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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 父の日の日曜日

2011年06月19日 | 明日何が咲くか-①
     雨が好きか
     私は好きだ
朝、子供向け番組から聞こえてくる。八木重吉の詩「雨の日」の一節。
どうやら今週ははっきりしない天気が続きそうだ。雨の落ちるところに目を凝らして、雨がすることをじっと見ていたいと詠う重吉の代わりをしそうなJessieだが。

        急にペコッ
           回復
        おやすみなさい

することがなく二人でおじぎそうを眺めていたら、突然に扇子でパタパタやりだした5歳児。なんとお辞儀をした! だから「おじぎそう」か。心細い、一歩間違えれば折れそうなほどの茎が頭を下げたのだ。一時間後にはしゃんとしていたが、夜には葉を合わせて眠っていた。

「のあけゆくのかな」… 大きな声が聞こえる。「この上にカエルがいるんやで~」
ハスの葉が広がる写真を見ている。「短夜のあけゆく水の匂かな」広げてあった歳時記のひらがなを拾い読みしているのだった。

私の亡き父、娘の父親、Jessieのダディ ― 折りしも父の日の話題となった。
「夫婦」の言葉にしつこく反応する5歳児、熱いものをフーフーするのに何で言うの?、と。「ダディとマミィちゃんのことよ~」 わかったかな~?? まあいいか。
コメント (6)
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