Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



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政府分科会「急速な感染拡大の可能性も」緊急提言

2020年11月10日 | 新型コロナウイルス
国内の新たな感染者は782人、感染者の累計は10万9995人
国内では9日、新たに782人の感染が確認され、国内の感染者は10万9283人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は10万9995人になりました。
また、新たに確認された死亡者は12人で、死亡者の累計は1849人になりました。
北海道の新規感染者200人は過去最多を更新し初めて200人台になりました。

都内の新たな感染者は157人、感染者の累計は3万2767人
東京都では9日、新たに157人の感染が確認され、都内の感染者の累計は3万2767人となりました。
このうち、10歳未満から30代が70人で全体のおよそ45%を占めていますが、重症化しやすい60代以上の感染者はおよそ20%の32人です。
また、経路不明の感染者は69人でおよそ44%です。
なお、新たに確認された死亡者は1人で、死亡者の累計は462人になりました。

これは、あくまでもPCR検査を受けることができた患者のみの数値です。
リンクを追えない新たな感染者が5割を超えていますので、無症状や軽症のためPCR検査を受けていない「隠れ感染者」から感染したものとみられます。
病院や特別養護老人ホームでクラスターが発生しているほか、家庭内感染により重症化しやすい高齢者にじわじわ拡大しています。

新規感染者数の動向


患者と死亡者の動向

国内事例・空港検疫・チャーター便帰国者の合計


家庭内感染の割合が急増
家庭内感染の割合が急増している背景には、無症状の「隠れ感染者」が家庭に持ち込み家族に感染させていること、病院や療養宿泊施設を希望しない感染者が自宅療養中に家族に感染させていること、新規感染者の増加により、病院や療養宿泊施設の調整にあたる保健所などの業務が繁忙のため調整が遅れて、やむなく自宅待機している感染者が家族に感染させていることなどによります。
こうした状況では、水面下で急増している市中の感染拡大に歯止めをかけることは不可能で、医療体制の崩壊の引き金になります。

新型コロナ 政府分科会「急速な感染拡大の可能性も」緊急提言
新型コロナウイルス対策にあたる政府の分科会は、今月に入って北海道など各地で感染者が増加していることを受け、適切な対策を取らなければ急速な感染拡大に至る可能性が高いという認識を示す緊急提言を出しました。
クラスターの報告が相次ぐ接待を伴う飲食店や外国人のコミュニティーに対する対策や水際対策の強化などを求めています。

緊急提言では、最近の感染状況について、社会や経済の活動が徐々に戻る中、適切な対策が講じられなければ「急速な感染拡大に至る可能性が高い」と注意を促しています。
そのうえで、感染が増えるリスクが指摘されている冬場にも、社会や経済活動と感染対策を両立できるよう、一般の人たちや自治体や国などに求められる対策を示しました。

対策は5つあり、
▽「今までよりも踏み込んだクラスター対応」
▽「対話のある情報発信」
▽「店舗や職場などでの感染防止策の確実な実践」
▽「国際的な人の往来の再開に伴う取り組みの強化」
▽「感染対策検証のための遺伝子解析の推進」としています。

国内の感染状況



世界の感染者5061万人超え、死亡者は125万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間10日午前3時の時点で5061万3251人となりました。
また、死亡者は125万9245人となりました。

国別の感染者は、アメリカが999万5970人と最も多く、インドが855万3657人、ブラジルが566万4115人、フランスが183万5506人、ロシアが178万1997人などとなっています。
また、死亡者は、アメリカが23万7675人と最も多く、ブラジルが16万2397人、インドが12万6611人、メキシコが9万5027人、イギリスが4万9135人などとなっています。

主な国・地域の感染状況