんとなく心強く感じている花ちゃんの存在。
「うわぁ~!! ご無沙汰~」共に声をあげて久しぶりの再会を喜びあって、娘みたいでもある。
「お嬢様に~」と、ミキハウスで靴を用意して出かけた。「開けていい?」「めっちゃ可愛いよ!!」と私。「14や~! おばちゃ~ん!!」 サイズがようわかったなあと言わんばかり。履かせてあげてね。
「おばちゃん、つやつやしてるやん」
「おばちゃん、うちのお母さんより五つも六つも若いってずっと思ってた」
まあ、なんてこと!? なんてお上手に!? 喜ばせ上手になったこと、花ちゃん!!私にしたら「えーっ!?」であった。
「おばちゃん、ちょっと待ってて」と、帰りには和菓子を包んで持たせてくれるのだった。しっかり者の花ちゃん、店を継いでいる弟の新製品の宣伝も忘れない。
何度も花ちゃんの言葉が蘇り、思わずにんまり~とさせられる。気分いいねえ~。和菓子もおいしいよ。
「おばちゃん、姿勢がいいもんな。絶対若く見られるわ」うん、気持ちは若いんよ~。人は見た目で少し得をすることもあるんだねえ。


しっかり者の花ちゃんも、幼い頃はかなり逞しかった。我が家に集まる男の子相手にでも負けない腕力、足力?で、「いけないよ」と彼女に向かって口にしたような思い出もある。覚えてはいないだろうな…。中学卒業後の進路は異なり、大学も京都と東京と別れたが親しさは変わらず、偶然にもともにオーストラリアで家庭を築いている。相変わらず、すべてになんとなく心強く感じている花ちゃんの存在。
「うわぁ~!! ご無沙汰~」共に声をあげて久しぶりの再会を喜びあって、娘みたいでもある。
「お嬢様に~」と、ミキハウスで靴を用意して出かけた。「開けていい?」「めっちゃ可愛いよ!!」と私。「14や~! おばちゃ~ん!!」 サイズがようわかったなあと言わんばかり。履かせてあげてね。
「おばちゃん、つやつやしてるやん」
「おばちゃん、うちのお母さんより五つも六つも若いってずっと思ってた」
まあ、なんてこと!? なんてお上手に!? 喜ばせ上手になったこと、花ちゃん!!私にしたら「えーっ!?」であった。
「おばちゃん、ちょっと待ってて」と、帰りには和菓子を包んで持たせてくれるのだった。しっかり者の花ちゃん、店を継いでいる弟の新製品の宣伝も忘れない。
何度も花ちゃんの言葉が蘇り、思わずにんまり~とさせられる。気分いいねえ~。和菓子もおいしいよ。
「おばちゃん、姿勢がいいもんな。絶対若く見られるわ」うん、気持ちは若いんよ~。人は見た目で少し得をすることもあるんだねえ。