古代の史跡を歩く(旧:多摩の史跡を歩く)

川崎麻生区、町田市や、他地域の史跡の記録です。

埼玉古墳群(その2)(埼玉県行田市 )

2015-09-23 22:01:54 | 日記
2015.9.21

◼︎埼玉古墳群(その1から続く)

⑥瓦塚古墳

6世紀前半~中頃の築、全長73mの形の良い前方後円墳。



⑦奥の山古墳

6世紀中頃~後半の築、全長66mの前方後円墳。



⑧中の山古墳

6世紀中頃~後半の築、全長70m。この古墳群で最後の前方後円墳。



⑨鉄砲山古墳

6世紀後半、全長109mの前方後円墳。
名の由来は、江戸時代に砲術練習場であったこと。



〈県立さきたま史跡の博物館〉
稲荷山古墳で発掘された国宝「金錯銘鉄剣」をはじめ、この古墳群の発掘物が多数展示されている。


国宝の鉄剣


他にも、群馬県の八幡観音塚古墳をはじめ全国数カ所で同笵鏡が出土している「画文帯環状乳神獣鏡(国宝)」など、多数の豪華な副葬品が展示されており、圧倒される。
入り口で買ったパンフ。(たしか200円)
各墳や出土品が分かりやすく、詳しく解説されている。


同じく入り口で買った鉄剣鉛筆。200円。


〈はにわの館〉
博物館の手前にある建物。はにわ作りが体験できる。


古墳群はかなり広大で、9墳と博物館の散策は徒歩で約3時間弱かかった。はにわの館で無料のレンタサイクルが借りられたようで、はじめにここで自転車を借りて散策すれば時間短縮できたかも。

(行田市埼玉4834)

◼︎忍城址(おしじょう あと)・行田市郷土博物館

15世紀末に築かれた城の復元。

美しい景観。

行田市郷土博物館が併設されている。
行田市北西部の酒巻古墳群で発掘された馬形埴輪等、市内の考古資料が展示されていた。
忍城は、映画にもなっている小説「のぼうの城」の舞台でもある。
(行田市本丸17-23)