角田光代さんの「三月の招待状」を読んだ。
角田さんの作品は好きなものが多いのだけれど、
これは読み進めるうちに何だかイライラしてきた。
物語はライターをしている充留に、
大学時代の友人である沢野井正道と裕美子夫婦の離婚披露宴の
招待状が届くところから始まる。
離婚披露宴には同じく大学の友人で主婦の麻美、
かつて流星のごとく作家としてデビューをし、現在は何をしているかわからない
宇田男らが集まる。 . . . 本文を読む
今日は「人生に乾杯」を観てきました。
ハンガリーの老夫婦が銀行強盗をする映画。
そう言えば、ハンガリー映画は初めてかも。
年金だけでは全然生活していけない老夫婦。
二人が出合ったのは、まだ共産主義国家の時代で
家宅捜索にあった家に隠れていた娘を内緒で軍から守ってくれたのが夫。
なのに、今では家賃も滞納して、腰も痛めて
二人には輝かしい明日が見えない。
ある日、強制執行で夫が大事にしている本が売ら . . . 本文を読む
行ってきました!!
「12人の怒れる男」@シアターコクーン。
びっくりするほど寒かった東京。
トレンチを着こんでシアターコクーンへ行きました。
劇場前にはお洒落な大人の人達の列が出来ていました。
私の座席はベンチシートY列。
Y列って謎でしたが(なんとなく後ろの感じ・・)と思っていたら
今回も最前列!!
しかも舞台を囲むベンチシートの中では、
正面にあたり、しかもしかも筒井君がばっちり見える席~ . . . 本文を読む
人を待つ間、林真理子の「私のスフレ」を読んだ。
林さんは人気のある作家だけれど、
どうも私は小説はあまり好きではない。
けれど、エッセイは面白いと思っている。
これは林さんの中学~高校時代について書かれたエッセイ。
こんな赤裸々に書いていいのか?と心配してしまうぐらい
正直に思春期の女子について書いておられる。
思春期、林さんは相当にふくよかだったらしい。
なおかつ、汚くてだらしなかったと書いて . . . 本文を読む
昨日のドラマ・サザエさん。
筒井君がマス夫さん役で出ているので、見ました~。
う~ん、筒井君が出ていなかったら見なかったのか??
多分、見なかったでしょうね。
でも、見てよかったなと思いましたよ。
筒井君のマス夫さんは後でコメントするとして。
鶴ちゃんの波平さん!!
面白すぎでした。
「キューッ!!」と叫んでぶっ倒れるシーンとか、最高。
あまりにスタイルのよい、美しすぎるサザエさんにいま一つ乗れ . . . 本文を読む
昨日は地元であったおすぎさんのシネマトークショーに
行って来ました。
1時間、立ちっぱなしで楽しくお話しして下さった姿には
礼儀正しい大人を感じました。
真っ赤なカシミアらしきセーターにジーンズ、
足元はブーツインで、手元はキラキラ。
とても65歳には見えない!!
結婚前にはおすぎさんの実家近くに住んでいて
京浜急行の古びた普通電車しか止まらない駅のホームで
何度か見かけました。
あれはまだ、ラジ . . . 本文を読む
先週は娘が帰省していたので、ジムもブログもお休みになってしまった。
このままジムから遠のきたい気持ちを抑え、
本日はヨガを受けてきました。
久しぶりに体を伸ばすと、あちこちの筋が悲鳴をあげまくり・・
くたくたになったのでした。
さて、先日読んだのは「仮想儀礼」(篠田節子)
上下組みの厚い本ですが、メチャクチャ面白かったです。
ちょこっと文章に自信のあった都庁職員の鈴木は
出版社社員の矢口に乗せ . . . 本文を読む
帰省中(遅い夏休み!)の娘と一緒に
「僕の初恋を君に捧ぐ」を観た。
岡田将生ファンの娘は納得だった様子だけれど、
私は何とも退屈~
やっぱり世代的に無理なチョイスだったんだなぁ、と実感した。
何と言うか、女の子の夢満載の映画だった。
小さい頃に知り合った男の子は、一途に自分を好きでいてくれて
カッコよくて頭がよくて。
おまけに自分を好きでいてくれる気持ちを隠そうともしない。
心臓病で激しい運動をず . . . 本文を読む