水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

熊野那智大社-1 <和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山>

2016-07-01 | ├ 和歌山(ひとり旅)

 

和歌山その2。

熊野那智大社へ。

 

 

 

 

 

新宮から再びJRで移動です。

 

 

車窓からの眺めがまた素敵。

青い空と海がきれいです。

 

 

紀伊勝浦駅に到着!!

 

 

駅前には足湯なんかもある。

いいわね~

 

 

ここからは、バスで那智山へ向かいます。

 

 

 

勝浦駅前から、目指す那智山バス停(終点)までは片道620円ですが、
駅の前にあるバスターミナルで、勝浦駅―那智山の往復チケット(1000円)を購入できます。

メイン区間は乗り降り自由だし、小銭の用意も不要なので、
チケット買ったほうが断然お得ですよねー。

ちなみに、私は終点まで行きましたが、大門坂のバス停で降りる人が多かったです。

 

 

 

日本三大古道のひとつである熊野古道

その中でも大門坂(世界文化遺産)は、熊野詣で栄えた当時の面影を色濃く残す場所であり、
全長640メートルに渡って石段と杉並木が続いています。

かつて坂の到着地点に大きな門があったことから、大門坂と呼ばれているのだそう。

 

 

よくパンフなんかで見る、この場所が大門坂です。

私ももちろん歩いてみたかったのですが、
何しろ那智山での滞在時間は約1時間30分・・。

この時間内に、熊野那智大社・青岸渡寺・飛瀧神社を廻らなければなりません。

 

(クリックで拡大します)

 

が、観光案内マップによると、大門坂を含めた所要時間は、約2時間30分・・。

ということで、潔く大門坂をあきらめました。

 

 

30分ほどバスに揺られ、14:40頃に終点の那智山に到着。

 

 

バス停の目の前にある売店の北側から、参道へ向かいます。

 

 

前方には、467段もの石段がつづく表参道が・・。

暑いけど気合い入れて行くぞー。

 

 

 

 

老いも若きも頑張って上り下り。

なんか、思ったよりラクかもしんない。

 

 

 

ひたすら登っていくと、参道左手に実方院跡(県指定史跡)がありました。

熊野御幸(熊野行幸)の際に、上皇や法皇の御宿所となったところの跡地です。

 

 

上皇・法王・女院による熊野御幸は、
白河上皇(34回)や、後鳥羽上皇(28回)など、計百数十回にも及んでいます。

また、庶民による熊野詣は「蟻の熊野詣」と言われるほどの賑わいを見せたそうです。

そんな往時を思い浮かべつつ、
一息つきがてら景色を楽しみました。

 

 

 

 

お土産やさんがずらっと。

 

 

年配の方々がとても多いですが、ほんとみなさん健脚ですね。

 

 

 

 

参道右手にある観音堂

 

 

 

 

 

はい、到着。
この石段を上がると、熊野那智大社(世界遺産)です。

って、時計を見ると、もう15:00じゃないかー( ̄□ ̄;)!!

しまった。参道入り口一の鳥居までのんびりし過ぎて20分もかけてしまった・・。
(本来、移動だけなら5分かかりません。)

先を急ごう。

 

 

一の鳥居。

 

 

 

 

那智山熊野権現と書かれた扁額。

 

 

熊野は天台宗系修験道の霊山だったので、かなり習合色が濃いです。

 

 

兒宮

 

 

同じく修験道場(真言宗&天台宗)だった戸隠なんかもそうだけど、
やっぱ山岳系の神社って好きだわぁ・・。

古くからの自然崇拝の形である山岳信仰そのものが好きだし、
それをベースに発達した修験道にも、なにやら惹かれるし。

そういえば昔から、海より山が好きだった。

(※登山という行為が好きなのではなく、山の空気や景色や雰囲気が好き。)

 

 

 

その2へつづく・・。

 

 

 

 

 


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