こだっちとくうすけの冒険

熱く、熱く、いつまでも熱く。
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ブログにしたいです。
  
 こだっちとくうすけ より

あられ製作工場☆

2012年01月22日 22時22分22秒 | こだっちの日常
おつかれさまです

今年もあられづくりの時期がやってきました。

この力仕事の、あられをへぐ時だけは、

応援要請がかかります

昨日は、もちをついて、型にいれて、

四角い餅をつくります

そして、今日はその餅をへいで、

切って、あられの素をつくります。

こんな昔ながらの方法で、

あられを作っている家が、

今はどれぐらいあるのでしょうか。

これも、ひとつの古き良き時代の光景だと思います。

今の時代、おいしいお菓子が、

出来上がった状態で、

コンビニなどで手軽に買える時代ですが、

戦後間もないころは、

あられを食べれることが、すごく

幸せだった頃を考えて、

今の時代に感謝したいと思います。

それでは、古き良き時代のあられづくりをお楽しみください

まんず、これがぁーあられさ、へぐ機械だべよ



そんでぇ、これがあられをへぐ用の道具になりまっしゅ



これが、昨日作った型に入れた餅です



この作業が、通称「へぐ」



力とコツが必要になります。

また、もちが固くなりすぎても、大変だし、

もちが柔らかすぎても、ふにゃふにゃして、へぎ難いです

やっぱりちょうどいいあんばいがいいんだなぁー。



そして、へぎ終わるとこんな感じになります



ピンクのもちは、桜エビがいっぱい入ったあられになります。



緑のやつは、伊勢志摩の名物 アオサです。

みそ汁に入れると、本当においしいですよ



そして、へいだ餅を5・6枚掴んで、カットしていきます

このへいだ餅をカットする機械は、

ひいじいちゃんが、志摩へ漁業のカゴを売りにいっているときに、

志摩町で見つけて、買ってきたものらしいです。

当時は、この作業を包丁でやっていたため、

あられもなかなか均一にできず、

時間もかかっていたため、

この機会が導入されたことにより、

仕事の能率が、飛躍的に上がったそうです。

そして、当時は近所中の噂になるぐらい、

画期的な代物だったそうです。



そして、こうやって、あられができたぁーーー。



古き良き時代の冬の名物行事でした

春が来るまで、あられを食べながら、

ゆっくり待つとしますかな

コメント
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