撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

ナルニア国物語 第一章

2006年03月08日 | 映画
カタカナの変換にはF7を押すのだが、つい普通の変換をしたら、“鳴るに亜”と変換した
PCでしたが、レディスディなので見てきました“ナルニア物語”。


第二次大戦で田舎に疎開した四人兄弟が、預けられた家の衣装箪笥に入ると、そこは
ナルニア国へと通じる扉だったという、“ロードオブザリング”“ハリーポッター”と
同じようなファンタジーなお話です。

お父さん的役割で兄弟をまとめる長男のピーター。何事にも慎重な長女のスーザン。
いつも自分の立場を優先し、そのため物語をしっかり盛り上げてしまう次男のエドマンド。
純真無垢な少女の末っ子のルーシー。
この四人の兄弟が、ナルニア国を100年もの間、冬の世界にして支配している冷酷な
女王達と、アスランというライオンが率いる住人達との戦いに巻き込まれ、アスランと
共に一緒に戦う事になる。そして、アスラン達が勝ち、予言通りに四人は東西南北の玉座に
座る事になり、冬の世界は溶け、平和で美しい世界に戻る。
とまあ、簡単に言えばこんなストーリー。

せっかく疎開していながらナルニア国で戦うはめになる四人なのだが、戦いの場面は、
“トロイ”の総攻撃の戦闘シーンと似ているなあと思った。
この物語では、CGがふんだんに使ってあり、下半身が馬の人間や、ライオン、豹、犬、
サイの人間版、なども人間と同じように話したり戦ったりする。
アスランの立派な風格に、百獣の王とはよく言ったものだと改めて思った。
王のような立場には、アライグマや狐では迫力がないし、やはり、役割に風貌は大切か。

四人がライオンにひざまずいて挨拶をしたり、動物達と同じ位置付けで話をしていたり
してたが、よく考えたら、我々人間だって、今でこそ万物の霊長と言っているが、武器が
無かった時代には、動物に“狩られる”存在だったんだもんな~なんて思ったりした。

末っ子のルーシーが、お利口さんで演技も上手なのは分かるけど、撫子的にはもう少し
あま~い可愛い子が良かったな、なんてちょっと思いながら見てました。
ナルニア国で成長した四人も見たし、第2章が楽しみ~デス♪