キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

遠いな~

2008-03-21 12:56:06 | ノンジャンル

以前、このブログにも書いた事があるのですが、私がロードレースをしていた頃の話です。
その当時、弟分みたいにかわいがっていた奴がいました。
子供の頃からお父様の仕事でカナダで生活。
17歳の時、日本に帰国・・・そのまま有名W大学の付属高校に・・

ちょっと変わったジャニーズ系のいでたち。
直人が生まれてからは、本当にかわいがってくれて、しょっちゅう我が家に泊まっていました。
W大学の卒業まじか、就職先も外資系のすばらしい会社に決まっていたんです。
そんな時期にバイクで、あっけないくらいにこの世を去ってしまいました。
おまけに一人息子。

私がバイクにかかわってきてから、二桁の仲間・知り合いがすでに事故で亡くなっています。
その中でも、私が一番忘れられない男です。

通夜・告別式に参列すると、親御さんからは”もうバイクなんてやめて”と、言われます。
親の悲しみは、当然ですからね。

しかし、この若者のお父さんは、”本人が好きでやっていた事で死んだんだったら、本人もきっと本望だったでしょう”と、言っていたんです。

それ以来、不思議なご縁で、たびたび食事などに誘っていただき、お会いしていたんです。
お父様の仕事は、鶴のマークの飛行機会社・・・定年で無事引退。
で、のんびりされていたのですが、九州の熊本のお知り合いから、声がかかったそうで、4月から新たな生活を熊本で始めることとなりました。

そこで、昨日は家族一緒に都内に出かけて、お父様と一緒に食事をしたんです。

久しぶりに見る直人が、大きくなっていてビックリされたようでした。
直人も楽しそうに学校の事・バイクの事・モトクロスのレースについて、説明していました。
昨年の怪我が続いた時も、大変心配していただき、元気な直人をみて、”安心したよ”と、言ってくださいました。

我が家にとって九州は、あまりにも遠いですから、今までのように会って食事というわけにはいかなくなるでしょう。

私の仕事に関しても、沢山相談して色々と助言をいただきました。
これからの連絡はメールがメインになす事と思いますが、本当にお体を大切にがんばって欲しいと願うばかりです。