水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

大矢田神社 1 楼門まで <岐阜県美濃市大矢田>

2015-09-09 | ├ 岐阜(ひとり旅)

 

ようやく忌明けとなりましたので、神社めぐり復活です。

 

雨続きの9月ですが、その合間を縫って訪れたのは岐阜県美濃市。

この日は市内に鎮座する2社へ行ってまいりました。

 

 

 

 

 

まずは、天王山の山麓に鎮座する大矢田神社(おやだ じんじゃ)へ。

 

 

ということで、ここはJR岐阜駅。

 

名古屋から大矢田神社への行き方としては、

 ・名古屋駅の名鉄バスセンターから高速バスで中有知下車

 ・(JR)名古屋 → 岐阜 → 美濃太田 →(長良川鉄道)松森または美濃市下車

など色々とありますが、
いずれも神社最寄りのバス停までは路線バスの本数が少なく時間が全く合いません。

 

なので、岐阜駅で降りて、岐阜バスに乗り大矢田神社前で下車 → そこから徒歩30分。

というルートで行ってきました。

 

 

久方ぶりの岐阜駅。

知らないうちにバスターミナルとか出来てる!

 

この⑫番乗り場から中濃庁舎行きに乗り、約70分。

岐阜市から関市を通って美濃市まで行きます。

 


(岐阜バスの車窓から)

 

美濃市内には、乗り合いタクシー(のりあいくん※要予約)というものがあって、
区間にもよりますが、300円でかなり走ってくれます。

ただし他の人が乗ってくる場合もあるので、所要時間が増える可能性もあり。

ほか、総合的に判断して往路にこれを利用するのはやめましたが、
条件さえ合えばとても便利な移動手段だとおもいます。

 

 

バスに揺られて停留所の名前を見ていくうちに思い出した・・。

そういえば数年前に一度このバスに乗ったことがあったわ。

そのときは、関市の武芸川地域にいた母方祖母傍系のルーツ探しで、
菩提寺である瑞安寺(春日局、京一条家ゆかりのお寺)へ伺うために利用したんだっけ。

 


(三輪神社 三輪という場所を通ったときに神社の姿が見えたので、車窓から必死に一枚。)

 

千年ほどさかのぼれる傍系の家系図を見せて下さるというので、
アポとってお邪魔して、お話を伺い家系図を写真に撮らせていただき、
帰りは御親切に住職さんが駅まで送って下さったという・・。ありがたや。

 

 

 

懐かしいなーなんて思いながら車窓の眺めを楽しんでいたら、あっという間に到着しました。

バス停「大矢田神社前」で下車。

「神社前」って言っても、ここから社頭まで 2.2キロあるんですけどね。

 

前方にみえる天王山(標高537.8メートル)に向かって北上です。

(この辺に社号標があったらしいが、確認するのをすっかり忘れていた・・)

 

 

 

久々の快晴で、気温も上昇。

カラっとした暑さなので、爽やかです。

 

 

 

民家が点在する道を、ひたすら直進します。

 

道中、対向車はたまーにやって来ましたが、天王山方面へ向かう車は皆無。

土曜だから参拝客もいるんじゃないかと思ってたけど、どうやらそうでもないらしい・・

やはり紅葉シーズンとは様子が違うのかな。

 

 

歩きだして20分ほどで、拝殿らしきもの発見。

 

 

と思ったら、大矢田神社の遥拝所および御旅所でした。

入母屋だけど開放型なのだわ。うふふ。

 

 

 

 

道の向かい側には斎田もあり、
そのとなりにある上切集会所には「参集殿」の看板も掲げられていました。

 

 

 

麓ちかくなってくるとこんな風景。

揚羽蝶やら黄蝶やらがあちこちに飛んでいて、花はきれいだし空は青いし、なんて素敵なのかしら。

 

人も車も通らない。

のんびりしてていいなー。

 

 

 

ほどなくして、大矢田神社の手前にある祖霊社に到着。

 

 

 

神社というよりお寺っぽい印象。

 

 

御野神社という社号碑も。

 

 

そして山深くなってきたところで、一の鳥居が見えてきました。

 

 

 

大矢田神社に到着です。

 

 

聞こえるのは小川のせせらぎとセミの声だけ。

人、いません(笑)。

 

神社ひとりじめな予感。

 

 

 

こういう光景をみると、時代の感覚とか一瞬分からなくなるな・・。

 

 

重厚な楼門です。

 

 

1723年再建。(市の重文)

桧皮葺の立派な建物で、両脇間には仁王像が安置されていました。

 

 

旧号 牛頭天王社

別当 天王山禅定寺

 

 

楼門まえの子取りチビさんがすごく可愛かった。

 

 

 

 

 

振り返るとこんなふう。

 

 

その②へつづく・・。

 

 

 


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