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撫子的な日々

どーってことない日常の魂のつぶやき

西大寺

2012年05月17日 | 寺・神社
西大寺は、春と秋の大茶盛の様子がTVで放送されるたびに気になっていた寺です。

近鉄西大寺駅で乗り換えるたびに一度行ってみようと思いながら、いつでも行けると思うせいか、訪れないまま今日に至っていました。
今回、車で奈良市郊外の友人宅に行った帰りに寄ってみました。




本堂

本堂には、文殊菩薩騎獅像・釈迦如来像がありました。
また、2~2人がかりで持つ例の大茶碗や大きな茶筅も置いてありました。



本堂で、見どころの4つの堂を拝観する入場券を購入。1000円です。
1つの堂を拝観するだけなら400円です。


半券は各角の頂点。なかなか面白い形式の拝観券です。




本堂の前にある東塔の跡

昔は約46メートルの五重の西塔と東塔とあったらしいが、西塔は平安時代に落雷で焼失し、東塔は室町時代(1502年)に兵火によって焼失したそうです。





愛染堂

愛染堂には、秘仏の愛染明王座像が厨子内に安置され、厨子前にはレプリカが安置されていました。
思っていたより小さかったです(30センチ程)。
本物の愛染明王座像を拝観するには、年2回開扉される時期に来なくてはいけないようです。





聚宝館

吉祥天立像・釈迦如来坐像や桃山時代の屏風・昔の茶道具の茶椀などが展示してありました。





四王堂

天井まである十一面観音像と大きな四天王立像が安置してあり、見ごたえがありました。





鐘楼堂

室生寺

2012年05月07日 | 寺・神社



5日のこどもの日に、室生寺に行って来ました。
お天気のすぐれない日の多かった今年の連休、幸いこの日は朝から晴天で爽やかな一日でした。
石楠花の花も満開でした。





室生寺の周りにはお店がいっぱいありました。
地図を見たら山の中なんで、お弁当持参で行きましたが要らなかったみたい。
お店で売っていた「よもぎ餅」が美味しかったです。





赤い太鼓橋を渡ると室生寺です。





仁王門





仁王門とバン字池






この日はラッキーにも野点をしていました。





「立礼」のお点前をしていらっしゃいます。






新緑の中で頂くお抹茶は格別でした。





鎧坂から金堂へ。





鎧坂から見下ろした景色





弥勒堂(鎌倉時代)
弥勒菩薩像が祀ってあります。






金堂(国宝・平安初期)
この日は国宝の釈迦如来立像・十一面観音像や重文の薬師如来像・文殊菩薩像・地蔵菩薩像・十二神将像(運慶作)などが公開されていました。






本堂(国宝・鎌倉時代)   






本堂の横に座っていた可愛いワンコ







国宝の五重塔(平安時代初期)





五重塔 
平成10年に台風によって損傷しましたが、その後修復されました。







奥の院に向かう道






途中の石楠花。







橋を渡ります。奥の院はまだまだ先です。






この階段の上が奥の院






位牌堂が見えて来ます。長くて急な石段を登り…死にそうです。






上から見下ろした景色






境内には3000本の石楠花があります。

ぼたんで有名な長谷寺とも近く、両寺間のシャトルバスも出ているようでした。


大阪天満宮 「梅まつり」

2012年03月01日 | 寺・神社
天満宮「梅祭り」に行って来ました。
参集殿では、樹齢200年を越える梅の古木などの鉢木を50鉢以上展示する「大盆梅展」(入場料500円)が開催されていました。

日本一長い商店街の天神橋筋商店街の二丁目、大阪天満宮駅すぐ側にあります。

     
                 天神橋筋商店街


天満宮の前には、落語を毎日公演している「繁昌亭」があります。
 
      
                     繁昌亭


【大阪天満宮】  

表門から入ると

     

     
                     本殿



      
                      表門  

        
境内には、お店が出ていました。

         
           



          
              


境内の梅はまだ3分咲きって感じでした。


         


                                  
                     梅花殿前の梅



【大盆梅展】 

中に入ると梅の花は満開で、良い香りが部屋中に充満しておりました。


展示されていた梅の鉢。

 



 



 


  
 

  


  


  


  


  


  
   

    
と、まあこんな感じで展示してありましたが、
大きな鉢木を運搬して来てこの室内に入れるのは、さぞかし大変だったろうな~。



  


廊下で、ここ天満宮の梅の実が入っている御餅が売っていたので買いました。
「梅のきもち」という、この季節だけ神様にお供えする御餅です。

「きもち=木餅」
なるほど~と思い、ついでに雑誌のCM「いぬのきもち~♪」のフレーズが、ふと頭をよぎりましたワン。 

    
      

            


城内の白米稲荷前では、手作り市が開かれておりました。 


  


    

薬師寺&唐招提寺

2012年02月16日 | 寺・神社
この2つの世界遺産のお寺は、お互い近くにあるのでセットで行って来ました。


   【薬師寺】

    
              中門
  

                   
               中門の仁王様

仁王様は、お二人とも餓鬼を踏みつけています。



中門を抜けるとすぐに立派な金堂が現れます。寒いので参拝者も少ないです。

    
              金堂
 
金堂には、本尊の薬師如来像があります。


   
             西塔と金堂 
反対側には東塔があります。


金堂を抜けると一番大きな大講堂が現れます。

      
             大講堂




      
        大講堂横の釣鐘  後ろの建物は東僧坊


      
             東院堂                    
聖観世菩薩が安置されており、ここは靴を脱いでお参りします。     

 

薬師寺を後にして唐招提寺に向かいます。

    
      
      直線の薬師寺北門と唐招提寺をつなぐ道は、600mほどです。



      
         途中にある昔の薬師寺北門跡  



   【唐招提寺】
唐から来日した鑑真が建立した寺院。

南大門をくぐると奈良時代に建てられた金堂が見えてきます。

    
            正面に金堂     
 

      
               金堂


     
               鼓楼(舎利殿) 

    

       
                釣鐘
 

       
               宝蔵と経蔵



以前来た時は、ここまでが唐招提寺と思い帰ってしまいました。

しかし、宝蔵の奥の道を行くと新しい建物の「新宝蔵」があり、そこには重要文化財の薬師如来立像や十一面観音像など8世紀に造られた仏像が沢山展示してありました。
頭部や腕が欠けている仏像も数体ありました。


そして、新宝蔵後ろの風情ある道を抜けて行くと、

     


土壁に囲まれた開山御廟に行き着きます。
      


門をくぐり抜けると長い道が。

        



          
              池もあります



一番奥まった所に鑑真和上の墓所がありました。

            
                  開山御廟   
        

     

般若寺

2012年01月30日 | 寺・神社
コスモス寺として有名な般若寺に行って来ました。
今の時期は水仙が咲いていました。



       
         観音石仏と向こうに十三重石塔




       
          十三重石塔

        


       
          経蔵


十三重石塔と経蔵は鎌倉時代に作られた重要文化財なのだそうです。



庭を歩いてみると、あちこちに句碑が般若寺を歌った句碑・歌碑が建っていました。
(19句碑ありましたが、知っている有名な作者のみ撮影。。。)

  
     正岡子規               森鴎外     



また、「力だめしの石」とあり3個の石も並べて置いてありました。
    
        力だめしの石

立て札には、

   ・戒の石(もてる女の石)
   ・定の石(もてる男の石)
   ・慧の石(もてない石)
とあり、足腰に気を付けて持ち上げて下さいとありました。


立て札によると、「元弘の乱」の時、後醍醐天皇に加勢したこの寺の怪力の僧”本性房”が、鎌倉幕府軍に笠置山から大岩を投げつけ大活躍したそうです。
その僧が、日夜力石で鍛錬した石にちなんで置いてあるらしいです。


「これを持ち上げると”もてる☆”ようになるかもね~♪」、な~んて主旨を勝手に曲げて挑戦する、とっくにモテ期の終わったイタい我々でありましたが。
一応、もてる女の石は持ち上がりました。(24Kg)



ここのご本尊は文殊菩薩で、そのお顔が美しいと聞いていたので期待して本堂に。

     
        本堂


お堂の真ん中に大きなお厨子があり、その中に文殊菩薩がいらっしゃいます。
暗くてお顔が良く見えないなあと思っていたら、懐中電灯が像の前に置いてあり、それを照らして観られるようになっていました。
明るくなった中の文殊菩薩像は獅子に乗っていらして、興福寺のあのイケメンで有名な阿修羅像に似ていらっしゃるように思いました。
こちらの方が、少しふくよかかも。


     
        国宝の楼門 


コスモスの時期には、10種10万本のコスモスが境内に咲くそうです。
背の高いコスモスなので観光客は花に埋もれ、花と建造物だけが観られる景色は圧巻らしいです。
今度はコスモスの時期に来てみたいなと、思いました。
          

七福神巡り

2012年01月12日 | 寺・神社
泉涌寺(せんにょうじ)の七福神巡りに行って来ました。
泉涌寺では、一年で成人の日だけ、”七福神巡り”が行われます。

最初は、七福神巡りをするつもりはありませんでした。
ただ、この日のみ泉涌寺の弁天様が拝観できると雑誌に載っていたので、楊貴妃観音と共に拝観したいと、行く事にしたのです。

JR・京阪東福寺駅を降りて15分も歩けば泉涌寺に着きます。
     
      




まず「1番 福禄寿 即成院」から
      


まず、ここで手を洗い清めます。
       


皆について行くと     

      
       
笹授与所があり、ここで笹を貰うようになっています。そして、笹に赤い短冊をお寺の方が付けてくれました。


お参り前に入り口横を見てみると

     
        吉兆飾り売り場が


笹に付ける吉兆の飾りを、1番から7番の場所で買うようになっています。
その場所特有の飾りが数種類あり、その中から自分の好みの物をチョイス出来きるようになっており、オリジナルの福笹が作れるシステムとなっておりました。
吉兆飾り1個の価格は、だいたい300円~1000円の間ですが、やはり値段の高いほうが豪華な作りに出来ております。



那須与一のお墓
      



      
      福笹の要らない人々が、笹を植木の上に放置。


福笹ではなく、1番から7番所の朱印を朱印帳に集めている人も結構いました。


「2番 弁財天 戒光寺」 
      

お目当ての弁天様の撮影は禁止になっておりました。お寺の方が言われるには、写真を撮ると福が逃げるそうです。
入り口横の、「えっ!こんな小さな所に?」ってカンジのお堂に、僧侶の方数名にガードされ鎮座していらっしゃいました。


「番外 愛染明王 新善光寺」 
      


少し、林の中を歩きます。
      



「3番 恵比寿神 観音寺」

     

笹を貰った時点で何となく予感はしていたけど、この辺りから当初の目的を忘れ、笹に飾る吉兆飾り集めにハマッて行く。。。。。楽しい~♪


「4番 布袋尊 来迎院」

      


      



重要文化財の仏殿 の前を抜けて 

       
        仏殿 奥に見えるのは舎利殿 



「番外 楊貴妃観音 泉涌寺本坊」

      

楊貴妃観音という名前に魅せられて行ったのですが、他の観音様との美しさの違いは…………、遠くからなのでよく分かりませんでした。

 

「5番 大黒天 雲龍院」   
              
        
       
      
       大黒さんと一緒に。何やらめでたい気分になりました。  




「6番 毘沙門天 悲田院」

       


        
          ここからは、京都の街が一望出来ます。


この辺りになると、皆さんが持っている笹も飾りでしなり、飾りも豪華になっています。



「7番 寿老人 法音院」 

          


           

と、順番に拝観出来るようになっておりました。


福笹は、玄関に一年間飾るのが良いと言われたので、玄関の高い所に飾ってみました。


          

これで、だいたい4000円ちょっとの福笹です。
米俵・鯛・ひょうたん・小判・蔵・千両箱・福集めのザル・だるま・火の用心の軍配と、縁起物がどっさり。
飾りの重さで笹が折れてはいけないという事で、全部一番太い枝にぶら下げてくれました。  
   

楽しかったのは良かったけど、、、お正月にお参りした神社で”縁起物熊手”を買っていたのをすっかり忘れていました。


        



ま、縁起物はお布施だからね☆