Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



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感染急激に拡大-重症患者過去最多

2020年11月25日 | 新型コロナウイルス
国内の新たな感染者は1228人、感染者の累計は13万6558人
国内では24日、新たに1228人の感染が確認されました。
これで国内の感染者は13万5846人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は13万6558人になりました。
また、新たに確認された死亡者は19人で、死亡者の累計は2028人になりました。
重症患者は345人で過去最多となりました。

都内の新たな感染者は186人、感染者の累計は3万8197人
東京都では24日、新たに186人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は3万8197人となりました。
このうち、10歳未満から30代が100人で全体のおよそ54%を占めていますが、重症化しやすい60代以上の感染者はおよそ23%の43人です。
また、経路不明の感染者は102人でおよそ55%です。
なお、新たに確認された死亡者はなく、死亡者の累計は479人です。

これは、あくまでも保健所や医療機関などでPCR検査を受けることができた患者のみの数値で、民間の検査機関が行ったPCR検査の結果陽性と判定されても報告義務はなく含まれていません。検査数の少ない日曜日発表としては過去最多です。
リンクを追えない新たな感染者が5割前後で推移していますので、無症状や軽症のためPCR検査を受けていない「隠れ感染者」、民間の検査機関の陽性判定者の「隠れ陽性者」から感染したものとみられます。
病院や特別養護老人ホームでクラスターが発生しているほか、家庭内感染により重症化しやすい高齢者にじわじわ拡大しています。

Go Toキャンペーンが感染急拡大の引き金になっている
政府の需要喚起策である「Go Toトラベル」と「Go Toイート」によって、旅行関係業界や飲食業界が潤って倒産や廃業に歯止めがかかっていることに異論はありませんが、今月10日頃から新規感染者が急増し、その原因の一つがGo Toキャンペーンであることも事実です。
感染者が急増している札幌市はじめ都23区内や大阪市などでは、観光客や飲食客に感染が急激に広がり周辺に拡大しています。

感染防止と社会経済活動を両立さることは重要な施策ですが、感染防止策を軽視したままGo Toキャンペーンを進めた結果が今日の急拡大を招き、医療体制も各地でひっ迫しはじめています。
国民の生命と暮らしを守るため、都道府県知事に責任を押し付けることなく、政府の決断で早急にGo Toキャンペーンを停止し、感染防止徹底対策に舵を切り替えるような対策を講じて欲しいものです。

新規感染者数の動向


患者と死亡者の動向

国内事例・空港検疫・チャーター便帰国者の合計


家庭内感染の割合が急増
家庭内感染の割合が急増している背景には、無症状の「隠れ感染者」が家庭に持ち込み家族に感染させていること、病院や療養宿泊施設を希望しない感染者が自宅療養中に家族に感染させていること、新規感染者の増加により、病院や療養宿泊施設の調整にあたる保健所などの業務が繁忙のため調整が遅れて、やむなく自宅待機している感染者が家族に感染させていることなどによります。
こうした状況では、水面下で急増している市中の感染拡大に歯止めをかけることは不可能で、医療体制の崩壊の引き金になります。

国内の感染状況



世界の感染者5946万人超え、死亡者は140万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間25日午前3時の時点で5946万2304人となりました。
また、死亡者は140万2667人となりました。

国別の感染者は、アメリカが1244万8099人と最も多く、インドが917万7840人、ブラジルが608万7608人、フランスが219万5940人、ロシアが212万0836人などとなっています。
また、死亡者は、アメリカが25万8364人と最も多く、ブラジルが16万9485人、インドが13万4218人、メキシコが10万1926人、イギリスが5万5935人などとなっています。

主な国・地域の感染状況