Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



     野に咲く花のように風に吹かれて~♪

      晴れた日はフィールドにいます。

車中泊旅 My Style

2019年03月05日 | 車中泊旅 My Style



釣り、山野草撮影、トレッキングなどアウトドア中心の私の趣味にぴったりなのが時間や行き先に制約されない車中泊の旅です。
山野草の撮影やトレッキングは天気に左右されますし、ホテル泊では日の出前後のシャッターチャンスを逃したり、ホテルから目的地までに時間を費やしたりとロスが多かったように思います。

旅行の数ヶ月も前から宿や列車を予約したものの仕事の都合でドタキャンも度々で、予約金はほとんど戻ってきませんでした。
これまでも、助手席を倒して仮眠したことはありましたが、熟睡できないし完全フラットでないためにエコノミック症候群に罹りやすいそうです。
そんな時にネットや本屋さんで知ったのが、キャンピングカーではなくてミニバンやステーションワゴンをフルフラットにしての車中泊でした。
今ではすっかり嵌ってしまい、年に数回は3日~3週間愛車のミニバンで車旅に出かけています。


高速道路のSAやPA、道の駅はここ10年ほどで1100ヶ所以上に増えましたし、日帰り温泉や立ち寄りできる温泉宿も増えたことやタウンエースなどのワンボックスでなくてもミニバンやステーションワゴンのシートアレンジを工夫したり、軽のキャンカーも市販されましたので車中泊の旅を楽しむ旅行者が急増しています。

天候や混雑次第で行き先変更も気ままにできて、気に入った場所なら何日も滞在できる旅行計画に縛られない自分だけのオリジナル旅、野の花・山の花の開花情報があれば突然旅立てる旅、インフラの整備が追い風になって新しいスタイルの旅人気は益々高まるのではないでしょうか。

車中泊の旅は経費の節約にもなりますので、2泊3日分の旅行予算で1週間の旅ができることも大きな魅力、旅行好きの中高年にはお奨めです。
ただし、車中泊では熟睡できないという人は健康への影響や睡眠不足による交通事故などのリスクを避けてホテル泊にすべきことは言うまでもありませんし、また、長旅では途中にホテル泊を挟んだり、体調が悪い時には温泉宿に泊ってゆったりのんびりと手足を伸ばすなど安全と健康を第一に楽しみましょう。

車種に合わせたマットと寝袋、プライバシーの確保と快眠のためのカーテン、コッフェルとコンパクトコンロ、折りたためる椅子とテーブル、着替えと食料・飲料などとカメラとザックなど趣味のアイテムがあればすぐに旅立てます。

私は気ままなひとり旅が多いのですが、車内を改造しなくても運転席や助手席などに荷物を整理すれば家内と2人分の安眠スペースは十分確保できますし帰宅後1時間もあれば元通りにできます。


SAやPAでは車外での自炊はマナー以前の問題だと思います。

道の駅では後部ドアの下での湯沸し程度であれば許容されているところもあるようですが、ターブやテーブルなどで隣の駐車スペースを占有したり通路で煮炊きすることは、休憩やトイレのために立寄る他の利用者にとってこの上ない迷惑行為です。
また、寝るスペースを確保するために、たとえ自分の車の下であっても荷物を車外に置くことは盗難防止の面だけでなくマナー違反行為です。荷物が多ければキャリアやラックを取り付けて屋根上に移せば解決できます。

道の駅での車中泊は、他の利用者の利便や開店時間に行われる地元農産物の搬入や即売などの邪魔にならないように、駐車場の空く夕方に到着し開店時間前に出発するよう心がけたいし、農産物の購入や朝食を併設のレストランで摂る場合でも、車中泊グッズを全て片付けていつでも出発できるよう準備してからにしたいものです。
駐車場を占有したり連泊することは施設の供用目的に反しますので慎みたいですね。




某道の駅で居合わせたある2組の家族7~8人が4台分の駐車スペースにターブを広げキャンプ用の椅子やテーブルを出して午後10時過ぎまでバーベキューをその後花火までしていました。
当日居合わせた車中泊車両は10数台、私を含めて眠れない一夜になったことは言うまでもありません。
翌日午前7時過ぎに農家の方たちが野菜を出荷しに来た時もターブや椅子・テーブルなどを放置したままでトラブルになっていましたが、非は明らかに2組の家族にあります。
楽しい思い出となるはずだった車中泊ですが、オートキャンプ場ではなく道の駅であったために子供たちには嫌な思い出となったに違いありません。

こうしたマナー違反が繰り返された結果、キャンピングカーの乗り入れや車中泊までもが禁止となったところもあり、ルールとマナーを守って旅をしている健全な車中泊愛好者にまで大変な迷惑となっているので十分注意したいものです。

登山口や河川敷などでは、マナーを守って他人の迷惑にならなければガスコンロなどでの煮炊きは許容されますし、オートキャンプ場なら設備も整っていて快適に楽しむことができます。

私の旅は、SA・PAや道の駅はそこの施設で食事や入浴を済ませて寝るだけのP泊を、自炊したい時は登山口や河川敷の駐車スペース、オートキャンプ場などを利用するPキャンを使い分けて組み立てています。
ルールやマナーを守ることとP泊とPキャンを使い分けることが車中泊の旅を長く楽しむことの基本ではないでしょうか。


山頂で夕景や日没を撮影してヘッドランプを頼りに車に戻り、近くの立ち寄り湯で汗を流して、夏なら冷えたビールを秋から春は燗酒や焼酎のお湯割りをチビリチビリ楽しみながら、満天の星空の下で吹き渡る風のささやきを聞きマイナスイオンのシャワーを浴びる至福のひと時、おでんや煮込みうどんなど温かな料理があれば最高です。
テレビもラジオもOFFにして脱日常・・・・・

9時前に就寝し翌朝は夜明け前に起床して再び山頂に・・・・・
ご来光を拝み雲海を撮って、明けゆく景色を楽しんだら車に戻り朝食。
カップラーメンだけでは味気ないので、パンにベーコンエッグ、コーヒーを落とし、デザートには途中の道の駅で入手できる新鮮な季節の果物などを用意します。


朝食が済んだら、高山植物を求めて再び登山道をたどり、疲れたらその場でのんびりと休憩してもいいですし車に戻ってひと眠りしてもいい。
目が覚めたら再び歩いてもいいですし撮ったばかりの花を図鑑をめくり同定してもいい。
時間に左右されない車中泊の大きな魅力はこんなところにもあります。

食料は季節や好みで用意すればいいのです。
熱湯に浸して炊く白飯や赤飯、レトルトのカレーや中華丼、お茶漬、梅干、おかずの缶詰などに加え、カップ麺やビスケットなどの副食品も非常用を兼ねて準備すれば完璧です。

ひと昔前は登山食といえばお湯で戻すアルファー米かインスタントラーメンでしたが、最近ではレトルト技術によってバリエーションも増えて格段に美味しい食事が楽しめます。

SAやPAで買った物のゴミは次のSAやPAで、コンビニで買った物のゴミは次のコンビニで分別して捨てることは許容されますが、その他のゴミは旅の思い出とともに自宅まで持ち帰るのがマナーです。
道の駅のくずかごにバーベキューの残飯が捨てられていたり、洗面所の排水口に野菜くずが詰まっているのを目にしますが、ほんの一握りの心無い人たちの行為が、車中泊禁止の理由とされることもありますので自粛してほしいと願うばかりです。

現役の時は、連休や有給休暇を組み合わせて2~4泊の旅でしたが、完全リタイヤしてサンデー毎日となった今は1~3週間の車旅を楽しんでいます。
念願だった北海道一周の車旅も2017年に実現しました。
車中泊の旅とは、長~い付き合いになりそうです。


車中泊旅で交通渋滞を避けるにはコツがあります。
自宅を出て高速道路に入るのは日曜日の午後、旅先から高速道路に入るのを金曜日の深夜か土曜日の朝になるようにすれば渋滞を回避できます。

日曜の夜には目的地近くの日帰り温泉にのんびり浸かりぐっすりと安眠、月曜から金曜まで観光や登山などを楽しんで、金曜日は早めに日帰り温泉でくつろいでぐっすり十分な睡眠を摂り土曜の早朝に高速に乗って帰宅するパターンがお奨めです。







自宅はどうして居心地が良く快適なのでしょうか?  それは、壁・ドア・カーテンによって他人から邪魔をされない自分だけの空間だからであり、安心して過ごし安心して眠れるからに他なりません。

車中泊でも重要なことは車外から見えない居心地の良い空間を作ってプライバシーと快眠を確保することです。
そのためにカーテンの類やマットなどが各種市販されています。
工作感覚で製作できる方は、ホームセンターで必要な部材を購入して自作しても良いのでしょうが、不器用な私は完成品を購入しています。


高速道路のSAや道の駅で車中泊されている車を見ると、カーテン・サンシェード・断熱銀マット・段ボールなど皆さんそれぞれ工夫されています。
また、厳冬季には断熱も重要な要素で、車種別の専用断熱シェードが市販されていますし、キャンプ用の断熱銀マットを窓枠の大きさに切ってはめ込んでいる方もいます。
私の場合は厳冬期の車中泊は考えていないので、プライバシーと遮光を確保する車のタイプ別に作られたカーテンを使用しています。

高速道路のサービスエリアや道の駅では治安と安全確保のために照明が明るく、また、太陽光から安眠が妨げられることもありますので、遮光は必要不可欠です。
手の込んだ物もありますが脱着が容易にできる吸盤式が使い勝手が良いと思います。
なお、付属の吸盤では吸着力が弱い物もありますので、私は市販の吸着力の強いものに替えています。




現在販売されているミニバンやステーションワゴンはフルフラットにしても完全に平坦にはなりません。
私の車は2列目と3列目に隙間ができますので、上乗りできる丈夫な角型洗車バケツを並べ透明塩ビ板5ミリを嵌め込むことで平坦さを確保しています。
なお、シートの素材や構造上硬軟部分もありますので寝心地を良くするためにキャンプ用の断熱銀マットを下に、その上に車種タイプ別の車中泊用ベッドを敷いています。

ここまでの作業は出発前に済ませておくと、現地が雨の時や車中泊場所が混雑していても荷物を出し入れしなくて楽です。
ただし、安定走行の確保と荷崩れ防止のため荷物は左右のバランスを取りながら平面的に置き丈夫なネットで固定します。

シェラフも安眠のための重要なグッズです。
シェラフには、大別すると封筒型と人形型があり、外気温別またはシーズン別に中綿の素材や量に軽重を持たせたものが流通しています。
厳冬期用には適温-10℃とか-7℃などの物もありますが、私は厳冬期に車中泊する旅は考えていないので、夏は適温15℃の封筒型シェラフを上掛けに、春秋は状況に応じて適温15℃か適温5℃の封筒型シェラフにコールマン フリースインナー を併用しています。
春秋用シェラフとインナーシェラフの間に使い捨てカイロを入れ衣類で調整すれば外気温がマイナス5℃前後でも安眠が確保できます。

また、気温が20℃以上ならコールマン フリース インナーやコールマン アウトドアニーブランケットや夏掛けだけでも十分です。
快眠のためには枕も重要な要素です。私は使い慣れた蕎麦殻枕を使用していますが吸湿性もあり満足しています。


夏の暑さと防虫対策に車用防虫ネットが市販されていますが、就寝時に窓を全開にして防虫ネットだけで過ごすのは無防備となり安全確保の面からは問題があります。
私は、運転席側と助手席側のドアに自動車用の防虫ネットを被せて、就寝までは窓を全開に就寝時は5センチほど開けて使用しています。また、電池式蚊取や防虫スプレーと併用すれば万全です。

これらのグッズは、車中泊する環境・季節などの条件や衣類によって左右されますので、旅立つ前に自宅近くの道の駅などに泊って寝心地や快適性を確認しながら、それぞれの旅や目的地の自然環境などに適ったグッズを選ぶとよいでしょう。
車旅のグッズは、町の専門店よりも品数が豊富で価格も安いAmazonなどの各通販サイトで比較しながら選択して購入することをお奨めします。






前述したように、私の車中泊の旅は、高速道路のSA・PAや道の駅を利用し隣接のレストランで食事するP泊と登山口や河川敷などで自炊するPキャンに分けられます。
快適性の確保という面から重要なのは、駐車場所が平坦でぐっすり眠れることと24時間使用可能なトイレがあることです。

高速道路のSA・PAや道の駅などでは出入り口からなるべく離れた奥まった普通車専用スペースのできるだけ平坦で街灯直下でない場所を選ぶこと。
出入り口ではエンジン音やライトが気になりますし、また、トラック専用スペースの近くではエンジンを掛けたまま仮眠するトラックドライバーが多く安眠できないので避けましょう。

車中泊はアイドリングストップが原則、寒くてもエンジンを掛けたままでは最悪の場合排気ガスが逆流して一酸化炭素中毒を引き起こしかねないですし、騒音から周囲の安眠妨害にもなります。

道の駅での車中泊は、他の利用者の利便や開店時間に行われる地元農産物の即売などの邪魔にならぬよう、駐車場の空く夕方に到着し開店時間前に出発するよう心がけたいし、農産物の購入や朝食を併設のレストランで摂る場合でも、車中泊グッズを全て片付けていつでも出発できるよう準備してからにしたいものです。

公園など公共施設では夜間閉鎖される駐車場も多いので事前に確認し、登山口では落石や崖崩れに、河川敷では急な増水に、海岸では急な高波に注意するとともに、緊急時には安全に退避できる場所を選びます。

登山口駐車場で車中泊する場合は、トイレの有無と安全かどうかを必ずチェックしましょう。
シーズン中の人気の山なら何組か車中泊していますが、車が止まっていない登山口は防犯の面からも避けたいものです。

また、路肩や民有地は事故などのリスクが多く、走り屋とかローリング族とかのたまり場となっている道路では騒音から安眠どころではないのでスリップ痕をチェックして、そのような痕跡のある場所には駐車しないように心掛けましょう。

宿泊場所には明るいうちに到着し、周囲の環境や避難経路とともにスーパーや日帰り温泉の場所などを調べて、寝るまでの行動を大まかに決めるとよいでしょう。
夜間到着して寝ようとした時に騒音や傾斜などで寝られなかったり、満車の場合に別の適地を探し移動を余儀なくされることもあります。
それ以外はさして重要な要素ではないのですが、より楽しい脱日常のひと時を過ごすにはいくつかのポイントがあります。


衣類は季節や日程などによって準備します。
平地だけなら普段着ている物に朝晩の冷え込みを考えても長袖のTシャツを1枚増やす程度で済みますが、山や高原など標高の高い場所で車中泊する時には、その時期の平均的な最低気温を調べ、気温に適した防寒着の上下と長袖のフリースなどを用意します。
また、風呂上がり、車内でリラックスした時を過ごしたり、就寝時には上下ともジャージやスウェットスーツに着替えることをお薦めします。

私はトレッキングもしますので、季節によっては、防寒ウエア・ヤッケ・セーター・レインウエアなども携行しています。
日頃は黒やグレーといった地味なシャツを着用する機会が多いのですが、赤やブルーのチェック柄など明るいファッションに身を包みバンダナを被ると車旅も明るく楽しい脱日常が楽しめます。
なお、下着や靴下は洗濯もできますので日程分だけ用意すればいざという時にも足りるでしょう。
1週間を超える長旅をするときは、1週間分の衣類を用意し5~6日に一度はコインランドリーを利用します。

履物は、ウォーキングシューズや登山靴などに加えてゴム底のサンダルがあると便利、駐車してからのトイレや日帰り温泉入浴など行動が楽です。




一日の汗を流してリフレッシュするためには日帰り温泉にのんびり入りたいものです。
最近は、高速道路のサービスエリアや道の駅に日帰り温泉を併設した施設が増えているのはありがたいですし、隣接していなくても少し走らせれば日帰り温泉があるので是非利用しましょう。

施設のホームページに割引クーポン券があれば、印刷して持参すると100円から200円割り引いてくれます。

また、日帰り温泉の駐車場でP泊する場合はフロントに必ず確認し了解を得てください。施設によっては営業時間外は駐車場を閉鎖して締め出されたり、警備員を巡回させている所もありますのでトラブル回避のためにも確認を忘れないようにしましょう。

サービスエリアや道の駅なら日帰り温泉などの有無を事前に調べることができますが、旅行先で探すにはスマホやカーナビのほか各種出ている書籍を携行すると便利です。
私はJAF出版の「笑顔かがやく日帰り温泉(関東・甲信越編)」「北海道編」「東北編」「中部・北陸編」「関西・中国・四国編」「九州編」を旅先により持って行きます。
北海道の車中泊旅では温泉無料入浴券が付いた旬の情報やおすすめスポットなどのローカル情報誌HO(ほ)がお奨めです。
600円ですので日帰り温泉1ヶ所分で情報を得られ何ヶ所もの温泉に入浴できますので車中泊で道内を周られる方はほとんどが購入しています。北海道に渡ったらまず情報誌HO(ほ)を買いましょう。




なお、SA・PAのお風呂・コインシャワー・コインランドリーのサービスは 「NEXCO東日本」内では東北道の安積PA(上下線)にコインシャワーがあるのみですが、NEXCO中日本及びNEXCO西日本のお風呂・コインシャワー・コインランドリー情報は「NEXCO中日本」 「NEXCO西日本」 の情報サイトで確認できます。


夫婦二人で2~3泊の観光地巡りでしたら旅の途中で洗濯しなくてもよいのですが、トレッキングや釣りなどアウトドアレジャーが目的だったり長期の車旅であれば衣類の洗濯が必要となります。
夏場であれば下着やTシャツ程度なので、折りたたみバケツでサクサクッと洗えますが、その他のシーズンはコインランドリーを活用すると便利です。
スーパーの近くなら洗濯している間に買い物もできますので、出発前にコインランドリー検索をして近くのスーパーマーケットとともにカーナビに登録しておきます。


高速道路のSAやPAでは厳禁ですが、道の駅ではお湯を沸かす程度は許容されている所もありますし、登山口や河川敷の他、オートキャンプ場では簡単な煮炊きをして豊かな食事を楽しむことが可能です。
ただし、道の駅で火気を使用する時は事前に担当職員に可否と可能な場合はどの程度なら許容されるかを必ず確認しておきます。


火気厳禁の場所での朝食は売店やコンビニなどで購入したパンや弁当と自動販売機などで購入した飲料で済ませます。
また、場合によっては早朝から営業しているファミレスや牛丼店なども活用しましょう。

お湯を沸かす程度なら許容されている場所であれば、コーヒーを淹れたりカップラーメンも作れますが、時には熱湯に15分浸してできる白飯・赤飯・五目御飯のほか、やはり熱湯に3分浸してできるカレー・牛丼・中華丼などを各種用意して缶詰のおかずと現地調達の果物などでちょっぴり豪華にし、食後のコーヒーを楽しんだりできます。
火気厳禁の道の駅でカップラーメン・コーヒーなどを楽しみたい時は、道の駅に入る前にお湯を沸かして保温ポットに入れておくと便利です。なお、電気保温ポットは使えませんのでご注意ください。

登山口や河川敷或いはオートキャンプ場では、おでんやうどんなどの他、ベーコンエッグなど簡単な料理をすることでより豊かな食事も楽しめますし、車の移動がないので夕景を眺めながらビールや好みの焼酎のお湯割りを作ったり、季節によっては日本酒をお燗して寝る前のひと時をのんびり過ごすこともできます。


Pキャンだけを目的にしている場合はバーベキューなども楽しめそうですが、私は山旅や山野草の撮影が目的ですので、荷物を減らすことを第一に考え、手間隙をかけない簡単な料理とゴミの減量を心がけています。


少なくてもこれだけは準備したいグッズを列挙すると、「キャンプ用コッフェルor鍋」「ヤカン」「中型のお椀」「包丁」「まな板」「メラミンプレート皿」「カップ」「箸」「大小のスプーン・フォーク」「缶切」「ポリタンク(20L・2L)」「保温水筒」「マグカップ」「クーラーボックス」「保温ポット」「ガスコンロ(汎用性ガスボンベ対応)」「ガスボンベ」「遠赤焼網」「洗剤」「スポンジタワシ」「ペーパータオル」「ビニール袋」などです。

予備として持って行く紙コップ・紙皿・割箸はなるべく使用せず、洗ったり拭いたりして繰り返し使える食器にすればECOにもゴミの減量化にもなります。
なお、コンビニで購入した弁当容器・オニギリの包装紙・空ペットボトルなどは次のコンビニで買い物ついでに、SA・PAで購入した弁当容器・空ペットボトルなどは次のSA・PAのゴミ箱に入れていることは許容される範囲ですが、残飯など生ゴミを捨てるのはNGです。

その他に調味料として醤油・ソース・塩・マヨネーズ・練ワサビ・練からし・おでんの素などを用意すればいろいろと対応できます。

「ガスコンロ」は2台あると同時に料理できるし、1台が故障した場合も安心です。また「ガスボンベ」は、高地や冬季には火力が弱まるのでプロパン混合のハイパワーガスも用意するとよいでしょう。
私はトレッキングなどの途中で淹れ立てのコーヒーを楽しむために小型のバーナーとハーフサイズのガスボンベ及びヤカンを持ち歩いています。

絶対にしてはいけないのが車内での火気の使用です。
ガスコンロ・ガスストーブ・炭火や練炭は一酸化炭素の有毒ガスを発生させますので、最悪の場合死に至る自殺行為であることを忘れないでください。
車外で調理できない場所や雨の時は、コンビニや売店で購入するかレストランで食事するようにし、登山口が雨の時は火気を使用せずにパンと果物にジュースなどで済ませるようにしたいものです。

車旅やトレッキングのグッズは、町の専門店よりも品数が豊富で価格も安く便利なAmazonの通販で比較しながら選択してより良い物をより安く購入することをお奨めします。


食料と飲料は、日程と行き先により朝昼晩の献立を考えるとともに、予備として日程プラス1~2日分と非常用食用の乾パンやチョコレートなど菓子類を用意するとよいでしょう。
また、長旅の場合は途中で補充することを前提に、かさ張る物を持ち過ぎないようにします。

朝食はパンの場合は1日目と2日目は惣菜パンでいいのですが、3日目以降はトーストした食パンやフランスパンとバターやジャムを用意します。また、寒い時はカップ入りのラーメンやうどんなどもお薦めです。
また、ベーコンや生玉子があればコッフェルの蓋にバターを塗ってベーコンエッグも作れますし、道の駅などで買い求めた新鮮なレタスやトマトなどのサラダひとつでも彩り鮮やかな朝食を演出できます。

インスタントスープとパックの生ジュースもメニューに加え、また、食後はコーヒーを落としてデザートには季節の果物もいいものですね。
要はこれからの行動を考えて準備も片付けも簡単にできることがポイントです。
昼食はコンビニ弁当やおにぎりが便利ですし移動中ならレストランなどで済ませても良く、また、時間があれば簡単な調理もできます。

夕食は、火気厳禁のP泊ならレストランやコンビニ弁当を利用し、簡単な煮炊きが可能な場所なら熱湯に15分ほど浸してできる白飯・赤飯・五目御飯のほか、インスタント味噌汁や熱湯に3分浸してできるカレー・牛丼・マーボー丼・親子丼などを数種用意します。
具材を3分ほど温めてできる皿うどんはお奨めの一品です。
また、おでんセットやうどんなども移動途中のスーパーなどで仕入れたり、車中泊地の近くにスーパーがあれば新鮮なお刺身と揚げたての天ぷらやトンカツなど惣菜を用意して晩酌を兼ねた食卓をチョッピリ豪華に演出したいものです。

コーヒーはインスタントでも良いのですが、トレッキングの途中の水場や山頂で美味い淹れたてを飲みたい私は手軽で風味良いブルックスのドリップバッグコーヒーを愛飲しています。
なお、食料の保存や飲料の冷却用或いは水割り用に氷を欠かさないようにします。


料理やアルコールの臭いは車内に篭るので雨降り以外は食事をなるべく外で摂りますが、その際重宝するのがコンパクトな折りたたみテーブルと椅子です。
食事の後は夕景を眺めながらまった~りとアルコールを楽しむにも不可欠なアイテムといえます。


夜トイレに起きたり探し物をしたりする時に重宝するのがヘッドランプとランタン、登山口の駐車場などには照明がない場所もあります。ヘッドランプは両手が使えて便利ですし、LEDランタンなら卓上に置いたりぶら下げても使えますので車内でも重宝します。

雨降り用に「折りたたみ傘」、洗顔用に「歯ブラシ」と「歯磨き」、日帰り温泉ではシャンプーが常備されているとは限らないので、入浴用に「シャンプー」「整髪料」「ブラシ」複数枚の「フェイスタオル」と「バスタオル」、夏場は汗や雨に濡れたまま放置すると、カビが生えたり臭いが車内に充満しますので、小まめに洗濯するための「折りたたみバケツ」「洗濯ロープ」「洗濯ばさみ」「ハンガー」「洗剤」、また、トイレに常備されているとは限らないので「ボックステッシュ」や「ポケットティシュ」も用意したいものです。

また、服用している薬の他に緊急時に備えて「大中小のカットバン」「消毒スプレー」「傷薬」「虫除けスプレー」「虫さされのかゆみ止め」「下痢止め」「鎮痛解熱剤」なども用意します。

車中泊グッズは、登山同様に最初はあれもこれもとどうしても多くなりますが、何度か経験して慣れると不用なものがわかってきます。
これらのアイテムはチェックリストにして忘れ物がないように準備します。


初めての車中泊は、高速道路のSAやPAか道の駅で煮炊きを伴わない2泊3日程度のP泊をして、食事は売店やコンビニで買うかレストランで摂り、日帰り温泉に入るなど、まずは実際に体験してみることから始めます。

少しずつ宿泊日数を増やしながら、目的の適った自分流のスタイルを見つければよいのです。
お湯を沸かすだけでできる簡単な料理をしてみたければそれもよいし、各地の名物料理を食べ歩きたければそれもよいでしょう。
調理道具など必要なアイテムはそれぞれのスタイルで少しずつ揃えればよいのです。

信州の道の駅でお会いした同年代のご夫婦は、SA・PA・道の駅・日帰り温泉の駐車場で車中泊しながら、食事は各地の美味しいものを外食すること基本に、年間60~80日程全国を旅しているとのこと、レストラン・コンビニ・自販機など24時間営業しているところもあるのでなんら不自由はないそうで、こんなスタイルもいいかなと思います。

車中泊の専門誌やハウツー本などでは、車内を改造したり予備バッテリーなどを積み込んで、電子レンジ・炊飯器・テレビ・エアコン・電気毛布などの家電製品やダッチオーブン・バーベキューセットなどを必需品とするものがあります。

確かに、オートキャンプ場などで賑やかにファミリーキャンプを楽しむ場合には必要でしょうが、中高年からの車中泊は、目的地の近くに泊ることで撮影のタイミングを逃さないことや観光など現地に滞在する時間を少しでも長くして非日常をより楽しむための手段ですから、必要性は薄いのではないでしょうか。
前にも書いたように、高速道路のSAやPA、道の駅、日帰り温泉の駐車場では、基本的には煮炊きはできませんし、バーベキューは禁止されていますので不要だと思います。

旅が終われば荷物を片付けるだけで車内も容易に復元できることを優先したいならば、改造も家電やバーベキューコンロの積載も必要ありません。
改造する場合でも、車検が通る範囲に留め大規模な改造は避けた方が賢明です。

限られた車内の居住性を確保するためには、どれだけ荷物とゴミを減らせるか、食器や調理器具・衣類・食料などをケースに分類整理するなど工夫して、より快適に過ごせる空間を広く作るかがポイントと考えます。
特に夏場の生ゴミは数時間で腐敗しますので、専用捨て場のあるオートキャンプ場以外の車中泊では禁物です。

車中泊の楽しみ方は千差万別ですから、マニュアル本などを真似てもなんら意味がないのです。
目的も車も考え方も百人いれば百とおりあって当然ですので、マニュアル本からヒントを得ながら、それぞれご自身のスタイルで楽しみましょう。


中高年からの車旅の楽しみ方は、「日帰り温泉巡り」「観光地巡り」「桜や紅葉を訪ねる旅」「お祭り巡り」「花の百名山ハイク」 「札所巡礼」「パワースポット巡り」「海釣り」などの他、子や孫と楽しむファミリーオートキャンプや目的を持たない旅など様々です。

東北4大祭りのように全国的に有名なお祭りの期間中は、一年前から予約しようとしても個人では宿が取れないと諦めている方が多いのではないでしょうか。
大手旅行代理店や旅行会社が企画するツアーのために先行予約をするからで、ホテルや旅館も優先的に受け入れますので、空室があっても個人からの予約を受けないホテルや旅館もあるそうです。

こうしたことからお祭り見物がきっかけで車中泊をはじめられた方がたくさんいます。
会場から2~3駅ほど離れた道の駅や日帰り温泉施設などを利用して、電車やバスで会場を往復することで自由に旅が組み立てられるからです。

「ねぶた(青森県)」、「竿燈(秋田県)」、「西馬音内盆踊り(秋田県)」、「仙台七夕祭(宮城県)」、「山形花笠祭り(山形県)」、「おわら風の盆(富山県)、「郡上八幡盆踊り(岐阜県)」、「祇園祭(京都府)」、「だんじり祭(大阪府)」、「阿波踊り(徳島県)」、「よさこい祭り(高地県)」、「博多祇園山笠(福岡県)」、「長崎くんち(長崎県)」など一度は見てみたいですね。

東北四大祭りの「ねぶた(青森県)」、「竿燈(秋田県)」、「仙台七夕祭(宮城県)」、「山形花笠祭り(山形県)」は開催期間が集中していますので、4泊5日の旅程なら日帰り温泉を楽しみながら全て見ることができそうですし、メジャーでない地方のお祭りを訪ねる旅も面白そうです。

道の駅や日帰り温泉施設などインフラの整備がされつつありますので、車中泊による車旅の可能性や範囲はさらに拡がるものと思われます。
一部の道の駅では、車中泊できる駐車スペースを設けて集客に効果を挙げているところもありますし、地域の道の駅協議会が社会実験として専用スペースに炊事場などを整備したうえで利用者から一定金額を徴収して車中泊のあり方の検討を進めています
また、オートキャンプ場でも直火を使わない車中泊専用の区画を設けてキャンパーとの区別化で集客に成功するなど、車中泊を歓迎する動きも拡がりつつあります。

現在市販されているミニバンやステーションワゴンの荷室の長さは一部を除けば160~165㎝ですが、運転席と助手席を一番前に動かすことによってようやく180㎝が確保できています。
また、2列目・3列目を倒しても完全なフラットにはならず凹凸ができます。

車中泊ブームの拡がりによって運転席と助手席を動かさなくても180㎝以上の長さとほぼ平らになる荷室を備えた新車が市場に登場するのは時間の問題のように思います。
ミニバンやステーションワゴンでの車中泊の旅が今後ますます面白くなりそうです。








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