ウツウツ記

毎日の生活で感じたことを書いています。

「13人の刺客」

2010-09-29 08:50:28 | 映画
昨日はお付き合いで「13人の刺客」を見てきました。
久々の時代劇。久々の日本映画。
昨年の筒井君の「バラッド」以来?
あ~、「空気人形」以来かな?
お付き合いで行ったので、正直あまり期待していなかったのですが
面白かったですよ。
突っ込みどころ満載!という感じで。

お話しはひたひたと明治が迫っている江戸時代末期。
将軍の弟である明石藩主が、目茶苦茶な暴君で
次期大老の要職に就こうかという場面。
こいつが要職に就いたら大変なことになる、と藩主暗殺に挑む
13人の刺客の物語。

主君に背くという侍にあるまじき行為の基となる藩主の残虐さを示すためのシーンが
前半、続くのですが・・・
ん~、かなり・・・です。
うっ!となりますね。。
えぇ~、みたいな。
その想像できないような残虐さがあるからこそ、暗殺まで至る訳ですが。
たった13人で暗殺を企てるので
その作戦を練るシーンはよかったですね。
参勤交代中、どのルートで来るか、とか宿場町全部を買い取ってしまう発想とか。
様々な意見や不安が出る中で、リーダーの役所さんが
キッパリと「この案で行く」と断言するところは、今現在の日本に欲しい姿だと思いましたね。
最後の暗殺シーンは、もう、アクションの連続。
ちゃんばら、なんて言えない感じです。
斬って斬って斬りまくる!
体力勝負という感じ。見ている方も。
あんなに斬りまくっているのに、まだ敵が湧いて出てくるってどうよ!という感じもありましたが。


徐々に集まってくる刺客の中では、とにかく伊原さんがカッコいい。
なんだかんだで太平な江戸時代、武士の生き方を模索していた役で
リーダーである役所さんが目立つ後ろで
ビシッと仕事をこなす感じが、なんともステキでした。
筒井君のドラマ「継続捜査班」でも一番カッコよかったしなぁ~。
久方ぶりに拝見した感じの松方弘樹さん、
過酷な山登りシーンとか最後のアクションシーンとか、
正直心配して見ていたのですが、なんのなんの。
考えてみれば、大カジキを釣り上げる方だった訳で余計な心配でしたね。失礼しました。
役所さんは、本当に今の日本に欲しいようなリーダーで
いつもCMでは迷ってばかりだったので、それを思い出すとおかしくなってしまいました。
刺客に最後に加わる伊勢谷さんとか、宿場町の岸部一徳さんとかの
思わずアレ?エッ?エェェ~!アハハ!というシーンもあって
本当に娯楽大作という映画でした。
いつもは暗~い映画ばかり見ているので
たまにはこういう作品を大画面で見るのもいいな、と感じた一日でした。
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