名古屋市内めぐり 続き。
瑞穂区に鎮座する神社をいくつか参拝してきました。
まずは平郷町。
最寄りの駅は、地下鉄の瑞穂区役所駅になります。
白龍さんがいらっしゃるということで、
お邪魔してみました。
入っていきなり、素敵なムクノキが。
ネジネジしてる。
着いて早々、長居しちゃう予感しかしないw
鳥居正面に鎮座しているのが、
龍さんのおられるところ。
龍神社
御祭神:黒龍王、白龍姫大神
龍神社を背後(境内内側)から見たところ。
このカヤノキの根本というか、前面に、
社殿が位置しております。
「社頭 → 鳥居 → 龍神社 → 拝殿/本殿」
という配置になっていまして、
境内に入るなり、真正面に境内社、そしてその奥が本殿という、
とても珍しいレイアウトなのです。
舞殿や拝殿、それから愛知特有の蕃塀など以外に、
本殿前にどーんと立ちふさがっている建築物なんて、
そうそう無いと思うんだけど。
どう考えても、
このご神木が、本殿より上位な気がする・・。
それにしてもすごい傾斜ですが、
伊勢湾台風で被害を受けて大きく傾いたのだとか。
幹肌には御神体が現れ、
これに触れた手で病の箇所を撫でると、病気が治ると言われているそうです。
倒れてもなお、こんなに青々と緑葉をたたえ、
元気いっぱいなカヤノキ。
すごいなあ・・。
拝殿
しかしまぁ・・なんて素敵な神社でしょう。
こんな場所が市内にあったとは。
強さと清浄さが群を抜いているというか、
ものの数分で充電完了できてしまう凄さ。
居心地よすぎて寝てしまいそう。
御祭神:大伴武日命、日本武尊
創建は1564年、
高田城主の村瀬浄心が、熱田神宮摂社一之御前神社を勧請したことによるとされます。
熱田さんの一之御前神社は、「いちのみさき」。
対してこちらは「いちのごぜん」と称します。
そして、熱田さんの一之御前神社の御祭神は、
天照大神の荒魂。(※一説には日本武尊の荒魂)
当社は大伴武日命・日本武尊なので、
すこーし神さんが違うんですが、
熱田さんの場合、
本殿を挟んで東に鎮座する龍神社の御祭神が、大伴武日命で、
龍神社と一之御前神社は、江戸時代まで相殿だったらしく、
その後、各社が独立して境内に鎮座するに至りました。
という事は、江戸期までは、
一之御前神社に「大伴武日命・日本武尊」の二柱が一緒に祀られていたわけで、
熱田さんも、こちらの御祭神と同じということになりますね。
津島社(右)
秋葉社(左)
初っ端から素晴らしすぎて、
ここで完結してしまいたくなりましたが、
次の神社へと向かいます。
近いうちに必ずまたお邪魔しますね。