Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



     野に咲く花のように風に吹かれて~♪

      晴れた日はフィールドにいます。

個人の努力だけに頼るステージはもう過ぎた-分科会尾身会長

2020年11月28日 | 新型コロナウイルス
国内の新たな感染者は2531人、感染者の累計は14万3530人
国内では27日、新たに2531人の感染が確認されました。
新規感染者は、過去最多だった今月21日の2596人に次ぐ2番目の多さで、2500人を超えるのは2日連続です。
これで国内の感染者は14万2818人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は14万3530人になりました。
また、新たに確認された死亡者は31人で、死亡者の累計は2109人になりました。
重症患者は前日比25人増えて435人となり過去最多となりました。
なお、東京都の新規感染者570人、愛知県の新規感染者234人はいずれも過去最多を更新しました。

都内の新たな感染者は570人、感染者の累計は3万9649人
東京都では27日、新たに570人の感染が確認され過去最多を更新しました。
これで都内の感染者の累計は3万9649人となりました。
このうち、10歳未満から30代が314人で全体のおよそ55%を占めていますが、重症化しやすい60代以上の感染者はおよそ20%の113人です。
また、経路不明の感染者は346人でおよそ61%です。
なお、新たに確認された死亡者は3人で、死亡者の累計は488人になりました。
小池都知事は、不要不急の外出は控えるよう呼び掛けていますが、呼び掛けだけでは効果が薄い、より強いメッセージが必要だと思います。

個人の努力だけに頼るステージはもう過ぎた-分科会尾身会長
政府の分科会の尾身茂会長は、衆議院厚生労働委員会で、「多くの人に分科会のメッセージに対して協力してもらい、個人の努力を十分にやってもらったが、ここまで来ると、個人の努力だけで、今の感染が拡大している状況を沈静化することはなかなか難しい。問題の核心は一般の医療との両立が難しくなっている状況であり、個人の努力だけに頼るステージはもう過ぎたと認識している」と述べました。

そのうえで、「今の局面で最も求められていることは、感染が急速に拡大しているスピードを、少し下げることだ。営業時間の短縮や、感染拡大地域とそれ以外の地域での人の動きをなるべく控えてほしいと国や地方自治体が強いメッセージや方針を出しているが、すべての国民が同じ危機感を共有することが重要だ」と述べました。

新規感染者数の動向


患者と死亡者の動向

国内事例・空港検疫・チャーター便帰国者の合計


家庭内感染の割合が急増
家庭内感染の割合が急増している背景には、無症状の「隠れ感染者」が家庭に持ち込み家族に感染させていること、病院や療養宿泊施設を希望しない感染者が自宅療養中に家族に感染させていること、新規感染者の増加により、病院や療養宿泊施設の調整にあたる保健所などの業務が繁忙のため調整が遅れて、やむなく自宅待機している感染者が家族に感染させていることなどによります。
こうした状況では、水面下で急増している市中の感染拡大に歯止めをかけることは不可能で、医療体制の崩壊の引き金になります。

国内の感染状況



世界の感染者6128万人超え、死亡者は143万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間27日午前3時の時点で6128万9237人となりました。
また、死亡者は143万8133人となりました。

国別の感染者は、アメリカが1292万7917人と最も多く、インドが930万9787人、ブラジルが620万4220人、フランスが223万5661人、ロシアが219万6691人などとなっています。
また、死亡者は、アメリカが26万3755人と最も多く、ブラジルが17万1460人、インドが13万5715人、メキシコが10万4242人、イギリスが5万7648人などとなっています。

主な国・地域の感染状況