水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

奈良県 4 室生寺-2 <奈良県宇陀市室生>

2015-04-29 | ├ 奈良(ふらり旅)

 

室生寺つづき。

 

 

 

 

 

さらに石段を上がると現れるのが、
如意輪観音を本尊とする本堂灌頂堂)(鎌倉時代/国宝)です。

 

 

真言密教の最も大切な法儀である灌頂を行う堂であり、1308年の建立。

新緑がまぶしいです。

 

 

梵字が刻まれた石塔。苔の緑がきれい。

梵字ってすごく力あるよね。

 

 

立ち並ぶ石仏を通り過ぎ、さらに進みます。

 

 

あぁ・・またまた上りでございます。

そろそろ限界かも。

 

 

石段を上ると、五重塔(平安時代初期/国宝)。

高さ16メートル強で、800年ごろの建立。

 

 

屋外に立つ五重塔としては国内で最も小さく、また法隆寺の五重塔に次ぐ古塔。

檜皮葺の屋根や丹塗りの組物が落ち着きのある美しさを放っています。

 

 

 

奥の院御影堂へはさらに400段近い石段を上ることになるため、
時間の都合もあって、ここまでで終了。

 

 

健脚な父はぜんぜん平気でしたが、ことさら坂がダメなわたしはちょっと無理です・・(;ω;*)

けっこう段差のある石段なので皆さん慎重に降りていました。

高齢の方なんかだと、かなりキツいかもね。

 

 

それにしても、境内は広いし見どころ多すぎて回りきれないし、
“ちょっと寄ってみようか”程度じゃぜったいムリなところだわ。

 

 

滞在に1時間をあてていましたが、全部まわろうと思ったら最低でも2時間は必要ですね。

 

 

これは、境内入口に飾ってあった五重塔。

見事な刺繍に見入ってしまいました。

 

 

橋をわたって帰ります。

 

 

 

 

門前にはお店がいっぱい。

 

 

どうやら蓬もちが名物のようです。

とても美味しかったです。ごちそうさまでした。

 

 

石楠花。

どこかのお宅の敷地内に咲いてました。きれいだな。

 

 

帰りは、室生寺バス停から室生口大野駅まで、バスに乗って帰ります。

(こっちは、駅~室生寺の降り場)

 

 

こちらが駅へ行くバスの乗り場です。

 

 

本数が少ないので結構な人数が並びます。

 

 

バスに揺られながら時間をみると、帰りの電車まで少し余裕がある。

そこで、終点の手前で降りて宇陀川岸にある弥勒磨崖仏を見ることにしました。

 

 

 

大野寺バス停で降りると、すぐ目の前です。

 

 

約30メートルの巨岩に刻まれた11.5メートルもの高さの磨崖仏。

弥勒如来を線刻してあります。

 

 

弥勒磨崖仏は光の加減でハッキリと見るのが難しいらしく、

この時もうっすら線が見える程度でした。

 

 

目の前にあるのは、枝垂桜の名所としても知られる大野寺です。

 

 

 

外から葉桜を拝む。

ずっと行きたかった神社にお邪魔できた幸せを噛みしめつつ
他愛もないお喋りで過ごす電車内。

たまにはこうして父と日帰り旅をするのもいいもんだなー。

 

寺社が目的の気ままな移動とはまた違った、

のんびり楽しい、奈良二人旅となりました。

 

 

 


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