水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

伊勢 2 豊受大神宮(外宮)-1 <三重県伊勢市豊川町>

2015-10-30 | ├ 三重(ひとり旅)

 

つづいて、伊勢神宮(外宮)へ。

 

 

 

 

 

外宮参道は人が多くてとても賑やか。

入りたくなるようなお店がいっぱいだし。

本当はこの辺りでランチするつもりだったけど、時間が取れなかったんでまた次回。

今度はゆっくり参道を歩いてみよう。

 

 

 

伊勢国一の宮

式内社 豊受大神宮(外宮)

月夜見宮から徒歩5分程度でつきました。

 

 

じつは今回の伊勢旅は、ほとんど事前に下調べをせず出発しています。

とりあえずメインの御祭神くらいしか知らないという状態。

 

 

話に聞くとどうやら各所にいわゆるパワスポやらその他ポイントがあるようなので、

パワスポという言葉が好きではない自分は、
あえてそういった先入観を抜きにして、純粋な気持ちで境内を回ってみたかったのです。

 

 

 

 

火除橋」を渡って境内へ。

 

 

 

手水舎

ひっきりなしに人がやって来るので、人波が切れた一瞬を狙って写真を撮りますが・・

 

 

実際は人いっぱいでした。

 

 

 

一の鳥居

 

 

こちら側から鳥居を眺めるのが大好きです。

 

 

二の鳥居

風の強いなか表参道を歩くと、
いたる所で木々が風に揺れて、ざぁーっという音が境内に響きます。

それが何とも心地よく、また清々しくもあり。

やっぱりお伊勢さんは凄いね。神域に邪が入る隙など有りやしないってかんじ。

 

 

 

 

九丈殿(摂社・末社・所管社の祀りを行う場所)、五丈殿(雨天に御祓いなどをを行う場所)

 

 

 

 

式年遷宮のための御敷地

次回の遷宮の際に正宮が建てられる場所で、「古殿地」とも称されます。

 

 

 

正宮

 

 

主祭神:豊受大御神

相殿神:御伴神三座

東に一座、西に二座を祀る。

もしくは、天津彦彦火瓊瓊杵尊、天児屋根命、太玉命の三座とも。

創建は804年以前。

 

 

正面に蕃塀があります。

 

 

写真はここまでなので、この場所で記念撮影している人多し。

 

 

正面で手を合わせたあと、両脇からしばらく玉垣内を眺めていましたが、
その存在感と神々しさを目の当たりにすると、全身が一気に清められていくような気がしました。

い敷地に大きな本殿というシチュエーションが、それを一層高めてくれるんでしょうか。

 

 

大きな寺院や大きな像。

昔の人がことさら大きなものを造り崇め奉った気持ちも分かるような気がします。

この清浄感って他ではちょっと味わえません。

五重の御垣に守られた正殿に思いを馳せながら、
木々のざわめきと風の匂いを感じ、しばし目を閉じておりました。

 

 

観光客が多く、賑わっている有名神社は数多くありますが、
ともすれば「観光地」になってしまい、神聖さが見え辛くなっている場合も・・。

けれど、お伊勢さんは違います。

どれほど人で溢れていても、神域はおごそかであり、清浄に保たれています。

 

 

他のどの神社とも似ていない。
やはり伊勢神宮は凄いなあと改めて思わされる。

『神社』とは、神さんが降臨なさる場所。

そして、

古来からある『神宮』は、神さんが常駐してらっしゃる場所。

確かにそうだよなぁと肌で感じました。

 

 

 

ふと見ると、なにやら定期的に人だかりが出来る場所が。

 

 

多くの人が注連縄の中にぐいっと手を入れ、石の真上にかざしていました。

隣の女性に聞いてみると、石の上に手をかざすと温もりを感じるということで有名なのだとか。

ああ、いわゆるパワスポなのね・・。

 

 

注連縄の内側に手を入れる、という行為をしたくなかったのでやりませんでしたが、
確かにパワスポと言われるだけあって、
石を起点とした空気の流れが噴水のように外へ広がっている感じ。

おそらく手を出さなくても感じる人は感じるかと。

 

 

後で調べたところこれは三つ石(正式には「川原祓所」)と言い、
式年遷宮の時にお祓いをする場所でした。

伊勢神宮の神宮祭主や奉仕員を祓い清めるところであり、要は穢れを祓う場所。

ということは、安易に注連縄ん中に手を突っ込むような場所ではないわなー・・。

そもそも、感じたからって何がもらえる訳でもないと思うんだけど。

注連縄のある所=『パワスポ』・『ご利益』 だけじゃなくて、
まずは『神聖な場所』である事を思い浮かべてほしいなあと思いました。

 

 

その②へつづく・・。

 

 

 


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