両側に木々が迫り、山の懐に包み込まれるように叡山電車は進んでいく。
叡山電鉄 八瀬比叡山口下車。橋を渡り川沿いに歩いて5分ぐらいのところに目的の瑠璃光院はあった。
高野川の上流、勢いある流れの音だけが響きわたる。鶯の声が時折聞こえるが、かき消されそうだ。
人も少なく、澄んだ空気を思い切り吸ってゆっくりゆっくりと楽しんで歩いた。
山門をくぐり玄関へと進むうちに、川の水音もいつか消えていることに気づき、静けさに包まれる。
どちらからいらしたんですか?
静かなだけがとりえですわ。
夏は涼しいですよ、その代り冬は寒いですがね。
どっちからでもいいですよ、ゆっくりして行ってください。
受付で僧侶の方が声をかけてくださった。
「八瀬」は「矢背」とも記され、壬申の乱で背中に矢傷を負わされた
大海人皇子(天武天皇)が「八瀬の釜風呂」で傷を癒されてより、
平安貴族や武士たちに「やすらぎ」の郷として愛されてきた
とある。
人里離れていそうだが、実のところさほどでもない。
修学院駅から乗車したが、宝ヶ池(鞍馬行きだったので、ここで隣のホームから乗り換えたが)、三宅八幡そして終点だ。
出町柳駅から出発しても知れている。
まだまだ煩悩が多すぎる?
豊な自然にひととき心の浄化を感じるが、俗界?に戻りまたエネルギーもわいてくるようだ。
しかし、またいつの間にかに、心は何かを求めふらっと私をどこかへ誘い出す。
叡山電鉄 八瀬比叡山口下車。橋を渡り川沿いに歩いて5分ぐらいのところに目的の瑠璃光院はあった。
高野川の上流、勢いある流れの音だけが響きわたる。鶯の声が時折聞こえるが、かき消されそうだ。
人も少なく、澄んだ空気を思い切り吸ってゆっくりゆっくりと楽しんで歩いた。
山門をくぐり玄関へと進むうちに、川の水音もいつか消えていることに気づき、静けさに包まれる。
どちらからいらしたんですか?
静かなだけがとりえですわ。
夏は涼しいですよ、その代り冬は寒いですがね。
どっちからでもいいですよ、ゆっくりして行ってください。
受付で僧侶の方が声をかけてくださった。
「八瀬」は「矢背」とも記され、壬申の乱で背中に矢傷を負わされた
大海人皇子(天武天皇)が「八瀬の釜風呂」で傷を癒されてより、
平安貴族や武士たちに「やすらぎ」の郷として愛されてきた
とある。
人里離れていそうだが、実のところさほどでもない。
修学院駅から乗車したが、宝ヶ池(鞍馬行きだったので、ここで隣のホームから乗り換えたが)、三宅八幡そして終点だ。
出町柳駅から出発しても知れている。
まだまだ煩悩が多すぎる?
豊な自然にひととき心の浄化を感じるが、俗界?に戻りまたエネルギーもわいてくるようだ。
しかし、またいつの間にかに、心は何かを求めふらっと私をどこかへ誘い出す。