水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

吉備津彦神社-3

2020-08-25 | ├ 岡山(ひとり旅)

 

吉備津彦神社ラスト。

 

 

 

 

 

 

本拝殿域の左手(南)の末社へは、
こちらの注連柱から行けますが、
隣接する赤い鳥居からも同様に入っていけます。

 

 

うーん、悩ましいところだけど、
ここは帰りに通るとして、

 

 

行きはこっちからにしよう♪

 

 

稲荷神社の鳥居

 

 

 

鳥居を抜けると、末社エリアです。

 

 

 

温羅神社
(御祭神:温羅の和魂)

 

 

しばし、御前で手を合わせる。

ようやくお会いできました。

 

 

和魂はこうして祀られているけど、
荒魂は見当たらない。

荒ぶる魂を鎮め祀った結果が、この和魂なのか、
それとも、吉備に繁栄をもたらした吉備冠者の温羅を讃え、
その功績を和魂として祀ったのか・・。

 

まあ、温羅さんの怨霊を鎮めるのは、
お隣の吉備津神社で大々的にやってるから、
ここではその必要はないって事なのかな?

 

 

今はもう、心穏やかに坐しておられますように。

 

 

 

温羅神社のおとなり、向かって右から、

十柱神社
(御祭神:吉備海部直祖 山田日芸丸 和田叔奈麿 針間字自可直  
 
夜目山主 栗坂富玉臣 忍海直祖 片岡健命 八枝麿 夜目丸)

 

 

栗坂富玉臣は、栗坂村の留玉臣。前記事のとおり桃太郎の従者キジ。

夜目山主命(父)・夜目丸命(子)も、同様に従者(元は温羅の家臣)。

和田叔奈麿は、吉備津彦軍の地元協力者。

針間字自可直は、彦狹嶋命(孝霊天皇の皇子)の子孫である播磨の針間宇自可臣(牛鹿臣)

などなど・・。
温羅さん包囲網は、死後もカンペキなかんじですか。

いや、ここはせめて仲良く並んで御鎮座と思いたいところ・・。

 

 

牛馬神社
(御祭神:保食神)

 

 

祖霊社
(御祭神:当神社社家の祖霊)

 

 

裏手には、こんなものがありました。

阿曽媛(温羅の妻)の釜がモチーフなのかな?

 

 

さらに奥へ。

 

 

 

正面は稲荷神社
(御祭神:倉稲魂命)

 

 

手前、左側にト方神社
(御祭神:輝武命、火星照命)
 ※旧岡山藩主の祖、池田信輝公と池田輝政公の霊神

 

 

実は境内北側にも末社エリアがあったのですが、
うっかり参拝し忘れたという・・

なので、ご紹介だけ。

 

摂社 子安神社
(御祭神:伊邪那岐命、伊邪那美命、木花佐久夜姫命、玉依姫命)

末社七社。

下宮(御祭神:倭比賣命)
伊勢宮(御祭神:天照大神)
幸神社(御祭神:猿田彦命)
鯉喰神社(御祭神:楽々森彦命荒魂)
矢喰神社(御祭神:吉備津彦命御矢(矢喰明神))
坂樹神社(御祭神:句句廼馳神)
祓神社(御祭神:祓戸神) 

天満宮
(御祭神:菅原道真公)

 

 

 

帰りがけに授与所へ寄ったら、
とっても可愛い白桃みくじがありました。

こういうの、弱いんだよなあー

でもおみくじは年一度と決めているので、
眺めるだけ(笑)。

 

 

 

最後に、吉備津彦命さんと温羅さんに御礼を言って、
神社をあとにします。

またお会いできる日を楽しみに・・。

 

 

帰りは、北の大鳥居から。

 

 

ここから徒歩およそ20分の、吉備津神社へと向かいます。

 

 

 


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