撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

”ハルシュタット”

2012年12月01日 | ミュンヘン&オーストリアの旅






今日は、ザルツブルグからハルシュタットへ移動。
ザルツブルグ駅に着くと出発まで時間があったので、駅にあるオーストリアのスーパー”SPAR”で昼食用の食べ物を買う。
ザルツブルグからハルシュタットまで、途中アットナング・プッハイム(Attnang-Puchheim)駅での乗り換えがあり、
3時間はかかる。





ザルツブルグ駅ホーム



今回の旅は、実は10月初旬に計画していてエアーもホテルの予約も取っていた。
しかし、よんどころない事情が出来、1か月ずらして取り直したという事情があった。

航空券は少し割高になったが何とかゲット。
ホテルもハルシュタット以外は全然OK。
問題はハルシュタット。
予約していた「ゼーホテル・グリュナーバウム」の営業は10月までと言う事でキャンセル。
ここは湖に面していて、あのエリザベートも泊まったホテルで、今回の旅で楽しみにしていた一つだった。
しかし、泊まれないなら仕方がない。

この時点で、ハルシュタットを止めてリンツにするという案も出てきて、どうするか迷ったが、
ハルシュタットの
「世界一美しい湖岸の町」。 映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台にもなった景勝の地。
というキャッチフレーズも魅力だったし、ネットでの口コミも好評だったし、
映画「サウンド・オブ・ミュージック」はずっと昔に観て、大好きだったという事も後押して、こちらに決行。








Attnang-Puchheimで乗り換えするのだが、乗り換え時間は10分ほどしかない。
おまけに、ハルシュタット行のホームは他の路線より離れたずっと前方にあった。
乗り換えホームもエスカレーターなどは無く、長いスロープをぐるぐる降り、また登る。
スーツケースを引っ張りながら、結構焦った。


ザルツブルグ~ハルシュタットの列車・バス時刻表


ハルシュタット行きの列車の乗車口は、ホームよりかなり高く、スーツケースを持ち上げるのが大変だった。
それでも、ローカル線らしくのんびりとした雰囲気で、ハルシュタットに近づくにつれ景色はだんだん美しくなり、
特に途中の湖の辺りは、「サウンド・オブ・ミュージック」の世界が広がり、窓に顔を寄せて見入ってしまった。





ハルシュタットの駅



船着き場は、駅から坂を下った所にあります。


  坂を下りた所が船着き場  対岸に見えるハルシュタットの町



我々はすぐに下りたので出航時間に間に合いましたが、同じ列車で降りた日本人の若いカップルは駅で
ゆっくり過ごしていた為、間に合いませんでした。
船はだいたい1時間に1本です。
あの何もない、建物にも入れない寒いホームで1時間どう過ごすんだろーと、他人事ながら気になってしまいました。




次の日の出発時間の為に撮っておいた、船にあった時刻表





この船に乗ってハルシュタットの町を訪れるのを楽しみにしていました。





反対側の景色







 町の船着き場が見えて来ました






【ハルシュタットの町】
紀元前1000年~500年頃、ハルシュタットの裏山の岩塩を求めて移住してきたケルト民族によってつくられ
悠久の歴史が残っている世界遺産の町。
世界最古の塩抗が残っており、現在も操業している。

小さな可愛い町でした。



「マルクト広場」




向こうには教会




教会





博物館

10月でハルシュタットの見どころ「塩抗」は閉まるとは知っていましたが、博物館も他の施設も休みでした。
それどころか、お土産やさんもほとんど閉まっていました。
ハルシュタットで塩の塊やハーブ入りの塩を買おうと思っていたので、あてが外れました。
ホテルも休業している所が多く、日帰りの観光バスでやってくる観光客がパラパラといるだけでした。
10月までは賑わい、11月からは閑散としますが、またクリスマスの頃には観光客が多く来るそうです。















宿泊した「Weisses lamm」ホテル



「Weisses lamm hotel」





ホテルのレストラン






3階の部屋。広くて快適でした。
しかし、湖畔に建っていないため部屋から湖を眺められなかったのが残念。

町を一巡りした後は、のんびり部屋で過ごしました。
これまでの旅の疲れがたまっていた私は、昼寝をしたりTVを観たりして良い休憩になった。

TVは日本ではまだ放送していないシーズン8の「デスパートな妻たち」をしていたり、日本では考えられない
リアルなシチュエーションの英語講座(銀行強盗にあった銀行員に、刑事が犯人の服装や状況などを聞くという)
があったりして面白かった。

夜のBBCでは、オバマ大統領とロムニーさんの各州の集計得票をリアルタイムでしており、途中ロムニーさんが
勝ったり、オバマ大統領が追い上げたりと緊迫していて、思わず夜中まで見てしまった。




バルコニー




廊下


二階にはトレーニングマシンとサウナもありました。
建物も設備も新しいホテルですが、エレベーターはありませんでした。
私の重いスーツケースは、チェックインした時、ホテルの方が持って上がってくれましたが、
チェックアウトで降ろす時は、我々で1階のフロアまで降ろしました。




夕食はホテルのレストランで。美味しかったです。
ウェイターの人も、とても感じが良かった。
食事だけの団体の観光客が次々とやって来ていました。






夜の広場












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