2018.2.3
◾️釈迦如来倚像
調布市の古刹、深大寺。

境内の左手の釈迦堂



2017年3月に国宝指定を受けた釈迦如来像が収蔵されている。ガラス越しの展示だが、撮影禁止のため、寺の入り口の看板を撮影。

像高84cmの倚像(いぞう。両足をおろして座った形の像)。7世紀のいわゆる「白鳳仏」。
照明のせいか、実物はもっと金色に輝いているように見えた。
この日は、3月末までの特別展示ということで、釈迦像の向かって右側に香薬師如来像(注1)、そして左側に鶴林寺の聖観音菩薩像(注2)(いずれもレプリカ)が、脇侍のように並べて展示されていた。
白鳳仏の代表的な三像を、うち二つは複製とはいえ、見比べて拝観することができるのは、興味深い。
境内の至る所に、国宝指定を祝う張り紙・垂れ幕。



(東京都調布市深大寺元町5-15-1)
〈注1〉香薬師如来像
奈良の新薬師寺に所蔵されていた、白鳳時代の銅像。像高75cm。昭和18年に盗難に遭い、未発見。貴田正子著「香薬師像の右手」に詳しい経緯が記されている。
レプリカは新薬師寺に展示のものを含め3体あるそうだが、今回展示されているレプリカがどれかは、説明がなく不明。
写真は同寺のwebサイトに掲載されている。
〈注2〉聖観音菩薩像
兵庫県加古川市にある、鶴林寺の宝物館に展示されている白鳳仏。像高82cmの銅像。
写真は、同寺のwebサイトに掲載されている。
〈注3〉
関東の白鳳仏は他に、東京都国分寺市の武蔵国分寺跡資料館所蔵の「観音菩薩立像」(銅像)、東京都町田市の東雲寺所蔵の「誕生釈迦仏像(銅像)」がある。
◾️釈迦如来倚像
調布市の古刹、深大寺。

境内の左手の釈迦堂



2017年3月に国宝指定を受けた釈迦如来像が収蔵されている。ガラス越しの展示だが、撮影禁止のため、寺の入り口の看板を撮影。

像高84cmの倚像(いぞう。両足をおろして座った形の像)。7世紀のいわゆる「白鳳仏」。
照明のせいか、実物はもっと金色に輝いているように見えた。
この日は、3月末までの特別展示ということで、釈迦像の向かって右側に香薬師如来像(注1)、そして左側に鶴林寺の聖観音菩薩像(注2)(いずれもレプリカ)が、脇侍のように並べて展示されていた。
白鳳仏の代表的な三像を、うち二つは複製とはいえ、見比べて拝観することができるのは、興味深い。
境内の至る所に、国宝指定を祝う張り紙・垂れ幕。



(東京都調布市深大寺元町5-15-1)
〈注1〉香薬師如来像
奈良の新薬師寺に所蔵されていた、白鳳時代の銅像。像高75cm。昭和18年に盗難に遭い、未発見。貴田正子著「香薬師像の右手」に詳しい経緯が記されている。
レプリカは新薬師寺に展示のものを含め3体あるそうだが、今回展示されているレプリカがどれかは、説明がなく不明。
写真は同寺のwebサイトに掲載されている。
〈注2〉聖観音菩薩像
兵庫県加古川市にある、鶴林寺の宝物館に展示されている白鳳仏。像高82cmの銅像。
写真は、同寺のwebサイトに掲載されている。
〈注3〉
関東の白鳳仏は他に、東京都国分寺市の武蔵国分寺跡資料館所蔵の「観音菩薩立像」(銅像)、東京都町田市の東雲寺所蔵の「誕生釈迦仏像(銅像)」がある。