水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

第5回神社検定<弐級>を受けてみた。

2016-07-31 | 神社検定

 

去る6月26日に行われた第5回神社検定にて、

2級の試験を受けてまいりました。

 

 

 

 

 

いつか受けてみたいなーと漠然と思っていた神社検定。

神社検定は、正式名称を「神道文化検定」と言います。

 

神社本庁が監修、一般財団法人日本文化興隆財団の主催で行われるもので、

国家資格などではなく、完全趣味の検定です。

級は1~3級まであり、1級については2級合格者のみが受験できるとのこと。

 


愛知県の会場:名古屋文化短期大学) 

 

2級か3級かどっちを受けようか考えたのですが、

3級の内容をみたら、神社の知識(社殿の造りや参拝作法、主な神社について等)という、

比較的易しい内容だったので、

そちらはやめて、2級にチャレンジすることにしました。

 

合格基準は70点以上で、(100点満点中)

過去の情報をみると、2級の合格率は30%前後。

平均点は60点前後のようです。

(合格率70%の3級に比べると、難易度は一気にupしますね。)

 

 

そんなわけで、

2級用の公式テキストを買ってみました。

厚さ1・5センチぐらいある、結構分厚いテキストが4冊です。

 

要は、これを8~9割覚えりゃいいのよね。

よし。

 

勉強なんていつ以来よ?と思いつつも、

ワクワクしながらテキストを開いてみる。

 

 

ここから試験内容の6割が出題されるという、『神社のいろは続』。

縄文時代から近代まで、みーっちり書かれています。

 

神社・神道とは、日本の歴史の根底に深くかかわるもの(というか日本史そのもの)だと言うことを、

改めて感じさせてくれる目次です。

 

 

あぁ、中身濃いわー・・

日本史と向き合うなんて、何十年ぶりかしら。

学生以来よ。

 

 

なんだか懐かしい文字が並んでるわねーなんてしみじみ思いながら、

家事・仕事の合間に勉強すること1か月。

神社漬けの日々でした。

 

 

二十二社や名神大社、勅祭社の数々を覚えるのは、結構楽しかったな。

(実際に出題されたのが二十二社だけだったのは残念だけど・・。)

神社そのものの話(祭神、由緒、祭祀など)は、言わずもがな。

歴史もいいけど、やはり神社を思い浮かべながら学ぶのが一番楽しいです。

 

 

様々な中世神道説、国学史、近世における神道組織の流れなどは

覚えるのが結構大変だったけど、

神道説と国学は今回の試験で結構出てたから、時間割いて良かったよ。

 

 

そんなわけで6月は空き時間にずっとこれをやってたので、

ブログの更新がぜんぜん出来なかったのでした。(´-ω-`)

 

でもほんと、好きなことって苦にならないんだねー。

覚えるのは大変だったけど、

勉強してて楽しくてしょうがなかったってところは、

学生時代との大きな違いです。

 

 

合否の通知は8月なのでずいぶん先の話になりますが、

試験の翌日には解答速報が公式サイトに載ってました。

自己採点したら80点あったので、合格できてる事を期待する。(☆ω☆)

 

 

 

もともとは、

「ちゃんとした知識を身につけたい」「神社めぐりをもっと深みのあるものにしたい」

という気持ちから興味を持った神社検定ですが、

蓋をあけてみたら、そこには考えていた以上に重みのあるものが積み重なってました。

 

 

過去から続く祭祀の歴史とその変遷は、そのまま日本の歴史であり、

人々の心そのものです。

検定の勉強を通じて、その部分に改めて触れられたことが、

今回、一番の収穫だったかなあとおもいます。

 

 

もし2級受かってたら次は1級・・と言いたいところですが、

どうやら1級はさらに専門分野の掘り下げ的な勉強になるようなので、そこまではいいかなー。

てことで、1級は受けません。(;^ω^)

勉強は楽しかったけど、同時に大変なものであったのも確かなので。

 

 

8月には、合格の絵馬が届きますよーに♪

 

(追記:後日、無事に絵馬がやってきました^^)

 

 

 

 


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